「自らが持つ技術」に日本人自身が付加価値を。「ハイエンドな完全防水レザージャケット」の開発
「完全防水レザージャケット」の開発プロジェクトリリース! その問題適宜について
【これまで活動して来た事】
さて、「活動報告」というよりこれまで「活動して来た事」です。製品の紹介はまた次回。 実はこちらの製品を企画する中で沢山の気づきがありました。優れた日本の技術、消え行くMade in Japan。チャレンジすることになった、元のお話です。【優れた日本の技術と消え行く日本製】
さて製品を企画する中で知ったのですが、実は日本の産業において、アパレルも世界で有数の高品質を誇ります。実は目と鼻の先に工場はあり、革製品は下町の伝統であったりもします。
ですが時代の変化と共に半分以上あった国産服の普及率は今や恐らく数%と言う事を知りました。
理由のひとつに、時代は進み人件費の安い海外の工場で生産する事が当たり前となり、国内生産の需要が減りました。
引用:後継者不足の中、新卒3名入社した熊本のワイシャツ工場
またそれだけではなく、工場が減少していく理由として深刻なのは後継者の不足です。現場で縫製や裁断をするのは50~60代と言う事も少なくありません。
僕自身商品製作の際驚いた事は工場のホームページがホントに何処にも無いんです。(勿論ある工場もありますが) 何故ならば「昔ながら」だから。探し求めた工場が実は目と鼻の先にあった事も驚くべき事実でした。
製品製作で行き着いた先でお話をしたのはやはり年輩の方。
とあるサンプルの一つを作成する際にお世話になった、小さい洋裁店のおじいちゃん。
後継者について聞いたら
「いいんだ、別にさ」
と言いました。とても悲しかったです。
【なのに自らで作り出していない価値】
感じた「Made in Japan」の問題点のもう一つに、日本は優れた技術をもっているのに「その価値をつけきれていない」ことを感じました。
そしてもう一つの気付き。日本は「製造」において自動車関係などだけでなく、アパレル関連の技術も世界でトップレベルです。
イタリアのハイブランドやセレブブランドも、商品を日本で委託し生産している所も多いのです。誰もが知る世界的なブランドから、絶対の信頼を得ています。
引用:DITA
しかし出来上がった製品に「Made in Japan」の文字はありません。
「海外ブランド」のロイヤリティーを判断基準とし、僕ら日本人はとても高い値段で商品を購入します。すぐ近くで作られている事も知らずに。
勿論「Made in Japan」に誇りを持つブランドもありますが、今こそもっともっと自らを誇っていいのではないかと思いました。
自らを忍ぶ「和」が日本の美徳であるのかもしれませんが、「日本製」が消えつつある今そこで思ったことは「日本を誇りたい」ということ。
【資金が無くても、プロデュースする者(個人)とお客様が直接繋がれる】
さてそんな中、インターネットの普及に伴い、アパレル製品の販売にも大きな変化が現れました。SNSや弊店の業務のアパレルECなどが主な例です。
それだけでなく個人から出資を得てプロジェクトを立ち上げるこちらの「クラウドファンディング」など、大きく世界が変わり始めました。個人では資金的に無理な出来事を共感の力で達成できる。「共生」の力と言うのでしょうか。
今は「プロデュースする者(個人)とお客様が直に繋がれる」んです。僕は此処に大きな可能性を感じています。
【そしてこの「きびだんご」にチャレンジ】
なので僕は僕なりの想いを持ち、挑戦してみようと思います。 その想いを載せるのはこちらの商品。
プロジェクト商品:Dark(ダーク) Water proof leather food jaket(防水レザージャケット)
プロジェクトはこちらより。
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リリース致しました、こちらのプロジェクト。
共感を得れるかどうかの挑戦、是非ご支援の程よろしくお願い致します。
MAJESTIC CLOSET
髙田 竜次