仏教の世界観を遊べる・学べる「浄土双六ペーパークラフト」を作りたい!

仏教の世界観を遊べる・学べる「浄土双六ペーパークラフト」を作りたい!

【ご報告(1/2)】「仏教とボードゲームトークショー」プレイベントを経て(その1)

さる1月28日日曜日、東京江東区の陽岳寺本堂にて、プレイベント「仏教とボードゲームトークショー」が行なわれました。 多くの方にご参加いただきました。ご参加されましたみなさま、ご関心を寄せていただいたみなさま、そして登壇者であります草場氏、望月氏、ありがとうございました。 ご出席いただいた方が、体験レポートとしておまとめいただきました。下記にリンクを示しますので、よろしければご笑覧くださいませ。(てら×まち×さんぽ様、ありがとうございます!)(てら×まち×さんぽ様は、いろいろなお寺さまを巡っては情報共有してくださる大変稀有な存在です。お寺スキーな方もそうでない方もぜひチェックをば!)
さて、ちょっとだけ熱い思いを書かせてください。(以下、長文です。)

【ご報告(1/2)】「仏教とボードゲームトークショー」プレイベントを経て(その1)

1/28日曜日プレイベントということで、「お寺の本堂でボードゲームを遊ぶ会」からの「仏教とボードゲーム」トークショーがございました。 ボードゲームを遊ぶ会では、草場氏にトランプで「ゴルフ」という遊びでご一緒いただきました。ボードゲーム・カードゲームといっても、トランプだって立派なものです。修学旅行で大富豪やババ抜きは有名ですが、もっっっと楽しい遊び方があるのですよね。 8人くらいでワーキャー言って遊びました。遊びには、性別や年齢はまったく関係ありませんね。やっぱり、”遊ぶ・楽しむ”そのものの良さ、素晴らしさったらないなぁ・・とひとりニヤニヤしてしまいました・・・。 ウミガメの島、WAになって語ろう、なども遊びつつ、トークショーのお時間に。 編集者で、現代語版浄土双六の仕掛け人である望月氏が聞き役に、登壇者草場氏や向井の話が入り乱れての約2時間でした。 草場氏はボードゲームや伝統ゲームの伝道師。ご自身のご活動の原点から…望月氏との出会いにともない、現代語版浄土双六への誕生秘話…へと繋がりました。
左:向井/中央:草場純氏/右:望月哲史氏

『どんな古いもの(ゲーム)にも、いま私たちが注目する特徴が必ずある。』

登壇者からはさまざまな名言が飛び出したわけですが、わたしの印象に強く残っているのは 〈どんな古いもの(ゲーム)にも、いま私たちが注目する特徴が必ずある。〉 という言葉です。 とても大きな言葉だと思いました。 仏教にも、歴史にも、どのようなものにも、同じように、どこか「いま注目する点がある」のではないか。 今回のクラウドファンディングのプロジェクトの目玉は、 2018年3・4月に、全6回で、お坊さんを登壇者に迎えたワークショップ(という名の勉強会)を通じて、仏教の世界観をボードゲームに落とし込む。みなさんと一緒にボードゲームをつくろう!・・・というところです。 仏教の世界観。じつは今回ペーパークラフトでジオラマ化するものは、現代のお坊さんが信じている、とは言いがたない内容です。 しかし、過去の聖者たちが見抜いたものがこの内容です。さらに、この内容を超えて、現代の仏教はあります。 じゃあ現代の仏教だけ見ていればいいのか。 もう一度、見直したい。 "どんな古いものにも、いま私たちが注目する特徴が必ずある"ように、仏教そのものもそうではないだろうか。 平成も終わろうとしている現在、このような気運が渦巻いているような気がします。 そうでなければ、たとえば現在までにいたる博物館・美術館での仏教系展覧会の盛り上がりはおかしいことです。とくに昨年2017年は地獄系の展覧会の量がすごかったです...。 ボードゲームがすきな人、楽しそうなことをしているなと思ったら参加してみたい人。もちろん、ウェルカムです。 そしてなにより今回私は、お坊さん・お寺さんにもぜひご一緒していただきたい。参加していただきたいと考えています。 お坊さんとしては、いつかは触れなければならない内容を、ワークショップで一緒に楽しく考えられたら最高じゃないでしょうか。 さらに、このペーパークラフトをお寺として用意して、仲間のお坊さんや信徒さんたちと遊ぶことを通じて、みなさんのお寺の信徒さんにも、ふだん面と向かって話さないようなこんな真面目な話を、お話しする機会にもできたら…と私は思っています。 (続きます)
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