初めまして!SIMPLISH STANDARDの永井です。
店頭にカレンダーが並びはじめる季節がやってきました。
みなさんは、どんなカレンダーを購入するか、もう決めていますか?
この世の中に商品として売られているカレンダーは山ほどあります。どんなカレンダーを選ぶか...、その理由は千差万別です。
私自身がカレンダーを選ぶ理由は先に述べましたが、自分の要望に完全にフィットするものは、なかなか見つからないものです。
こんなデザインのカレンダーがあったらいいのに、、、というアイデアが私の頭の中にたくさんあります。それをひとつひとつかたちにしていき、製品として販売することによって、カレンダー選びの幅が少しでも広がったらいいなと思っております。
記念すべき第一弾のカレンダーは、私が日頃からお仕事でお世話になっている、SDK.inc代表、高山氏のデザインプロデュースの元、誕生しました!デザインコンセプトは、「simple is best !!」
こだわりのポイントをご紹介致します。
《こだわり その1 モノトーンのシンプルなデザインがいちばんなんです》私はシンプルな部屋が好きです。ナチュラルカラーで統一されたインテリアに、ポイントでお気に入りの色を取り入れて、気分で模様替えを楽しんだり....。好きな作家さんのカレンダーを部屋のポイントに飾ったりもしていました。 一人暮らしをしていた頃は、自分の思いのままにできたインテリア。家族が増えると、モノが増え、色が増え、収納しても隠しても、どんどん増えるモノたち....。 色やモノがあふれた空間に、もうこれ以上主張するものは要らない!と考えるようになりました。 一年中壁に飾るカレンダーは、空間に溶け込んで気にもならない、モノトーンのシンプルなデザインがいちばんなんです。タイポグラフィをモチーフにしたモノトーンのシンプルなデザイン
《こだわり その2 白い紙と黒色にもこだわってます》このカレンダーは、ザラザラとした質感がある、生成り色の紙を使用しています。 突然ですが「皆さんのお宅やオフィスの壁の色は何色ですか.....?」ほとんどの方が、「白」と答えるのではないでしょうか。「白」とひとことで言ってもいろいろな白があります。寒色系の白、暖色系の白、グレーがかった白。 インテリアに用いられる、白い壁紙はそのほとんどが暖色系の白です。この暖色系の白にしっくりと馴染む、色と風合いの用紙を選びました。 黒にもいろいろな色味があります。グレートーンを見るとその違いがよりハッキリと分かるようになります。このカレンダーには、生成りの用紙にしっくりと馴染む、暖色系の黒色を使用しています。[用紙の見本帳] 白い紙といっても、色も質感もさまざまです
あたたかい印象の暖色系の黒(上部)クールな印象の寒色系の黒(下部)
《こだわり その3 細部にまでこだわりを持って作り込みました》このカレンダーは、数字と文字だけのシンプルなカレンダーですが、文字の美しさ、余白のバランス、色の濃淡など、細部にまでこだわりを持って作り込みました。 フォントをアウトライン化してよーく見てみると、ラインが曲がっていたり、長さが揃っていなかったり、左右均等でなかったり、太さが統一されていなかったりすることがあります。それらを一文字づつ修正して整えていきます。また、文字の見えやすさを考慮して、文字間の調整を行い、最後に全体を見ながら、余白のバランスと色の濃淡を調整していきます。余計と思われるポイントを減らして、なめらかなラインに
文字の見えやすさを考慮して、文字間を調整
全体を見ながら、余白のバランスと色の濃淡を調整
《こだわり その4 使い勝手も重要です》このカレンダーはスケジュールの書き込みスペースを十分に確保してあります。 デザインを重視すると、コンパクトにまとめた方がバランスがよかったり、文字が小さい方がスタイリッシュだったりするのですが、毎日の予定を書き込みできるスケジュール帳のようなカレンダーにしたかったので、スペースを十分に確保するためにはどうしたらよいのか、何度も調整を行いました。 最初は、1月〜12月まで、同じスペースで作成していました。ところが、日数や始まる曜日によって、5段と6段になる月があるため、どちらに揃えても一方に無駄なスペースが出てきてしまいます。そこで、5段と6段それぞれで、最適なバランスになるように調整することにしました。それにともない、前の月と、次の月の表記の位置も微妙に調整してあります。5段と6段になる月それぞれでスペースや位置が異なります
日々の予定の書き込みに便利です
こだわりのポイントはいかがだったでしょうか....?
