保護猫カフェ「ネコリパブリック」のチャレンジ!ネコ市ネコ座「ネコ祭り」プロジェクト

保護猫カフェ「ネコリパブリック」のチャレンジ!ネコ市ネコ座「ネコ祭り」プロジェクト

今日のネコ活:ネコリパの元副大統領「コジロー」のお話


プロジェクトオーナーの あさかです! 本日のネコ活は、元副大統領「コジロー」のお話。 ーーー コジローは、一匹飼いで、若いお姉さんに飼われていた猫でした。 とっても可愛がって育てられていたらしく、本当に人間大好き。甘えん坊な男の子です。 どうして、ネコリパにくることになったかというと、悲しいことに、飼い主のお姉さん、ある日突然重度のネコアレルギーが発症してしまい、それでもコジローと離れたくなくてしばらく飼っていたのですが、呼吸困難や、アレルギー皮膚炎まで起きてしまい、どうしてもコジローとの生活を継続できなくなってしまったのでした。 で、責任をもって新しい飼い主を探してくれる、ネコのために快適なスペースを用意しているネコリパなら安心して預けられる、、という理由で、コジローを連れてきてくれたのでした。 初めてやってきたコジロー。 つやつやの黒い毛並みに、綺麗な白いソックスを履いている柄、そしてスリムで、足が長く、ハンサムボーイそのもの! なんかペンギンっぽいのです。 そのハンサムな容姿に、ネコリパスタッフの心わしづかみ状態でした。 甘えん坊なコジローは、スタッフやお客様に、いつでもだっこを強要。 そしていつでも話題の中心にいたいのか、スタッフミーティングをネコ部屋でやるときは、みんないつも、和室で輪になってミーティングするのですが、その輪の中心に座り、ミーティングに参加したりする子でした。 運動神経も、ネコリパの中で一番良くて、ネコハンモックがネコリパにあるのですが、バランス感覚がないと、そこでくつろぐことができないんです。 そもそも、運動神経がないとそのハンモックにジャンプしてのることもできないという高度な遊具?があるのですが、それを難なく使いこなし、コジロー専用ベットみたいになっていたりしました。 首相のわたくしがネコリパでお布団ひいて泊まるときは、お腹の上で寝ていただいたり、腕枕をさせていただいたりして、常に優しく接してくれていました。 あ、あとテレビ取材の際は、テレビ局の方が要望する動きを見事に演じてくれました。 生放送でも、ひるむことなく、猫階段の使用方法や、アナウンサーさんへのアピールなど、もうプロの俳優ではないかしら、、というくらいのお仕事をしてくれたことを思い出します。。。 そんなこんなで、ネコリパへの貢献度もとっても高かったので、コジローも、ミミちゃんと同じように副大統領に任命し、ずーっとネコリパ猫としてネコリパ住民になってもらう予定だったのですが 自分よりアイドル性の高い猫(ミルク)が入ってきてから、コジローの性格が豹変したのです。。 今まで、唯一無二のアイドルとして君臨してきたのですが、ミルクというまだまだ子猫が入ってきたとたん、、ジェラシーという感情を持つようになったみたいです。 ジェラシーを感じはじめたコジローは、どんどん顔の表情が悪くなっていき(目つきが悪くなっていった)、更に、仲の良かった他の猫達にも攻撃をしたりするようになっちゃったのです。 可愛かったコジローが、どんどん、変わっていく。。。 やっぱりコジローは、常に誰かに見てもらいたい、そして可愛がってもらいたい、、と強く思っている猫ちゃんだったのだなあ、、としみじみ感じたのです。 コジローだけを見て、コジローだけに愛情をそそいでくれて、四六時中一緒にいてくれる、、そんな里親様があらわれたら、コジローを譲渡しようとスタッフと話し合いました。 そこから1ヶ月後くらいに、理想的な里親様が現れたのです。 おばあさんなのですが、ご家族と同居されていて昼間は一人でお家ですごされている方。 四六時中コジローと過ごしたい、、と申し出をいただきました。 恒例の、コジローとの最後の夜もよーく覚えています。(もちろんネコリパ泊) ちょっと遠いところへお婿に行?くので、滅多に会えなくなるな、、と思うだけで、寂しくなっちゃって、ひとりで涙ぽろぽろ流していると、コジローがやってきて、涙をなめてくれたのです。 泣いてんじゃないよ!俺は幸せになるんだよ! とコジローが言っているようでした。 卒業していったコジローは、毎日おばあさんにべったり甘えて可愛がってもらっているそうです。もう相当でれでれだそうです。 今度、ネコリパ新聞の取材に行かなきゃ。。。 コジロー専用のハンモック、、コジローがいなくなってから、まだ誰も使いこなせていません。 誰も使わないハンモックだけど、いつの日か、コジローを超える運動神経の子がやってきて使いこなしてくれることを信じて、ネコリパの2階には、ただのオブジェ化した状態で今も残っています。 コジローの独特の鳴き声を今でも覚えています。 ハンモックがゆれるたびコジローがいるような気がします。 ハンモックをみるたびに幸せなコジローが「にゃー」と泣く姿を思い出すのです。 ーーー 今後もこんなかんじのネコちゃんストーリーを紹介していきます! 岐阜ネコリパのfacebookページでも、お話や写真をお楽しみいただけるので、そちらもよろしければ。 ではまた (^・ω・^ ) ネコ市ネコ座 実行委員長 あさか
コメント