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初めまして皆様、初めまして。デクノボンズ代表の小野寺です。食用油脂の製造販売を生業とし、私とパート1名の13年目を迎える小さな町の油屋です。日々、お客様のあたたかいご支援をいただき事業を続けてくることができました。豊かな食と景観、経済の循環を作り出すため、win winではないhappy happyを目指し、夢は大きく日々油にまみれております。さらなる夢実現の為、新たな一歩のため、以下をお読みいただき応援いただければ嬉しいです。
 主に菜種油を搾っています 一面の菜の花畑（岩手県一関市）
「菜の花」は一関市の花で、昔から菜種油に親しんでいた地域でした。
その昔、農家は菜の花を栽培し、その種を担いで搾油所に出向き搾ってもらった油を背負って帰ったものだと先輩方は教えてくれました。しかし、その文化はいったん途切れ搾油所もなくなってしまい数十年、忘れ去られようとしたとき地域の先輩方はもう一度あの菜種油が食べたいと栽培に乗り出します。するときれいな菜の花畑は話題になり、自分も栽培したいと菜の花栽培が復活することになったのです。
すると菜の花の栽培をする農家さんから「油、地元で搾れないか！？」との声が上がり始めます。それまでは県外の搾油業者に委託し、油にしてもらっていたわけですが、その声におされ有志で建設の方法を模索し始めます。しかし課題は資金と設備、途方に暮れそうになった時、菜の花を栽培していた農家が中心となり100名以上の方々から、これを元手に搾油工房を作ってもらえないだろうか？との応援をいただき設立を決意するに至りました。設備はこれまで搾油をお願いしていた搾油業者の方から中古の搾油機を譲ってもらい搾り方も指導していただけることとに。
 みんなの思いが詰まって完成した搾油工房
なぜ、ひまわり油を始めるのか一関市の花である菜の花の油はこの地域にとって歴史的、文化的にも重要な油であることは変わりません。しかし、同じ畑で菜の花を栽培し続けると収穫量が減少し、農家さんの収入に響いてきます。では菜の花を栽培した後に何を栽培したらいいか。行きついたのはひまわりでした。菜の花はアブラナ科、ひまわりはキク科で連作の障害が出ません。菜の花を休んでひまわりを栽培してもきれいなお花畑を楽しむことができます。そしてどちらも油を搾ることができます！
菜種、ひまわりの栽培体系をつくることができれば畑を有効に使うことができます。町も明るくきれいになり、お花見の方がいらっしゃれば町が元気になります。そして何より住民の活力になります。
ひまわり油はオリーブオイルに多く含まれるオレイン酸が同じく多い品種を選定。揚げ物や、炒めものなど加熱調理に向く他、オリジナルドレッシングにして召し上がることもできます。風味が淡いため、お菓子作りにも最適です。
 満開のひまわり畑は見た人に勇気と希望を与えてくれます。
原料は国産にこだわる始まりはもう一度菜種油を、昔食べた菜種油を食べたい。そこから始まった工房は地域の油屋として農家との密接な関係にあります。原料の仕入れ加工販売はもちろんですが、農家さんの持ち込み原料を加工（搾油）して油と搾り粕に分けたものを農家さんが持ち帰り、油は自家消費、搾り粕は他の作物の肥料にすることがベースにあります。
国産の原料を使いたい。それはもちろんきれいなお花畑を国内に広めたい、どんな人が栽培した原料か知りたい、おいしい油を作りたいという思いから、これからも変えることはありません。
種に含まれる油を搾るということは原料の良し悪しが製品に直結していきます。いい原料無くしていい油は搾れないのです。
 種がぎっしり詰まった収穫期のひまわり
 乾燥、選別して
環境にやさしい循環を目指します。自然からの恵みをいただく。菜種、ひまわり油は太陽と大地から栄養をいただき豊かに実ります。そんな食材だからこそなるべく環境に負荷をかけない、循環できる仕組みを目指します。
搾油前の焙煎は、地元製材所の端材をいただき燃やして熱源にします。化石燃料を使わない環境にやさしい方法です。また、油を搾った後の搾り粕は肥料に利用し、新たな恵みをもたらします。
焙煎、搾油、静置（沈殿）、濾過、充填。シンプルですが、気温や湿度、原料の水分量など五感を最大限利用して商品にしていきます。溶剤や添加物をしない安心してお召し上がれる油です。
 薪を利用し、ゆっくりじっくり焙煎します。
 搾油機からでてきたばかりの油。
ひまわり油の商品化の為に50万円を必要としております。生産、加工、流通、消費この流れが正しく行われることが継続を可能にします。
その為に今回このひまわり油が持っているストーリーと価値を表現できるデザインで皆様にお届けする為に50万円を必要としております。
ご支援いただいた金額の中から約50％を返礼品に、残りの50％から手数料や他経費を差し引いた金額をデザイン料、梱包資材等の初期にかかる費用にあてさせていただきます。
雄弁なデザインと、破損なくお客様にお届けするための梱包資材、ひまわり油の持つストーリーを誤解なく伝えるための紹介カードの作成の為、使用させていただきたいと思います。ご支援をよろしくお願いいたします。
 瓶詰めになった2017年産ひまわり油。綺麗な油に仕上がりました。
小さな町の油屋ができること菜種油を搾って十数年、ようやくおいしい油はどうしたらできるのか、なんとなくわかってきたような気がしています。とは言え、10年後に今を振り返ったとき恥ずかしい油を作っていたなと思うかもしれません。でも今できる最高の油を作りたいと思い油にまみれながら日々油と向き合っております。
今回ご支援いただけるかいただけないかは別として、ここまでお読みいただいた事に感謝を申し上げます。
この町で生まれた私は、この町で何かをするために今があると思いこれからも油を搾っていきます。
 丁寧な生産者があって初めて、おいしい油が作られます。
 地域に希望の種を
■特定商取引法に基づく表記
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目標は ￥500,000 に設定されています。
プロジェクトは 2018/03/05 に達成し、2018/03/19に募集を終了しました。
ひまわりと菜の花の種 [送料・税込み]
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ひまわりの種会員 [送料・税込み]
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ひまわりのつぼみ会員 [送料・税込み]
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ひまわりの花会員 [送料・税込み]
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ひまわりの花プレミアム会員 [送料・税込み]
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サポーター数 0 | 数量限定あと 5
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