シアトル発!世界中の人々と巨大マフラーを巻いてギネス世界記録に挑戦したい!

シアトル発!世界中の人々と巨大マフラーを巻いてギネス世界記録に挑戦したい!

メンバー紹介② 土田 悠城 (つちだ ゆうき)

【名前】土田 悠城 (つちだ ゆうき) 【大学】創価大学 【出身】新潟県(柏崎市) 【趣味】アウトドア、音楽、ラーメン みなさんこんにちは! 絆~KIZUNA~プロジェクトメンバー紹介、セコンドのゆうきです! 雪国新潟出身ですが、未だに寒さに慣れることはなく、風邪をよく引きます…。 新潟と言えば、お米が真っ先に頭に浮かぶ方も多いと思われます。僕にとっての最強のお米が、おばあちゃんの住んでいた魚沼産コシヒカリです。
理由は3点。まず、水。街中の積雪が3メートルを超えることが普通の魚沼では、辺りを囲む山々からミネラルをたっぷり含んだ、冷たい雪解け水が、暑い夏でも常に水田を満遍なく潤し続けます。次に土壌。やや痩せた土壌が、倒れやすい稲の育ち過ぎを防ぎます。最後に気候。彼の日本酒で有名な八海山を始めとする山間地が、昼と夜の温度差が大きく広げ、米の命であるデンプンの減りを抑えます。 ふっくらとして艶があり、噛むと甘みが出るのが特徴です!早速、シアトルに持ってきたコシヒカリを、炊飯器で炊いてからホストマザーに食べさせると、 「Melt down (溶ける)!」の一言。日本人以外に、お米の違いが分かってもらえたことが嬉しかったですね。 皆さんもぜひ、ご賞味ください。 さて、先日、人生初の雪山登山に行って来ました!子供からお年寄りの方まで幅広い年齢層の登山客で賑わい、中には犬を連れて登る方も多く見られました。留学前に日本に居た時は、雪山登山が雪崩等の危険が伴うだけでなく、入山そのものが禁止されているのではないかと思い、雪山登山に行くかどうか迷うことなく、諦めていました。しかし、シアトルに来て、スノーシュー(雪山登山)やバックカントリー(新雪エリアを歩いて、スキー又はスノーボードで滑ること)が現地で人気なことを知り、行ってみた次第です。
アメリカは自然を満喫できる場所や活動が盛んです。アメリカ西部には、グランドキャニオン・ヨセミテ・デスバレー・マウントレーニア等の山脈や国立公園が集中しています。又、北西部のシアトルやポートランド等の街では雪が滅多に降らずに、雨の日が多いのです。因みに、シアトルの平均年間降水日数は東京の約2~3倍の約150日だそうです。以上の地形・天候的背景から、バックパックやジャケット、帽子を生産する世界的に有名なブランドであるThe North FaceやColumbia、KAVU等が続々生まれました。通りで、雨の中、シアトルの街中を歩いていても、傘を差さずにレインウェアで歩いている人を良く見かける訳ですね。
そんな僕がこのシアトルに留学を決めた理由に、自然豊かな土地と前衛的な文化が挙がります。シアトルには、シンボルの一つ、標高4392mのマウントレーニアやパイクプレイスマーケットという漁場市場等、海や山と共に育ってきた僕の地元と何処か通じた印象を持ち、日々、居心地の良さを感じています。又、アマゾンやマイクロソフトのようにIT業界を牽引する企業や、スターバックスのように難民雇用の声明を出す企業等、極めて物事に前衛的な土地柄を伺うことが出来、多様な人種・文化を受け入れる姿勢に温かみを感じます。 現在は、ベルビューのクラフトビール会社にて、インターンシップを行っています。僕以外の社員は皆アメリカ人で、未だ言葉の壁を感じつつも、距離感なく、温かく接してくれています。初めこそ彼らが興味を持ってくれた部分は、アメリカと同じく酒文化が根強い「日本人」というアイデンティティであったかもしれませんが、それ以上に僕自身について聞いてくれるようになり、そこに人種やマイノリティの壁を感じてはいません。 今回の絆プロジェクトではマフラーを皆で巻いて一つになることを通じて、他国への偏見や海外への無知・無関心の大きな要因、「よそ者」意識はないのだ、というメッセージを送ります。僕自身、留学に来て、身をもって感じたのは、誰しもが腑としたきっかけで持つかも知れない偏見や無関心も、実際にその国の1人1人に会えば変わってくるということです。「○人だからこうだ」というステレオタイプはなくて、様々な考えを持つ人はいて、人種を超えて僕らと何も変わらない、ということを改めて肌で感じました。これらのメッセージや、当事者意識を持つためのフィールドワークの意義が、この企画を通して、一人でも多くの方に伝わってくれれば、と思います。 以上、長くなりましたが、メンバー一同、プロジェクトの成功に向けて全力で奮闘しておりますので、皆様何卒、御協力・御見守りの程、宜しく御願いします。
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