昔々、二宮金次郎という男がいました。
男は、薪を背負って歩きながら本を読む勤勉家として地元で有名でした。
さてここで問題です。
彼が持っていたものは何でしょうか?
むかしむかし、あるところに・・・彼が持っていたもの、それは情熱ではなく、ブックトートでした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「結局今日も読めなかった・・」
半年前の僕は、まさにそんな心境でした。
みなさんは、買った本を読めずに諦めてしまった。。
そんな経験はありませんか?
外で読もう!と勢い良く持ち出しても、結局Twitterで一日が終わってしまった。。
そんな経験はありませんか?
僕はありました。
何度も同じことを繰り返しては失敗していました。
そして、こう思いました。
自分は読書に向いていないんだ・・
意識高い系の人しか本なんて読めないんだ・・
やがては、本と向き合うことすら諦めてしまいました。
とある休日、同期のとみーの家に遊びに行きました。
彼の家に着くと、3つの本棚にビッシリ本が詰まっていました。
本棚にびちっと収まる、いや本棚から溢れて積み上げられた本を見て、
「・・・!!」
心臓が高鳴りました。
「これ全部読んだの・・?」
「うん大体。なんか欲しいのあったら貸そうか?」
グサっとえぐられました。
情報量や思考量の差をまじまじと見せ付けられた気がしました。
こんなに毎日一緒にいるのに・・。
それから、僕は #読書チャレンジ を始めました。
ある時は本を電車に持っていき。
ある時は毎日の目標を立て。
ある時はカフェに本を持っていき。
色々な方法を試してみましたが、いまいち習慣化できずにいました。
気が付くと1ヶ月経っても1冊を読みきれず、本を開かない毎日にだんだんと戻っていきました。
しかしある時、読書が続いた日がありました。
その週、僕は何かのイベントでもらった手提げにたまたまずっと本を入れていました。
「もしかして・・」
僕はこのやり方を継続しました。
そしてどうにか1冊の本を読み切ったとき、
あの時の何とも言えない達成感と、本から受けた刺激。忘れられません。
今では、僕は本を読むということを息を吸うようにできるようになりました。
今日もぼくは手提げを持ちながら、本を読んでいます。
本をもっと読みたいのに読めない。この世にこれほどもったいない気持ちはありません。「あなたは本を読みたいですか?」
本を読まない人のうち、75%の人がyesと答えています。※
(グラフ)
ここまでこの記事を読んで頂いたあなたも、もしかするとその一人ではないでしょうか?
この75%のみなさんは、なぜ本を読めないのでしょうか?
意思が弱いからでしょうか?
集中力がないからでしょうか?
文字を読むのが遅いからでしょうか?
そうではありません。
誰もが同じ人間です。
本を読める人は、たまたま本を読める環境にいたから読めるようになったのです。
または、”人間の本質に合った” 適切な準備をしたから読めるようになったのです。
僕はそう信じています。
僕は、自信のなかった自分でも読書を習慣化できた経験から、
「本を読みたい」という気持ちを少しでも救うための活動をここまで続けてきました。
そして、読書を通じて ”ちょっとチャレンジするオトナ” が溢れる世界を作りたい。
そんな世界を実現したいと思っています。
いまの日本は、大きな不安で包まれていると思います。
安定した企業に勤めていれば順調な人生を送れた時代は終わりました。
自分の力で生きることが求められています。
しかし、この煽りを大きく受ける多くのオトナは、この時代の変化にうまく追従できていません。
そして、今日も漠然とした不安を抱えながら生きています。
「ちょっと新しい知り合いを増やしてみよう」些細なことでも構いません。
昨日より少しだけいい自分にチャレンジできるオトナが溢れる世界を実現したいです。
オトナたちが自分の人生に前向きに向き合い、イキイキと自分の人生を過ごすことが当たり前の未来を実現したいです。
読書はその手助けになると信じています。
電車が進むとページが進む。ブックトートを作成しています。今回僕が提案する商品を、僕は「ブックトート」と呼んでいます。
誰もが気が付いたら本を読んでいる、そんな世界を実現するための商品です。
ブックトートという商品の価値を最大化するための3つのこだわりを紹介します。
①本を取り出しやすいブックトートにおいて、何よりも重要なのはこの要素です。
ふと気が付いたら本を読んでいる、そんな世界を実現するためには、どのカバンよりも本が取り出しやすいこと。
本1冊がジャストサイズなトートバッグは、この世には売られていません。
市販のトートバッグではマチが広かったり、全体的なサイズが大きすぎるのです。
ブックトートは一般書籍に合わせた最も本を自然に取り出せるサイズにこだわっています。
プロトタイプ製品を1センチ刻みで縫いながら取り出しやすさを検証しました。
②本を入れて持ち運びやすいブックトートは、本の取り出しやすさにかけてはピカイチです。
ですが、そもそもブックトートを持ち歩いてもらえないのであれば話になりません。
私達が提供したいのはトートバッグではなく、読書ができるようになる体験です。
みなさんが毎日持ち歩いているものは、なんでしょうか?
