優しい声とハープの音で紡ぐ「朗読CD付絵本」を、難病の子どもたちに届けたい。

優しい声とハープの音で紡ぐ「朗読CD付絵本」を、難病の子どもたちに届けたい。

【応援メッセージ】有限会社ジロウコレクション様より

応援メッセージ

中央)有限会社ジロウコレクション 代表取締役・佐藤次郎様

稽古場として営業時間外のお店を、

「営業時間以外だったら自由に使ってもいいよ」

2017年チームメンバーが段々と揃ってくるも、私たちを困らせていたのが"練習会場"でした。 チーム発足したばかりの私達、団体登録がされているわけでもないので公民館のような施設を使用することが出来ない上に、個々に忙しく、全員揃って集まれる日はあるかないか。マイクやプロジェクター、生演奏を使うため揃ってのリハーサルがとにかく重要懸念事項でした。 仕方ないので市内のカフェなどに個々に集まっては打ち合わせやぼそぼそと練習をしていたのですが、そんな中、「営業時間以外だったら自由に使ってもいいよ」と、宝石商として40年近く営業してきた佐藤次郎さんに出会いました。 イベントを自分でするのが好きな佐藤次郎さんのお店には、ミキサーからマイクスタンドにいたるまで完備!! ・・・・・・本当にありがたかったです。
「ごはん食べる?」と練習の時には必ずご飯を(泣)

寡黙なオーナーからご頂戴した言葉に、一同うるり。

もう何度も借りていたにも関わらず、朗読のイベントやプロジェクトのことについては一切お話をすることもなかったのですが、慌ただしい中に人待ちでほっと一息という時に、 「少し、お話をさせてもらっても良いですか?」と、佐藤さんが丁寧な口調で。 無口なイメージがあったので、みんな驚いて耳を傾けました。
私たちのプロジェクトのことについてお話をしてくれました。

「経済的な先進国なだけではダメなんだよね」

「この朗読を使っての資金を集めて寄付するという内容は、ずっと見てきてとても素敵なことだと思いました。 素人だから朗読のことは分からないけど、若い人たちがこういう活動をしていることが大切だと思います。 経済的な先進国もあれば、精神的な先進国もあります。日本がその後者に仲間入り出来るかどうか、 もし、そうだとしても維持できるかどうかは全て今の若い人たちに掛かっているんですよね。 お金や時間に余裕の無い人たちが誰かのために役立とうとしていること、そういうのを真のボランティア精神だと私は思います。 やっていることが合っているとか良いとかそういうのは分からないけど、しっかりと人と関わろうとして、見えないことを想像しようとしていること、その行動が素晴らしいと思います。 どれだけ豊かに暮らせるようになっても、お金だけあるような国になってはいけない。もちろん、物質的な豊かさを否定はしないけど、それだけではダメ。 心も豊かになって、他人を思いやったり、試みてみたり、出来なくても後悔する気持ち、そういう情を持った心の先進国を日本人は目指していかないとならないと思います。 だから、たかだか練習場所を貸すくらいのことでも貴方たちを支援出来た自分に誇りを感じています。これからも がんばってくださいね。」

と。。。

私たちは、 「ただ やりたいからやる。自分たちのためにやる。だから、誰になんと言われたってやる。」 こんな風に考えて活動していたから、ずっと黙って見ていた佐藤次郎さんのお気持ちを考えたことが一度も無くて、 そんな風に思っていただいていたことを知り、恥ずかしくもあり、嬉しくもありました。

「つたえるをかんがえる」

ご支援をいただいた方達が一体どんなことを考えているのかを、出来る限りご紹介したいと思っていました。 このことを機会にして、よりその想いが強くなりました。 限られていますが、見えやすい形で想いが想いと繋がっていくこのクラウドファンディングの期間中に、 1人でも、1団体でも、1企業でも多くの方の想いを載せていきたいです。 「つたえるをかんがえる」私たちは、まだまだこの言葉の意味を考えていきます。
優しい声とハープの音で紡ぐ「朗読CD付絵本」を、難病の子どもたちに届けたい。
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