植物のお医者さんを始める為に、ボロボロのビニールハウスを修繕したい!

植物のお医者さんを始める為に、ボロボロのビニールハウスを修繕したい!

by げき

植物を枯らしてしまうのは、愛情の裏返しでもある

おはようございます。ゲキです。 金曜日にね、こんなことがありました。 「私、すぐ枯らすから、支援するつもりないんだよねー!」 「僕も植物は枯らしますねー。だからもう植物はいいです。」 友達と会話してた時に、こんなことを言われたんです。 僕としては、「植物を楽しめる人を増やしたい」という想いがあるので 「いやいや、そこはさー」みたいな感じで、それを伝えてくれた人の言葉を 全否定したくなる気持ちもありました。 ただ、「ちょっと待てよ?」と思ったんです。 そもそもですよ。 植物を飾ってみよう!育ててみよう! そんな風に思って、水すらあげないという人っていないんですよ。 むしろ、お水をあげすぎてしまうんですよね。 「おっきくなれよー」 「元気になれよー」 って、お気に入りの植物を、初めて部屋に飾って、 気分良く、お水をあげます。 その植物のことを思って、たっぷりお水をあげるんだと思います。 結果的に、あげすぎてしまって、根腐れして枯れていってしまう。 それって、「可愛いと思うがゆえ」です。 植物の取り扱い説明書とか、そういうのがないから 加減がわからず、あげすぎてしまって、枯らしてしまったんですよね。 とても愛情深い人ほど、植物を枯らしてしまう理由はそこにあります。 さらに言えることは、 その枯らしてしまったことを、自分のせいだと思い込んでしまっているんです。 そんなことを思うのって、めちゃくちゃ「いい人」です。 「あ、自分は植物を枯らしてしまう人だから、かわいそうだからもう育てない」 自分を責めてしまっているんです。 僕はそんな人たちに、全力で謝りたくなりました。 説明書一つ、渡すことができなかった、僕らの業界の落ち度です。 本当にごめんなさい。 「自分は植物に向いていない」 そんな風に思わせてしまって、ごめんなさい。 園芸が、斜陽産業になってしまってから、久しいのですが 結局自分たちで、斜陽産業にしてしまっていたんだなって思いました。 僕にも同じような経験があります。 以前勤めていた会社の社長に、鮎釣りに連れていってもらいました。 僕自身、釣りは大好きなので、楽勝だと思っていたんです。 道具もある程度揃えて、やり方を教えてもらい、いざ釣り開始。 1匹も釣れませんでした。 鮎の友釣りの面白さが、全く理解できませんでした。 お金をかけて道具を揃えて、朝早起きして、それでやってみても 全く面白くなかったんです。 向いてないなと思いました。 それ以来、鮎の友釣りはあまり好きではないし、 もう二度と行くことはないだろうと思いました。 植物を枯らしてしまった人と、全く同じ感覚です。 だから、とてもその気持ちが理解できます。 僕ら園芸屋の仕事は、植物を売ることも、もちろんそうですが 売った後のサポートの方が、重要だと思っています。 初めて植物に触る方でも、わかりやすい説明書を一緒に渡すこと。 たったそれだけのことかもしれないけれど、とても大切なことだと考えています。 また、植物の具合が悪い時に、どこに相談したらいいかわからない。 そんな、不安や疑問も解消するのが、「植物のお医者さん」の 仕事の一つだとも、思っています。 赤ちゃんの具合が悪くなった。 自分が風邪をひいた。 お腹が痛い。 そんな時には、ドラッグストアに行くか、 お医者さんに行くかの二択が用意されています。 もちろん、我慢したり、自分で治そうとする方もいます。 でも、治らなければ、最終的にはどちらかに行きます。 それは、その選択肢が用意されているからだと思うんですよね。 そんなことを考えると、 植物のためのドラッグストアがあり、 そこには薬剤師さんのような、知識のある人がいる。 それ自体が、園芸屋さんのやるべきことで、 それでも、よくならない場合には、お医者さんに行く。 そこで、植物のお医者さんも必要になってくるんだと思います。 「ダメになったら、また買えばいいじゃん!」 それも一つの考え方なので、否定はしません。それもありです。 「ダメにしたくない。だから買わない」 それも一つの考え方です。それもアリです。 「私下手だけど、また育ててみたいな」 僕は喜んであなたを歓迎して、全力でサポートします。 そんな開かれた、業界であることが大切なんじゃないかなって思います。 そのために、植物のお医者さんをスタートさせたいわけです。 楽しめるリワードもいくつかありますので、 お楽しみが寺、ご支援いただけると、とても嬉しいです。 よろしくお願いします。
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