猫好きによる猫のための猫本専門出版社【ネコリパブックス】初版本をデビューさせたい
奄美で問題になっている「ノネコ」の「いきくん」がネコのバスの譲渡会に参加してくれました!
ネコリパブリックでは、定期的に、ネスレピュリナと共同運営している「ネコのバス」を使ったホゴネコ譲渡会を全国で行っております。
ネコのバスでの、譲渡コーディネーターは首相である私の大好きな仕事の一つです。


保護猫たちを、保護主様からお預かりし、お預かり時に猫たちの保護された経緯、性格、どんな方へ譲渡したいか、、などのヒアリングを行います。
そして、ネコのバスの譲渡会で、乗車したお客様一人一人に、生活環境や、先住猫の有無、今まで一緒に生活してきた猫たちのお話などをお聞きしながら、当日参加している猫たちの性格や、さまざまな過去のストーリーを語り、マッチングを行っていきます。
そして、ちょうど先週末に神戸三ノ宮で行われたネコのバスの譲渡会に、奄美からやってきた「ノネコ」として捕獲され、レスキューされ、里親探しをすることになった「いきくん」が参加してくれることになりました!!
ノネコって、、こんなに穏やかで可愛いの???
いきくんが、キャリーに入れられてネコのバスにやってきて、譲渡会専用のケージに入ってもらうのですが、保護主さんにはもちろんのこと、初対面の私にも、全然抱っこさせてくれるのです。
こんな感じ

新聞で、ノネコについて、、
島内のノネコの推定生息数は600~1200匹と多く、野生化して人に懐きにくい上に病気も多く、普通の猫より飼育が難しい。
という文章が書いてあることを読んだことがありますが、、、
野生化して人に懐きにくいだなんて、うそーーー!!
いきくんは、まだ保護主さんのところにやってきて1ヶ月くらいしかたっていないそうですよ!
そうそう、ネコ市ネコ座で、奄美のノネコ問題について考えるトークセッションをさせてもらったときに、ノネコは、実は山で生活しているときに、人間を見たことがないため、人間自体を捕獲されて初めて見るそうです。そして初めて見た、大きな物体の生物が、何やら、食べたことがない美味しいものをくれる。そして気持ちよくマッサージなどもしてくれる、、、ということで、あっという間に、このでかい生物いいやつ!ってなって、ゴロスリになるんだ、、と聞きました。
そして、今回、実際にノネコのいきくんと触れ合わせていただき
いきくんを見て、、本気でそのとおりだな、、、、と実感しました。
ネコのバスでも、多くのお客様に抱っこしてもらっておりました。
今回、いきくんには、1件のお申込みがあったのですが、残念ながら少し条件があわず、まだいきくんにはずっとの家族を見つけてあげられることができませんでしたが、この可愛さであれば、きっとすぐに新しいずっとの家族が見つかることと思います!
ネコリパブックスでノネコについても発信できたらなあ、、、
と思いました。
ノネコ問題について、ネコのバスの譲渡会に参加いただいたお客様に説明をさせていただきました。
みなさん、「ノネコ」と聞くと、イリオモテヤマネコとか、ものすごい凶暴なでっかいネコなどを想像するそうで、いきくんは、ノネコです。というと、みんなキョトン、、とした表情になるのです。
え。。。これ普通のネコ。。。
というのが、皆様の感想です。
ノネコ問題をしってる方も少ないのですが、実は、このあたりでは、街中にいる飼い猫、野良猫は愛玩動物だから行政が自ら捕獲して殺処分をすることは基本できないのですが、奄美の生態系に影響を及ぼすとされるエリアでは環境省が許可を取り害獣指定された「ノネコ」であれば、捕獲してもよいということになっているらしいですよ。。。。という話をすると、みんな、普通に
「ひどーーーーーい。なんで~ーー??」
という感想をお持ちでした。
本当に、そりゃ、これが普通の反応だなあ、、と思いました。
ただ、多くの人がまだまだ、そういったことが起こっていることを「知らない」。
でも知ることで、おかしなことになっていると声を上げてくれる人は絶対に増えていくと思います。
知らないことを、知ってもらう。
そんな、活動を、ネコリパブリックや、ネコリパブックスでは行っていきたいと思っております!
今回のクラウドファンディング、少しスローな感じで進んでおります。
ぜひ、ネコリパブリックす初版本を全国の本屋さんにおけるよう!!どうかご引き続きご協力お願い申し上げます!!
ノネコ管理計画4ページに、引き取り手が現れなければ、できるだけ苦痛を与えない方法で安楽死と記載されております。