【障がい者支援の新しい取り組み】きょうだい(児)を伝える本を届けたい!!

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さいたま市宇宙劇場 朗読イベントにて脚本を担当してきました

先日21日に開催された、さいたま市宇宙劇場開催の朗読上映会「音楽朗読ファンタジー~銀河鉄道の夜~」の脚本を担当させていただきました。

クラウドファンディング開催中ですが、これもわたしの大切な活動報告なので報告させてください。
未完の名作と呼ばれる作品ですが、宮沢賢治作品の中では誰もが知っていると言っても過言ではないでしょう。 私も宮沢賢治のいちファンとして、今回の企画に参加できたことはとても光栄な思いでした。また、プラネタリウムでの上映としても大変貴重な経験をさせていただきました。

題材はイベントタイトルにある通り、宮沢賢治作の「銀河鉄道の夜」。

朗読は、ラジオパーソナリティ、俳優としてご活躍中の岡田眞善さん。そして昨年朗読絵本「skybutterfly~殻の向こう~」の製作でご一緒させていただいた、ホリプロ所属アナウンサーの須賀由美子さんのお二人。 音楽は、北欧、ヨーロッパの伝統音楽を中心に全国各地で活動されている演奏家の安生正人さんのケルティックハープの音色でお届けしました。

「銀河鉄道の夜」は、賢治作品の中でも長編の類

よって今回の朗読脚本は、短い時間の中でも物語の魅力を伝えることができるように再構成しました。 銀河鉄道の夜の中心といえば、ジョバンニとカンパネルラ。この二人の温かくもどこか切ない距離感を表すためにどんなシーンを掘り下げていくべきか、脚本化する上で一番気にかけていた部分です。 しかし、ジョバンニ役の須賀さんの素直で凛とした声質、またカンパネルラ役である岡田さんの優しく、どこか影を含んだ声色が、脚本の意図を超えて二人の関係性をよりリアルに表現してくださいました。 安生さんの柔らかで立体感のあるケルティックハープの音色も、スクリーンに映し出された満点の星空を包み込み、まるで本物の夜空を眺めているように感じさせられました。 出演者の皆様、そしてプラネタリウムという素晴らしいステージで朗読を企画してくださったスタッフの皆様にも改めて感謝申し上げます。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
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