存続危機の石版リトグラフを、工房最後の刷り職人×デザインのチカラで盛り上げたい
サイン&エディションが書き込まれました!

皆さんこんにちは、Re:lithoです。
刷り上がった版画の中から、作家がクオリティを認めたものにサイン&エディションナンバーを書き込む「エディション決め」の作業が終わりました。
&Mariya Suzuki 3作品のエディションは各50枚ずつ。つまりMariyaさんには、なんと150枚もの版画を選定し、サイン&エディションナンバーを1点1点、鉛筆書きで書き込んでいただきました。

こうしてみるととんでもない量です。これで1作品分。

筆圧などを鑑定しやすい鉛筆でサイン&ナンバーを書くことで、偽造を防止します。
さらにこれらの限定枚数以外の数枚にも、作家用となる「A.P.」(artists proof)や、工房用の「P.P.」(printer's proof)、非売品を意味する「H.C.」(hors commerce)などの英文字をエディションナンバーの代わりに書き込んでもらい、それぞれMariyaさんと、車木工房、私たちRe:lithoで保管します。(これらはなかなか市場に出回らないものなので、もし美術館やギャラリーなどで版画作品を見ることがあれば、チェックしてみてください!)

Mariyaさんの素敵なスタジオでサインを待つねこ。椅子もテーブルもMariyaさんの手作りなのだそうです!多彩!
スタジオにこもっての数日間に渡る作業、本当にお疲れ様でした、そしてありがとうございました!私たちRe:lithoでも責任を持って検品し、これにて納品完了!あとはご支援いただいた皆様の元へお届けするだけです。
まるで手書きのようなリトグラフならではの筆致に、Mariyaさん直筆のサイン。作り手のあたたたかみが存分に感じ取れる作品を、ぜひ見て触れて、楽しんでください!

50エディションすべて並べるには机が足りませんでした!