ストーリーから選べるリンゴ専門カタログギフト「RINGOTO」を作りたい
RINGOTOでニッポンの農業を元気にしたい!

摘果作業もほぼほぼ終わり、りんごたちは実りの秋に向かって夏の間すくすくグングン大きくなります。この時期の農作業はもっぱら草刈り。炎天下の草刈り作業はフルマラソンを走るのと同じくらい汗かきます。1時間もやっているともうもうヘロヘロになります。農業って昔から3K(きつい、汚い、危険)と言われていますが、正直なところ、きついと危険は、その通り。汚いというのは、土で服が汚れるからいうのかな?土が汚いという感覚は私にはないなぁ。ともあれ、キツくて危険な農作業。実はその農業のイメージを新3K(キレイ・可愛い・カッコイイ)に変えたい!という秘かな野望を持っています。そのイメージアップで日本の就農人口が増えたら、この危機的な日本の農業も救われるんじゃないかな、と考えています。
実は私自身も数年前まで農業はド素人でした。これまで経験した仕事は全部銀行勤務。外為とか資産管理とか無機質なオフィスでのデスクワークでした。子育てしながら通勤に1時間以上かけてフルで仕事していた時期もあり、専業主婦のママ友にいじめられたりして精神的にボロボロだったんです。それでアロマセラピーに救いを求め、アロマが気になるとハーブが気になり、ハーブからオーガニック野菜を意識するようになり…そんな折も折、りんご農家を営んでいた夫の両親が高齢になり農業やめる、古民家も自分たちの代で終わらせる、と 言い出して、夫の兄弟も誰も継ぐ気がなくて、えーっ、それって日本の原風景がなくなっちゃうじゃんよ!一度失われたら元に戻らないよ!そんことはあってはならない、と思わず私が継ぐからりんごも古民家も続けましょうと言っちゃったんです。会社員の夫も大賛成して(自分の実家ですからね)それから古民家をリノベーションして、りんご栽培も一から学んで、農家民宿古民家のらのらオープンして、りんごでシードル造って、古民家カフェのらのらをオープンして…とやって来て、それはそれは大変でしたが、りんごの実りの美しい景色、美味しい自家製野菜、森に入れば季節毎に色々楽しめる山菜やベリーたちのある暮らしは、本当に豊かで贅沢で有り難く、もう銀行員には戻れません(笑)そしてこの経験を多くの方とシェアしたい、RINGOTOを通してそんな思いをお届けできたらと思っています。もしこのプロジェクトが共感を呼んで成功したなら、日本全国で苺の産地ならICHIGOTOとか、葡萄バージョン、桃バージョン、みかんバージョンに波及して、農業の魅力に多くの方々が気づいて、そしてニッポンの農業が、ニッポン自体が元気になる!と信じています!RINGOTOがその始めの一歩になれたら嬉しいです。皆さんのご支援をよろしくお願い致します!