“ TOKYO DESIGNERS WEEK 2014”で「スーパーロボット展」を開催したい!

“ TOKYO DESIGNERS WEEK 2014”で「スーパーロボット展」を開催したい!

ロボット展のテーマの一つ!「身体拡張とファッション」としてのロボット!?

こんにちわ!

TOKYO DESIGNERS WEEKでスーパーロボット展を担当している安倍と申します。


前回に引き続き、スーパーロボット展の展示に参加頂ける方々を紹介させて頂きます。

 

今回のテーマは「身体拡張とファッション」をテーマにご紹介します。。


山口典子(アーティスト / デジタルスカラプター) 

一人目は、KEITAI GIRLパフォーマンスの「山口典子」さん。

私もまだ実物ではなく、写真やパフォーマンスの動画を見ているだけなのですが、、、、ざわざわ来ました。。。

キーパッドで覆われたKEITAI GIRLは、真っ白の顔に無表情。まるでロボットのようですが、人型であり、張り巡らされたキーパッド=肌に触れることでコミュニケーションをとることができる、と。キーパッドと言えばスマートフォンやガラパゴスケイタイなど、デジタルなコミュニケーションのためのインターフェースですが、それが肌ともなっています。


同じ「触れることで成り立つコミュニケーション」行為なのに、それによるコミュニケ―ションの内容、物理的、心理的距離など、様々に大きな差があるよな、と色々と考えさせられました。。。

山口典子さんご本人も、是非近くで見て、あわよくば触れるようにしたい、とお話ししました!

会場では、KEITAI GIRL3体が展示されます!

 


きゅんくん(ろ簿ティクスファッションクリエイター / モデル) 

続いて「きゅんくん」をご紹介します。

「ロボティクスファッションクリエイター」の肩書き通り、ファッションとしてロボットを取り入れた女性です。

きゅんくんは本気で実用的なロボットアームを取り入れ、ファッションとして成立させようとしています。「飾りの足」とは違います。

何万円もする機能先行でスタートしたウェアラブルデバイスが流行りだしている昨今で、秋葉原で購入したパーツを元に、原宿で纏われる新しいウェアラブルファッションが、大企業からではなく、一人のこの女性から生まれています。


exiii

最後にご紹介するのは、exiiiです。

 

ロボット義手、といえば簡単ですが、是非実物を見て頂きたい作品の一つです。

私が初めてexiiiの作品handiiiを知ったのはGugenというイベントでした。そのテーマは「未来のふつうを具現化する」。筋電義手、としてみれば以前から実現されてはいますが、調べてみると非常に高価で、外見は人間の肌の色を真似たものです。しかしhandiiiは、安価であり、色は白を始め、柄を選ぶことができます。個人的には鋼の錬●術師を想像してしまいますが、exiiiは世界中の手指を失った人に、腕の代わり以上の新しい選択肢を与えてくれる、そんな未来を具現化するのではないでしょうか。

exiiiのオフィスにお邪魔させて頂いたときは、見た目のデザインのカッコよさもそうですが、作られた背景や、使い心地などのプロダクトデザインとしてのこだわりのお話しなど、フォーラムの場で是非みなさんにもお話を聞いて頂きたいと思います!!


いかがでしたでしょうか?

「身体拡張とファッション」がテーマですが、私はこの方々にお会いするまで、サイボーグがロボコップやオートメイルなどの架空、未来的な話と思っていたのが、ぐんと近く、”すぐそこに来ていた”と気付きました。

生活を便利するために、今後、体に「ロボットアームをつけよう」「タッチパネルをつけよう」とする選択が当たり前にできるようになりかけています。

スーパーロボット展は、このように私たちの生活とロボットについて議論を投げかける様々なクリエイターの作品が並びます。

そして参加するクリエイターの方々とともに未来を考える「ロボットデザインフォーラム」を是非実現したいと思います。


皆様、展示、是非見に来てください!

そして、是非ロボットフォーラムを実現し、ロボットクリエイターはじめ、デザイナー、アーティスト、エンジニア、それを目指す学生など様々な人たちに集まってほしいと思います。

どうか、ご支援、ご協力のほど、宜しくお願い致します!!


スーパーロボット展 担当 安倍

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