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企画中の「種」プロジェクトを紹介しています。
愛媛県松山市沖にある興居島(ごごしま)から、このプロジェクトはスタートします。古くより柑橘栽培が盛んで、日本の都市部では体験できない、海、山、空が織りなす贅沢な空間がここにあります。 そんな興居島が、県内でも他の観光地に引けを取らない特別魅力的な場所であると発信するために。2025年夏に宿泊施設「NAWANAWA BACKPACKERS」をオープンして、興居島と世界の魅力を相互に伝えていく根っこになるべく奔走します。フォロー・応援をよろしくお願いいたします!
石川 真里
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![]() 石川とカフェの猫店長キジトラマン
離島から世界に挑戦中!こんにちは!愛媛県松山市沖にある興居島(ごごしま)でゲストハウス・NAWANAWA BACKPACKERSを開こうとしている石川真里と申します。 アフリカや世界が大好きな3児の母です。
私は大阪府出身で、京都の大学を卒業後、小学校教諭として大阪の小学校に勤め、その後JICA海外協力隊としてナミビア共和国で2年間を過ごしました。帰国後、同じJICAの隊員だった主人と結婚して、興居島に移住し、夫婦二人でごごにゃんファームという名前で2017年4月に柑橘農業をスタートさせました。
![]() ナミビアのOPUWO小学校の生徒達と。図工・音楽・算数を教えていました
![]() アフリカにいた時と同じ空気感が気に入って興居島に移住しました
![]() 多品種少量生産。レモンやアボカドも育てています
現在は、柑橘を作っている傍ら、6次産業化にも力を注いでいます。ジュースやジャム、焼き菓子などの加工品を作って販売するテイクアウトカフェCAFENAWNAWAを2022年7月にオープン。当初はキッチンカーでしたが、主人が1年かけてカフェ小屋をつくり、現在はそちらで営業しています。
![]() みかん100%のごごしまみかんジュース
![]() 小さい3番目を背中におぶりながらCAFE営業しています
![]() 一番人気のケイクマウンテン島レモン。自分で栽培した無農薬のレモンの皮と果汁がたっぷり
そして、一昨年、自宅兼カフェから徒歩2分にある築64年の小さな古民家を譲っていただけることになり、「目の前に海が広がる小さなゲストハウス・NAWANAWA BACKPACKERS(ナワナワバックパッカーズ)」を開きたいと、ただいま準備を進めています。ナワナワバックパッカーズでは、訪れていただいたお客様に興居島の魅力と世界の魅力の両方を体感できる、HAPPYなひとときを過ごせるようなゲストハウスにしたいと思っています!
![]() 築64年の小さな古民家(改修前)
興居島ってどんな島?ゲストハウスになる場所はどこ?![]() 約15分の船旅でごごしまへ。背景に見える山が「伊予子富士」
興居島は、松山から最も近い人口約1,000人弱の小さな島です。伊予鉄高浜駅の目の前にある高浜港から、興居島行の船にわずか10~15分乗船で、あっという間に到着します。古くより、桃、びわ、柑橘栽培地として有名であり、現在は数々の品種の柑橘が栽培されています。「興居島といえばみかんだよね」と愛媛県民の多くは皆口を揃えていうほど、みかんの島として有名です。
![]() みかん畑からの風景
また、島の象徴である「伊予小富士山」があり、4月には島内の88か所の霊場をめぐる「島四国」、10月には古くから伝わる伝統芸能「船踊り」があり、県の 無形民俗文化財に指定されている「船踊り」は、ちょうどNAWANAWA BACKPACKERSの目の前で行われます。
![]() 島の無形民俗文化財「舟踊り」。息子(右端)も参加しました
NAWANAWA BACKPACKERSの場所は、両方の港を結ぶ道路のちょうど中間地点に位置しています。目と鼻の先には海と公園。隣には島で最も古く歴史ある「船越和気姫神社」が所在し、穏やかで静かな雰囲気に囲まれています。
![]() NAWANAWA BACKPACKERSの隣に位置する船越和気姫神社。七五三やお宮参りなどいつもお世話になっている氏神様
みかんの島だけでなく、〇〇ができる島を。子育て世帯も大歓迎!![]() 保育園も小中学校も島民の児童数は少ないのが現実。ネコやイノシシはたくさん、、
私たちが移住した8年前と比べると、興居島は様々な角度から変化の途にあるといえます。一つは、人口減少という現実です。島民の60%以上が高齢者であり免れることができません。しかし、減少分をカバーできるには程遠いですが、移住者がぽつぽつと増えてきたこと、そして飲食店が数件できたことは、明るい変化だと思っています。
![]() 島には廃校を利用したカフェ、コーヒー屋、うどん屋、お弁当屋、クラフトビール店など飲食店が増えました
