世界一と称される“肉職人”の店「ユーゴ・デノワイエ恵比寿」を復活させたい!
世界一と称される“肉職人”の店「ユーゴ・デノワイエ恵比寿」を復活させたい!
NHK「所さん!大変ですよ」で紹介されました。
先日、NHK「所さん!大変ですよ」という番組で、ユーゴ・デノワイエ氏と熊本県産山村の牧場と「あか牛」が紹介されました。
テーマは「お肉をめぐる大騒動、究極のお肉が登場!?」ということで、日本ではあまり聞きなれない「アニマルウェルフェア」についての特集でした。
ユーゴ・デノワイエ恵比寿では、このお肉を扱うのです!
「アニマルウェルフェア」とは「家畜の快適性に配慮した飼い方」をいいます。番組内の街頭インタビューでも「どうせ食べちゃうんだから一緒じゃない?意味あるの?」という声が多かったです。確かに・・・ですよね。
私たちもまだまだ勉強中ではありますが、海外では「アニマルウェルフェア」は日本よりもずっと市民の方々に浸透しており、きちんと理解されている基準であるとのこと。大手ファストフード店でもこの基準に則った材料を使うことを推進しているそうです。
そして、番組で取り上げられていたのは「2020年に開催される東京オリンピックの選手村で提供される肉の基準がアニマルウェルフェアに則ったものでなければならない」ということ。だから、大変だ!日本産のお肉が使えない!?というわけです。世界は進んでいますね。
そこで登場したのが、ユーゴ・デノワイエ氏。「幸せに育った牛は、人を幸せにする」とお話していました。
どういう意味かといいますと、アニマルウェルフェアで育てられた肉は結果として「美味しくなる」ということなのです。肉のPH値が低い方が「肉の香り、みずみずしさ、肉のうまみ成分」が失われず、品質が保たれるということは一般的にいわれていますが、そのPH値に「ストレス」が関係しているということなのです。要するに動物がストレスを受けるとPH値を下げるグリコーゲンが減少することから、数値があがってしまい、結果、私たちが口にする肉の品質も下がってしまうというわけです。
これを知るとユーゴがいっていた「幸せに育った牛は、人を幸せにする」という言葉もストンと腑に落ちると思いませんか。
そして、世界一の肉の目利きといわれるユーゴが認めたお肉が日本にもあるのです!
熊本県産山村の池山牧場で育てられる「あか牛」です。良質な牧草をいっぱい食べて、牛舎と放牧で適切に、大事に、そしてできる限りストレスの少ない環境で育てられている大切な牛です。
実は先週、そちらの牧場にもお邪魔してきました!ユーゴが認めた日本で唯一の牧場です。そのときの熱い話は後日、じっくり紹介させてください。
牧場の井俊介さんがお話してくれました。
「昔は放牧も珍しくなかったんですよ。昔ながらの飼い方がアニマルウェルフェアに合致しているんですね、だから決して難しいものでもかけ離れたものでもないんですよ」と。
時代が変わり、環境が変わり、考え方が変わる。ある程度は仕方のないことだと思いますが、アニマルウェルフェアは、これから先も守っていきたいこと、守るべきことを見直す良いきっかけの一つとなるかもしれません。
「命をいただく代わりに家畜の尊厳を大切にする」このポリシーを肝に銘じて、皆さまに良質の肉を提供できたらと思っています。
いよいよ、明日からクラウドファンディングがスタートします!
皆さま、どうぞご支援よろしくお願いいたします。