数字と文字だけのシンプルなカレンダーはすでにたくさんありますが、ここまでこだわって作成したカレンダーは、ありそうでなかった!のではないでしょうか....?
こだわり足りない部分も、実際に使用してみたら、使いづらい部分もでてくるかもしれません。そんなご意見をみなさんから教えていただき、より使いやすいカレンダーを製作していきたいと考えております。
【法人様向け名入れ致します】法人様向けに、名入れ印刷プランをご用意いたしました。こだわりのデザインカレンダーを年末年始のご挨拶に、ぜひご利用ください! 名入れ例(社名ロゴ・住所・HPアドレス・電話番号) kibidango 東京都目黒区碑文谷5-8-12-217 http://kibi-dango.jp/ 03-0000-0000 ※記載内容等、ご相談に応じます。名入れ例(表紙)
名入れ例(1月)
《デザインを商品化するということの難しさ》私自身、プロダクトデザインをするのは初めてで、紙媒体のデザイン経験も乏しく、どのくらいの費用がかかるのか?そういった基本的なこともわからないまま、カレンダー製作を始めました。いざ、試作品製作にとりかかってみると、、、現実を目の当たりにしました。 紙出力は、工業製品とは違い、発注の際にまとまった数量が必要ということはありません。一部でもお願いすれば作成することが可能です。ですが、コストがかかるのです。 カレンダーを一部作成するのに、数万円のコストがかかってしまいます。それでは、商品として成り立ちません。商品として成立するためには、まとまった数量を発注することが必須です。 資金力があれば、販売の見込みが先に立たなくても、初期在庫を抱えることが可能です。新しい商品ができあがってから、営業力を駆使して一生懸命売ればよいのです。(もちろんそれも大変なことです) 私のような、企業に属していないデザイナーがデザインを商品化するということは、資金面はもちろんのこと、どうやって販売するのか、そのためにどう営業するのかなど、さまざまな壁を乗り越えなければなりません。《SIMPLISH STANDARDの今後の展望》私のまわりには、フリーで活躍しているすばらしいデザイナーがたくさんいます。優れた技術を持った職人さんや、すばらしい商材を扱う中小企業の方々との出会いもありました。それらが結びつくことで、まだこの世の中にはない、すばらしい製品がたくさん生まれると思っています。 そういった商品を販売する拠点となる場所に、SIMPLISH STANDARDを育てていきたいと考えております。 今回のカレンダーは、私一人の力では試作品製作にすらたどり着くことができなかったと思います。様々な方々の協力があり、なんとかここまでたどり着くことができましたが、商品化するためにはあともう一歩です。 カレンダーを気に入ってくださった方、今後どんなプロダクト製品が生まれるのかご興味を持ってくださった方、自分でも商品を販売する場があったらいいのになと思っている方など、、、、 みなさまのあたたかいご支援をどうぞよろしくお願い致します! |
目標は ¥100,000 に設定されています。
プロジェクトは 2015/09/27 に達成し、2015/10/16に募集を終了しました。
タイポグラフィカレンダー[1冊](税・送料込)
お届け・提供予定時期
サポーター数 4
タイポグラフィカレンダー[2冊セット](税・送料込)
お届け・提供予定時期
サポーター数 6
タイポグラフィカレンダー社名印刷[20冊セット](税・送料込)
お届け・提供予定時期
サポーター数 4
タイポグラフィカレンダー社名印刷[30冊セット](税・送料込)
お届け・提供予定時期
サポーター数 0
タイポグラフィカレンダー社名印刷[50冊セット](税・送料込)
お届け・提供予定時期
サポーター数 1
タイポグラフィカレンダー社名印刷[100冊セット](税・送料込)
お届け・提供予定時期
サポーター数 0
【数量限定】タイポグラフィカレンダー[1冊]きびだんご受取(最寄駅:学芸大学) 特別価格(税込)
お届け・提供予定時期
サポーター数 10 | 数量限定あと 0
【数量限定】タイポグラフィカレンダー[1冊] 特別価格(税・送料込)
お届け・提供予定時期
サポーター数 10 | 数量限定あと 0
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