デザインがとても気に入ったバッグ。
片手一つで世界中とつながることのできるスマホ。
使いやすく手に馴染む財布。
そんな四天王級のラインナップに入り込むためには、持っていてストレスがないことが絶対的に必要な条件だと思っています。
プロトタイプ製品を1センチ刻みで縫いながら持ちやすさを検証しました。
毎日使ってもらいたいものだからこそ、持ちやすさに誰よりもこだわりました。
③ワンポイント「移動しながら本を読むということが、当たり前になりますように」
願いを込めて、このブックトートにはあえて二宮金次郎のロゴを入れています。
ふとブックトートに目線がいったとき。
読書をする二宮金次郎のロゴを見て、「あっ今日はまだ本を読んでない!」と1ページ開いてもらいたい。
その瞬間のためだけにロゴを用意しました。
人は、無意識のうちに目に入る情報から影響を受けるもの。
ご飯を食べている人を見るとお腹が空くように、読書をしている人を見ると本のことを思い出します。
このロゴがあなたの読書を1ページでも前に進めてくれますように。
それで本当に読めるようになるの?プロトタイプ検証の結果を書く
・5人中2人が読書量を増やした
・残りの3人は持ち歩くことをやめてしまった
→
そのフィードバックを反映してより持ちやすいプロダクトに改善しています。
誰がこんなことをやっているのか初めまして。
申し遅れました、田嶋健太と申します。
現在はサラリーマンをしています。
先述したように、僕も以前まで本を読めない人間でした。
典型的な読書嫌い。年間1冊読むか読まないか。
たまに友達からおすすめ本を借りても、読まずに返していたレベルです。
会社同期のとみーを見習って、まずは1冊の本を読み切ることから始めたものの、
まったく読書習慣のなかった僕が、本を読むことは容易いことではありません。
土日の朝に読もう、帰ったら寝る前に読もう、カフェで時間を作って読もう、
一時期は、毎日のページ数をとみーに進捗報告するまでして、自分を縛ったりもしました。
しかし、どれも継続は難しく失敗してしまいました。。
試行錯誤の結果、手提げの力を借りて読書習慣がついてからも、
もっと持ちやすい手提げはないかな?と色々な工夫をしてきました。
パン屋さんの紙袋を持ってみたり、雑貨屋の紙袋を持ってみたり、
そもそも本を丸裸で持ち運んでみたり、小さな手提げを購入してみたり・・。
最終的にはその手提げを自分で裁縫して改造し、習慣化にとって最適な手提げとは?を突き詰めてきました。
精神論では読書を習慣化できないことを身に沁みている僕だからこそ、
誰よりもストレスなく本を持ち運びたかった僕だからこそ、
この世で一番優れたブックトートを考えることができました。
集まったお金の使い道10%を寄付し、90%をこれからの活動に役立てていきます。
https://www.itc-zaidan.or.jp/contribute/
さいごにこれは、ただのトートバッグではありません
読書の習慣化を目指すためのツールです
荷物を運ぶことを目的とした道具ではありません
本を読むことを目的とした道具です
「もっと本を読みたいな」
その自分の気持ちに少し
■特定商取引法に基づく表記
|