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福島県大玉村のマチュピチュ資料館

リターンの一つにも入っている、10月に福島で行うイベント「ペーニャ」の下見と打ち合わせで
福島に行ってきました。
写真の右端が、ニットデザイナーであり、ペーニャ主催者のL’ANIT高橋さん。
この2日間、すごい距離を運転して色々連れて回ってくださいました。
ペーニャの会場は川俣町なのですが、ペルーのマチュピチュの麓にある村、通称「マチュピチュ村」と友好都市になっている大玉村にも足をのばしてきました。
実は、マチュピチュ村の初代村長は、日本からの移民だった「野内与吉」さんという方でした。
大玉村出身だった野内さんは、今から約100年前、マチュピチュ遺跡が発見されて間もない頃、
ペルーへ渡り、まだマチュピチュ村では電気も水も家庭にひかれていなかった時代に、
水力を使った発電や、川をせき止めダムをつくるなどし、
村の人々の生活の発展に大きく貢献しました。
今や観光スポットになっているマチュピチュ村ですが、
村で最初のホテルを開業し、1F部分を交番や郵便局に無償で貸し出したりと、
私欲ではなく、地域の人々のために尽し、村の人達からも慕われていたそうです。
そんな野内さんのことが、日本ではほとんど知られておらず、
孫にあたる野内セサル良郎さんが
野内さんの出身地である大玉村に、今年5月に資料館をオープンしました。
https://oscar-nouchi-yokichi.wixsite.com/memorial-museum
今回偶然にもお会いできて、
与吉さんのことから、最近のペルーのこと、日本とのつながりなどゆっくりお話をうかがわせていただきました。
「与吉さんのように、私欲ではなく、回りのために尽力することの大切さを伝えたい」という良郎さんの思いが
ひしひしと伝わってきて、改めて私自身も、ペルーとの出会いに感謝し、恩返ししていけたらと思いました。