ところが!興居島は今でこそ、国内外の観光客や、愛媛在住者も「久しぶりに興居島きた!」という方々が増えつつあります。そうはいっても、隣の今治市のしまなみ海道のような観光客が大勢くるような場所ではありません。人が沢山訪れば、静かな島の風景が損なわれるかもと懸念しがちですが、私は、この興居島は利便性が良い分、単発的に訪れる人が今よりも少し多くなれば、島全体が元気になるような印象をもっています。そんなきっかけに、気軽に泊まれるNAWANAWA BACKPACKERSが一役買えればと思います。
![]() アメリカから旅行できたファミリー。国内外からの人数は増えつつありますが、、!もっと魅力的な場所を世界に発信したい
また、ここ最近、島のママ友達が「子育て世帯ならではの島暮らしの生活と魅力」をSNSで発信したり、島の子供達を対象としたイベントを開催するなど、子育て世帯ならではのパワーが大きくなってきています。興居島はみかんの島で有名かもしれませんが、「興居島にもこんなところがあって、小さい子供も楽しめそうだな」と、県内問わず国内の子育て世帯が興居島に遊びにくるきっかけになればいいなと思っています。
![]() 興居島のママ友達(左端、その隣)、南海放送のアナウンサー、私
なぜごごしまでゲストハウスを開きたいのか?きっかけはアフリカでの出会い?!私がなぜ興居島でゲストハウスをつくろうと思ったのか、お話させてください。当時大学4年生だった時に、NGOのインターン生として初めて訪れたアフリカの地、マラウイ。2か月滞在した後、帰国する直前、プロジェクトをしていた村で赤ちゃんが誕生し、お母さんがこの村を支えてくれたお礼にと私の名前である「マリ」を赤ちゃんの名前につけてくれました。その時心の中にはしった衝撃と感激と無力感と沢山の感情が自分の中に渦巻きました。こんなにも心が大きく動いたことはそれまでもありませんでした。
![]() 生まれたての「マリ」。今自分が母親になってわかります。自分の子供に名前をつけるということがどれだけ大切なことなのか
![]() 「マリ」と村の子供たちと
それから、約5年後、ナミビアに滞在していた時にも1年に1回、マラウイを訪問し「マリ」に会いに行くことができました。小さな約束を果たすために。私が願うのは「マリの」永遠の健康と幸せのみです。この経験から、「その土地の場所で出逢う」ことこそ、見えない何か、ハッピーに繋がるものが生まれ、お互いの人生をもっと豊かにすることができるのではないかと確信しました。
![]() 「マリ」(左前から2番目のピンクの服)との再会。約5年ぶり。ナミビアから会いに行った時の写真。
ナミビアに2年間住んでいた時もそうです。毎日何気ない学校生活でも、生徒も同僚の先生達も、村の人たちも、関わり、繋がることが、自分の心をあったかくしてくれているんだなと、そう思いました。名目上ではボランティア活動でしたが、そういう垣根を超えて、人と人との関わりがもたらす良いエネルギー、こういうものを生み出す場所を作りたいなと自然とそう思いました。もちろん、大好きなアフリカを忘れないためにも。
![]() ナミビアのOPUWO小学校の生徒達に沢山の愛をいただきました
![]() 住んでいた村の子供達からは毎日素敵な笑顔をプレゼントしてくれました
やりたいことがあって、チャンスが来たなら、それはもう、やるしかないのです!実際に興居島に住み始めて、コロナ禍を除き、観光客を確実に増えているのは、カフェを始めてから身をもって体感していました。なぜ皆が興居島に来るのかというのは、確実に、のんびりできる自然を体験したいからです。そんな興居島をたったの数時間だけでなく、自然のみならず、1日、2日と過ごすことで、人と人の出会いがきっとあり、双方の人生を豊かにすることができる。アフリカでの経験が自信を大きくさせていました。そんな場所を作るには、ゆっくり滞在できるゲストハウスをはじめてみたいと。ずっと心に温めていました。
![]() たまたま居合わせたお客さんとお客さん同士が仲良くなるのはよくあること。左の二人は、夜ご飯まで一緒に食べに行ったようです
そんなことを確信していた最中、自宅兼カフェと同じ地区にあるおばあさんが住んでいたお家が取り壊されるという話をご家族から耳にしました。少なからずとも、私の子供たちにいつも声をかけてくれ、居住地区や興居島の歴史を教えてくれ、交流があったおばあさん。この家がなくなるのは、とても悲しいなと思っていました。
そこで、勇気を出してご家族にこのお家を譲ってもらえないかと頼んだら、二つ返事でOK。反対に感謝の言葉をいただきました。これも何かのご縁、ここでゲストハウスをはじめよう!ともうその瞬間に心は決まりました。同時に、私は、このおばあさんと過ごした短い時間をずっと大切にしようと、そして、温かみが詰まったお家をお預かりして、沢山のハッピーが産まれる場所に変身させるのだと心に誓いました。
![]() おばあさんが住んでいた家。改修中のひとこま
築64年の古民家改修を終えてあとはモノをそろえるのみ、、だがしかし!!![]() ゲストハウスの中。すっかり生まれ変わりました。
![]() カウンターキッチンを増設しました
