彫刻になって、ハリウッドスターと共演しよう!〜吉田孝弥彫刻展〜
作品紹介③「DIE脱出」



作品紹介③
「DIE脱出」
制作年:2013年
素材:石粉粘土、軽量粘土、ダンボール、マグネット、ロッカー、蓄光塗料、アクリル絵具
サイズ:H160 W90 D50
大学2年次の学祭にて発表した作品。
1993年公開(僕が生まれた年!!!)シュワルツェネッガー主演「ラスト・アクション・ヒーロー」の主人公ジャック・スレイターをモデルに制作しました。
個人的に、シャワちゃん映画の中でもトップ3に入るくらい好きな作品です。

ラスト・アクション・ヒーロー
もう一つ、1996年公開シュワルツェネッガー主演「ジングル・オール・ザ・ウェイ」という映画があります。

ジングル・オール・ザ・ウェイ
その中に出てくる、クリスマス時期に売り切れ続出の大人気テレビヒーロー「ターボマン」のターボマン人形。

ターボマン人形

子供が手に持っているのがターボマン人形(ちなみに、息子役のジェイクロイド君はエピソード1のアナキン役。)
入手困難のターボマン人形を手に入れるべく、シュワちゃん演じる父親が奮闘する…という内容の作品です。
作品内のターボマン人形のサイズ感や、欲しい!!と思わせる映画内の高揚感を表現したくて、作った作品です。
彫刻の頭や手、ベルトのバックルがマグネットでパチッとくっつき、目が蓄光で光ります。
幼少期に、欲しいけど手に入らないから作ろう!!!という気持ちを込めて作りました。
作品ではこういった昔のもどかしい気持ちを沢山込めて、発散しています。


この作品は現在、母校の中野区立第五中学校に展示していただいております。
僕のような気持ちを持った子供たちが、この作品を見て、創作意欲が湧けば…と思っています。

横にあるのは、僕が中学生の時に作った人体像。