海上自衛隊が認めた!消臭糸で作られた永久的に消臭する「mil-specタオル」
タオルに柔軟剤をオススメしないワケ
こんにちは、アンプラグドの宮村です。タイから展示会のため、フランスに移動してきました。
まず、みなさんのたくさんのご支援のおかげで目標達成金額になんと3日弱で到達しました!本当にありがとうございます。
ご支援いただいた方々、商品出来上がり次第、順次発送させていただきますのでもう少々お待ちください。
タオルに柔軟剤は使わないでください。
さて今回の本題ですが、せっかく多くの方にご支援いただいたミルスペックタオルなので、長く機能が持続するように洗濯方法をご説明させていただきます。
ミルスペックタオルだけではありませんが、タオルに柔軟剤を使うのはオススメしません。

理由としましては、洗濯機の水の中では洗濯物の繊維の表面はマイナスの電気を帯びています。そこに柔軟剤を流し込むとマイナスの電気を帯びた繊維の表面に、プラスの電気を帯びた柔軟性の主成分・カチオン界面活性剤がくっつきます。するとカチオン界面活性剤の油に馴染みやすい部分、新油基が繊維の表面をコーティング。これが繊維と繊維の滑りをよくし、手触りも柔らかくなるというわけです。しかし、このコーティングは全ての繊維に適しているとは言えません。
そのコーティングのおかげでタオルは吸水力を失いますし、ミルスペックの消臭能力である糸についている分子がニオイ分子と結合できなくなります。
スポーツウェアやアウトドアウェアも柔軟剤によって「吸汗」や「撥水」などの機能が低下します。すすいだ後も繊維に成分が残り、機能性を阻害するためです。
洗濯機が臭くなる理由の一つとして挙げられるのも実は柔軟剤です。柔軟剤は最後のすすぎ時に使用さるので、残留物にバクテリアが繁殖しやすい状態になります。そして洗濯機の臭いを打ち消したいがため、より多くの量の柔軟剤を使用すると、負の連鎖に陥ってしまいます。
他にも界面活性剤が環境破壊の原因ともあれ、欧米では最近敬遠されがちです。例えばドイツでは微生物によって分解可能な柔軟剤のみ許可させていますが、柔軟剤に含まれる香料、染料、防腐剤などの成分に関しては言えないので、それも環境破壊につながっています。
フワフワにする代替えは
でもどうしてもフワフワにしたいということであれば、少しのお酢を柔軟剤入れに入れて洗うと服にお酢の匂いもつかず、少量であれば繊維も傷つけずにいいそうです。
せっかくのいいタオルなのでぜひ柔軟剤は使用せずにお使いいただければと思います。