高島おどりを盛り上げて、高島音頭を未来に繋ぎ続けたい!

高島おどりを盛り上げて、高島音頭を未来に繋ぎ続けたい!

まんが『高島おんど物語~盆踊りだよ、人生は編~』第二話「約束」 【副音声バージョン】

大西くんが1ページずつ解説を入れる副音声バージョンです!

<前回までのあらすじ> NHHKのど自慢会出場を機に、「高島音頭をやりたい」と公言し、保存会に入会した大西くん。 保存会会長の藤原さんや保存会の会員さんたちは、久しぶりの若手の入会を喜びました。

第二話「約束」

本格的に盆踊り大会にむけて、練習がスタートしました。僕は褒められて伸びるタイプなので(笑)、そこそこ歌えるようになっていきます。 藤原さんの初舞台の回想シーン。紙の毛もふさふさですねぇ。
これ、わかるぅ!舞台の上にあがったら、ぽぉーっとして、音頭取ってる最中はほぼ夢の中。歌詞書いたメモ持っててよかった~。 しかし、この夢心地の描写はまじで秀逸!ほんとこんな感じ!
この物語の核心が語られるページです。なんで「次の世代へとつなげなあかん」のか。 物語の中ではその答えは書かれていませんが、脈々と受け継がれる高島おどりイズムを垣間見れます。 師匠、かっこいい!
次の世代は、それはそれで、プレッシャー。「繋げなあかん」は掟であり、呪縛。 「繋げなあかん」という悪魔の言葉は、「なぜそうなのか」を一緒に語っていかないと、いずれなくなる、というのを感じます。 さて、タカハシさん(仮名)が高齢を理由に、保存会をやめると言い出しました。 高齢化が進む保存会は、こういうことが「いつ起こってもおかしくない」という状態にあるのです。 藤原さんは、そのたびに、「もうちょっとがんばろうなー」と声をかけ、頭を下げています。
第二話のラスト。この影のある描写が、不穏な空気を感じさせますね。 藤原さんの仲間をひきとめられなかった哀愁の背中。そして、師匠との約束。 後継者育成が先か、団体の消滅が先か。いろんなことに通じるものがあると思います。 次回もお楽しみに!
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