そして昨年、プロジェクトが始動し、全面リフォームを終え、築64年の古民家はみごとに生まれ変わりました。しかし、まったく以前の面影がなくなったわけではありません。この家をずっと支えてきた大きな柱、そこに刻まれている傷あとが、この家の長い歴史を物語っています。
これまで、銀行からの融資と自己資金でなんとか改修費用を賄ってきました。しかし、家具家電・寝具・備品等を買い揃える費用は融資することできませんでした。とても悩みましたが、悩んだ末に、今回クラウドファンディングを使って、50万円の資金をご協力していただく決断をいたしました。ただ資金を調達するために使用するのではなく、私たちがなぜゲストハウスを開きたいのか?ということもしっかりPRできる良い機会だとも思っています。
支援の使い道建物は、築64年木造1階建てです。興居島は、市街化調整区域に該当するため、旅館業としては住宅宿泊事業(民泊)という形態のみでしか運営できません。ですので、私たちの宿も、180日まで営業可能な民泊というかたちで運営します。
・家具・家電・寝具・備品・看板製作・外構整備……約45万円
・クラウドファンディング手数料……約5万円
どんなゲストハウスになるの?海まで1秒!扉を開けると目の前に広がる静かな瀬戸内海![]() ゲストハウスの窓から眺める景色
ゲストハウスの立地は最高です。目の前はオーシャンビュー。公園、神社があり、静かな環境をお約束します。港や商店に近いという利便性は低いですが、それでも、両方の港のちょうど中間地点ですので、徒歩で20分ほど、島の景色を眺めながら歩けばちょうど良いお散歩コースです。またレンタルサイクルもご用意する予定です。
オーナーが徒歩2分の場所にいる安心感。赤ちゃん連れも歓迎!![]() オーナーは小さなベビーがいる3児の母。子育て世代の味方です
オーナーが徒歩2分の場所に住んでいるので、離島ならではの環境下もしもの困りごとがあったときの、お守りとして安心感を与えることができればと思います。また、赤ちゃん連れや子供連れのご家族も楽しめるように、キッズコーナーを設け、おもちゃや絵本、子供対応の備品もしっかり取り揃えます。
興居島の日常を楽しむ観光をお手伝いします!英語での対応もOK!![]() オーナーは世界各国に滞在した経験があります。島のおすすめスポットも聞いてください!
島に来ていただいたら、どんな場所に興味があるかお聞きして、おすすめの場所などをお伝えいたします。英語でも対応も可能です!!
ウェルカムスイーツ&朝食オプションも直営カフェで提供している焼き菓子をウェルカムスイーツとしてご用意いたします。また、オプションで朝食付きをお選びいただけるようにして、焼きたてのワッフルやジャム、みかんジュースなどをご用意しようかと予定しています。
![]() CAFENAWANAWAの焼き菓子
シングル、2人でも宿泊しやすい料金設定興居島には、ここ数年間に民泊施設が続々とオープンしています。古民家をリノベーションした個性溢れる既存の民泊は、間取りも広く大人数の宿泊を対象としたものが多いです。ナワナワバックパッカーズは、元々小さな古民家ですので、その特性を活かし、お一人からでも気軽に宿泊できるようシングル料金、2人料金と、少人数からの料金設定を設ける予定です。
そんな話をしていると、当初はそこまで予想していなかったのですが、「今度家族(または知り合い)が興居島に来るんだけど宿ってその頃にはできてる?」という島の友人達からのお声を沢山頂戴しています。島民の方々にも気軽にご利用いただける需要があると確信していますし、ご期待に添えるように準備して参ります。
<料金予定>
1人1泊……7,800円
2人1泊……15,000円
3人1泊……22,500円
ごごしまと世界を紡ぐゲストハウスをつくります!!私たちのバックグラウンドには世界があります!カフェを営業していると、世界各国からお客様が来ていただけるようになりました。また、もちろん島内をはじめ愛媛県内、日本国内から来ていただくかたにも、世界との共通点が見つかったり、また世界の素材を使った飲み物やお菓子、お話を通じて私の大好きなアフリカを発信できるきっかけを提供できる場になっています。
ゲストハウスをはじめることで、より一層ごごしまの魅力を伝えることができますし、また内装のインテリアやファブリック、本や雑貨なども世界各国からのもので充実させたりと、世界を発信できる工夫も整えていく予定です。
そして、その人の人生が過ごしでもハッピーにあたたかくなれるような、つながり、出逢い、そんな目に見えないものが生まれる場所づくりに奔走してきます。
応援のほどよろしくお願いいたします!
![]() 韓国からのお客様は毎日出会います
![]() 中南米から来られたjica研修生のみなさんと。
■特定商取引法に基づく表記
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Project Seed !
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