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2018ライフセービング世界大会日本代表選手団を支援しよう!

【2014メモリー】 Part3

2018.5.5 【2014メモリー】 Part3  オーシャン競技が始まり、メダルが期待されるビーチフラックスでの出来事でも印象深いことがある。女子のビーチフラッグスは2010年エジプト大会で優勝した藤原選手と今回初となる但野選手の2名。 世界大会6回目の大ベテランである藤原選手はいつも但野選手を気遣い、緊張で硬くならないよう遠征中ずっと近くで支えていた。ビーチフラッグスが始まり、1戦1戦2人が勝ち進んで行く中で、やはり藤原選手の圧倒的な速さは決勝まで行くと思える安定感があり素晴らしかった。必死で但野選手も食らいついていた。 しかし、まさかの5位決定戦で藤原選手が落ちてしまうと言う事態に。優勝を狙っていた彼女にとってさぞ悔しかった事だろう…しかし、落ち込んだ姿一つ見せずにまだ勝ち残っている但野選手の隣へ行き、強い日差しが当たらないよう傘を持ってあげたり、飲み物を渡したり、アドバイスしたりと、競技エリアに残り続け彼女のサポートを続けていた。 自分が勝ち抜いてそこに立ちたかったのに、泣きたいほど悔しい中でも仲間を支え力になろうとするそんな藤原選手の背中に、彼女の辿ってきた道がどれ程までに険しかったか、幾つの超えられないと思う壁を乗り越えてきたのであろうかと、そのアスリートとしての大きさに脱帽した。但野選手が得た銀メダルは、まさにチームのメンバーと勝ち取ったものであると感じた、胸が熱くなったエピソードである。  またこの大会では、女子ビーチリレー銀メダル獲得という歴史を刻んだ感動の瞬間も目の前で見ることができた。  この大会で選手として第一線から退く人、初めて日本代表として国際舞台に立つ人、前大会からの雪辱を晴らすべく覚悟を決めて挑む人、ここに辿り着いた道は様々、思いもそれぞれ…しかし、めざす目標に向かい心を一つにして歩む中に沢山の気付きと成長があり、人の心を動かすほどの感動がある、そんな彼らをとことん支えて行きたい。そう心から思ったRESCUE2014だった。  大会終了後、ストライキに突入したAIR FRANCEのおかげで帰国は伸び、日本チームが4つに分かれて別々のルートでの帰路となった…世界大会はアクシデントで始まり、アクシデントで終わる、そう思っておけばきっとこれからも慌てることはないだろう…(笑) これからも自分のできる範囲で日本代表をサポートしていきます。その気持ちはこの大会で生まれました。 私たちは、すべての方々と一緒に、現役の日本代表を支援していきます。                              佐藤 文机子