高島おどりを盛り上げて、高島音頭を未来に繋ぎ続けたい!

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まんが『高島おんど物語~盆踊りだよ、人生は編~』第三話「軋轢」 【副音声バージョン】

大西くんが1ページずつ解説を入れる副音声バージョンです!

<前回までのあらすじ> NHHKのど自慢会出場を機に、「高島音頭をやりたい」と公言し、保存会に入会した大西くん。 練習も順調に進めている中、藤原さんは、自身の初舞台を思い出します。そして、交わされる師匠との「続けなあかん」という約束。仲間が去って行っても、続けるという覚悟は揺るがないのでした。

第三話「軋轢」

「スナックびわ子」行ってみたいですよね~。でも、スナックびわ子は実在しません。(笑) ママのモデルは、踊り子の藤橋さん。ママっぽい雰囲気のある上品なおばさまです。 さてさて、物語はなにやら、急展開を見せてきましたよ。
これも実は小学校ではなく、本当は老人ホームのお祭りでの出来事です。 僕たち保存会以外のメンバーはだーれも踊らない。みんな音頭や踊りをよそに、おしゃべりしてる。 やりながら、なんとも言えない切なさ、侘しさを感じたのを今でも覚えています。 ステージで音頭とるってのもなー。なんだかなー。 やっぱり音頭は櫓の上に限る! さてさて、藤原さんがやってきましたよ。
このやりとりは、実際は居酒屋さんでの出来事なんですね。 お酒ってこわいですね。(笑)
素面の藤原さんに食ってかかる僕。 藤原さん、悲しい顔してたなーと今になって振り返っています。 こうしたらいいのに、ああしたらいいのに、っていっぱいあったけど、「それいくらかかるの?」「そんなお金ないよ」って言われて諦めてきて、でもやっぱり諦めきれなくて。 そういうのを何度も繰り返して、多くの人に興味をもってもらいたい、踊ってもらいたい、という気持ちは全然冷めなくて。 このときにそういう貯まったものが爆発したんだろうなーって思います。
第三話は、藤原さんとのわだかまりを抱えたまま、終わります。 飲み過ぎて、ゲロはいてます。(お食事中の方すいません) 若いって、素晴らしい。(自分で言うな) 世代が違えば、常識も、価値観も、やり方も理解できないことがあったり、認められなかったりすることがあるんだけれど、「今よりよくしたい」という気持ちはみんな一緒なんですよね。 次回、いよいよ最終話。お楽しみに!
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