植物のお医者さんを始める為に、ボロボロのビニールハウスを修繕したい!
「植物のお医者さん」のその先にあるものとは?
毎日たくさんのご支援をいただき、本当にありがとうございます!
とても嬉しく、そしてありがたく、ご支援をお受けしています。
僕は、単に「植物のお医者さん」がやりたいというのもあるのですが、
これは、ある目的があって始めたいことで、序章にすぎません。
以前の活動報告で、ビジネスモデルに少し触れました。
その話を今日は少しさせていただければと思います。
現在、園芸の業界は、大量生産によって、お花が作られています。
作ると言っても、工業製品ではないので、簡単なことではありません。
人がそこには介在し、日曜日も休まずに、植物の世話をして、やっとの思いで作り上げています。
一度にたくさん作ることで、手間が半減します。
だから、コストダウンか可能なんです。
花は高いと言われますが、かかっている人件費や手間を考えると、
とてつもなく、安く作ることができているんです。
昭和の時代は、大量生産すれば、大量に消費された時代です。
そもそも、ものがなかったから、大量に消費されました。
その後、平成に入り、もの余りの時代へと突入していきました。
ここ数年では、必要以上のものは買わなくなりましたので、
大量に作っても、大量には売れないという状況になりました。
となると、今現在の生産者さんの利益がけづられて行ってしまっています。
そもそも成立しない状況の中で、四苦八苦している生産者さんも非常に多いんです。
そこで、「植物のお医者さん」というビジネスモデルを着想しました。
植物のお医者さんでは、月額3240円で、鉢花の病気などを治療をしていきます。
そのうちの半分が、生産者さんへの手取りとなります。
この金額は、鉢花を10鉢程度作った時と、同じ手取り額となるんです。
手間のかけ方は、ほぼ同じです。
ただし、たくさんを同じように見るのではなく、個別に見ていきます。
作業自体は、ひと鉢同じではありません。いわゆる「一鉢入魂」の管理法。
でも、10鉢で10通りの管理と、100鉢で1通りの管理。手間は違えど利益は同じです。
使う技術は、ほぼ同じですので、経験やスキルを生かすことができます。
また、やりがいという部分も変わってきます。
新品の鉢花を買う喜びももちろんありますが、可愛がっている鉢花が、調子が良くなって戻ってきたら
お客さんのそれ以上に喜ぶと思います。
お客さんの喜びは、仕事のやりがいに繋がり、より意義のある仕事となると思います。
また、敷地面積の問題も解消してくれます。
広大な面積で生産をしないと、大きな利益はなかなか残しづらい一次産業。
それを、10分の1のスペースで、同じ収益を上げることができます。
また、手間のかかる作業となるため、人も雇わなければならなくなります。
雇用の促進にも、役立つように考えてあります。
雇用するためには利益が必要です。
そこで、通常の鉢花生産10鉢が、1鉢の管理で、同じ利益が出るような価格設定になっています。
この価格設定が高いか、安いかの議論は、賛否両論あると思います。
でも、人が1ヶ月面倒を見てくれて3240円。1日わずか100円で、面倒を見てくれるわけです。
あなたならその仕事を引き受けてくれますか? と考えれば、僕は決して高いとは思っていません。
また、この「植物のお医者さん」は次のことを提唱しながら継続したいと考えています。
・病気にならないような「予防方法」の情報拡散、提供。
・自分自身での治療方法
早い話が、入院しなくても済むように、情報を発信していきたいんです。
なぜ、自分たちの首を絞めるようなことをするの?
と、首をかしげる方もいらっしゃるかもしれませんが、
そもそも、僕らがやりたいのは、病気の鉢を増やすことではありません。
お客さんの「困った」を解決したいわけです。
矛盾していると、お感じになる方もいらっしゃるかもしれませんが
「想い」として、一貫しているつもりです。
鉢花の市場規模は、年間2000億円規模です。
その中で、僕らがどの程度の発信力があるのか、どこまで情報提供ができるか
僕らだけでは到底無理なんです。
だから、「植物のお医者さん」が必要なくなるくらい、
園芸店さんは、お客さんとの絆作りや、育て方のレクチャーをやっていただきたいと思っています。
そして、メーカーさんには、植物の病気の予防に関する商品を、どんどん出していただき
自らの手で、使い方や、効能を広めていただきたいと思っています。
僕らを潰しに来て欲しいんです。
それでも、病気の鉢は出るでしょうし、僕らを必要とするお客さんはいらっしゃると思います。
発信力やPRをしなくてはならないので、高収益なモデルにする必要があります。
それでも、僕のポリシーは「三方よし」です。
僕らがやっていく、「植物のお医者さん」は、お客さんが喜び、より良い園芸文化を作り上げるきっかけとなり、そして僕らも相応の対価をいただく。
それが、素晴らしいビジネスモデルだと思っています。
あなた一人一人のご支援で、このクラウドファンディングは成立しています。
達成まで、あと10万円ちょいとなりました。
ご支援をよろしくお願いいたします。
