社会復帰者用の衣類ブランドを立ち上げたい!
試作サンプルの作り方-その1
試作サンプルの作り方その 1 デザインから縫製準備まで
1絵型を書く…商品の具体的な絵を書き、デザイン・バランスを決める。
2パターンを引く…絵型上の切り替えや装飾など忠実に書くこの時絵型とイメージが変わらないように気を付けます。ここで縫い代も付けて左右両面をカットします。今回は在り型を使用しました。
3生地を裁断・・・この時しるしの代わりにノッチを切って裁ちます。切りびつけもしません。
4芯地貼りとアイロンワーク 芯貼りは大切な作業です。しわにならないように!アイロンで縫製準備も。
5洗濯表示のスタンプ
今回のリターン品のシャツブラウスのサンプルを試作します。

ブラジャー付シャツブラウス 絵型を書いてデザインを決める
【生地】
シャツブラウス・・・「SUMISENⓇ」の綿織物 色:ネイビー
ブラジャー・・・「SUMISENⓇ」のカットソー 色:ナチュラル
生地の裁断 ロータリーカッターと裁ちバサミを使用します。
パターンは縫い代が付いているので型通りにカットします。
ズレないようにウエイトを置いて、直線部分をカットする時はスチール定規でガイドしながらカットしていきます。小さなカーブは円の小さなロータリーカッターを使います。
この時しるしの代わりにノッチを切って裁ちます。切りびもしません。
芯貼りとアイロンワーク
芯は衿・カフスなどは全面に貼り、前立てなどは部分的に貼ります。
アイロンを使うのでこの時カフス・前立て・台衿などはアイロンで折って縫い易く準備します。
洗濯表示
染料インクで洗濯表示をスタンプします。
洋服に必ずついている白いペラペラのラベル
「家庭用品品質表示法」により表示する事が義務付けられています。
2016年12月1日から世界表示記号に変更になりました。
私は個人的にこのペラペラに弱く、かゆくて「イライラ」となってしまいます。
ある所で目にしたベビー服にハンコが押してありました。
赤ん坊の肌に優しいならきっと誰にも優しいと思い、肌に当たる可能性の有る物(例:Tシャツ・ブラウス・チュニックなど)にはこのハンコを採用する事にしました。
※例外もあります。
洗濯表示とは
洗濯時の注意事項・・・水洗いは可能か・乾燥方法・アイロンの温度などの取り扱い情報を提供します。
成分表示 この生地は指定外繊維(SUMISEN)50%・オーガニックコットン50%
社名・所在地・生産国・サイズ等
染色インクのスタンプを付けて、中心軸をずらさないよう注意しながら押していきます。
この後アイロンで定着させます。