1つは、標高が高く、寒暖の差が大きいこと。
世界最高峰「エベレスト」の麓に広がる高地は、
昼間の気温は高く、夜間は急激に気温が下がるため、
豆がふくらんだり、縮んだりの運動を繰り返し、
身が引き締まりコクが生まれます。
コーヒー豆の成長もゆるやかになり、
ゆっくりと実が熟していくことで、
良質なコーヒー豆が育っていきます。
2つめは、水が良いこと。
ヒマラヤ山脈の雪どけ水は、山の地層を通り抜けて、
ミネラルを多く含むため、通常の水に比べ少し甘みを含んでおり、
やわらかい味わいのコーヒー豆が育ちます。
3つめは、降雨量と濃い霧。
一定の降雨量があり、適度な水分が補給されながらも、
山岳地帯の急斜面であるため、水はけが良く、
コーヒーの木が育つのに、ちょうど適した環境になっています。
また、日中に濃い霧がひんぱんに発生することで、
太陽の光がさえぎられ、急激に気温が下がります。
霧が晴れれば、気温が上がり、
夜になれば、また気温が下がります。
1日のうちに、何度も気温の変化があることで、
豆がふくらんだり、縮んだりの運動を繰り返し、
実の引き締まった密度の高いコーヒー豆ができていきます。
実は、「コーヒーの王様」と呼ばれ、200グラムで3500円〜6000円の値がつけられる高級豆「ブルーマウンテン」も、
濃い霧が発生することで、1日の内に気温の変化が何度も発生し、
豆が引き締まっていくので、良質な高級豆となっています。
100パーセント無農薬。
というのも、
山で自生している植物の合間にコーヒーの木を植え、
栽培しているので、農薬を使うわけにはいかないんです。
パッと見ただけでは、どこにコーヒーの木があるのか分からないほど。笑
高い木の間にある、背の低い木が、コーヒーの木です。
自然にやさしい「アグロフォレストリー農法」
こうして森林の間で、コーヒーの木を栽培する農法は
「アグロフォレストリー農法(森林農業)」と呼ばれる、森をまもり、森と共に、コーヒーの木を育てることができる、自然にやさしい農法です。
コーヒーの木は暑さには強いんですが、実は直射日光に弱いので、こうして背の高い樹木の間に植えていくことで、強い直射日光からコーヒーの木を守ってもらう、という意味もあります。
この写真だと、よ〜く見ると、赤いコーヒーの実が見えます。
化学肥料も使わず有機栽培で。
良い作物を作るには、良い土壌が欠かせません。
肥料に関しても化学肥料を使わず、
有機栽培には欠かせないミミズちゃん達が、土の中で活躍しています。
土作りの主役は、土壌動物や微生物たち。
その中でもスターはミミズちゃん。
1:動き回って土をやわらかくしてくれる
2:害虫を食べてくれる
3:糞がそのまま肥料となる
と、実はいろいろな役割を果たしてくれています。
彼らの活躍で、コーヒーの木はゆったりと根を張り、
害虫からも守られ、栄養を十分に摂ることができています。
そして、農薬を使わない理由は、もう1つあります。
自然を壊さないように「アグロフォレストリー農法」で、
自然にやさしく、無農薬で、という意味もありますが、
農薬を買うようなお金が無い、というのも理由です。。
農薬を使うのは、ブラジルなどの広大な土地で、
大規模なプランテーション農場に、飛行機で農薬をまいて、
大量に安くコーヒーを生産する、という方式で、
大きな資金を持っている企業が、取り組む方法です。
このネパールの山岳地帯で、そういった農薬散布をすることは、
金銭的にも、環境的にも、合わない状況なので、
農薬は使いませんし、使えない、というのが実状です。
1つ1つ、人の手で進められる流れ
高地の急斜面で、他の植物に混じって植えられているコーヒーの収穫は、
当然、機械化することはできないので、人の手で、1つ1つ収穫され、
その後の、洗い、乾燥、出荷に至るまで、1つ1つ、
人の手で、丁寧に、古来伝統の農法と技法で進められます。
真っ赤に実ったコーヒーの実
これは収穫後のコーヒーの実。「コーヒーチェリー」と呼ばれます。
こんな手回しの道具で、上からコーヒーチェリーを入れて、ぐるぐる回して、コーヒーの実の中にある「種」を取り出します。出てきている白い「種」が、「コーヒー豆」になるものです。
ただ、コーヒーチェリーから、白いコーヒー豆を取り出した状態は、
実はけっこうヌルヌルしているので、
(私も訪問した際に初めて知りました!)
ヒマラヤ山脈から脈々と流れている川の水で、丁寧に手洗いをします。
川で手洗いをした後は、高原で天日干し(サンドライ)します。
大きなプランテーション農場では、火力乾燥機をつかって、
高温で数時間のうちに豆を乾燥させたりもしますが、
エベレストコーヒーは天日干しで、
太陽の恵みを受けながら、
低温でじっくりと乾燥させていきます。
じわじわじっくり乾燥させることで、
酸味や香りが抜けにくく、
コクが増し、旨みが凝縮していきます。
乾燥後は、人の手で、1つ1つ欠陥豆を取り除いていきます。
実に、地道な作業!
こうしてつくられるエベレストコーヒーは、収穫量が少なく、
希少なコーヒー豆となり、流通量も限られています。
今回、筒井さんからお話をいただいて、
ぜひ日本にも届けたいと言っていただいて、
作り手としては、非常にうれしく思っています。
日本のみなさんの元にも、このコーヒーが届き、
長く愛されるコーヒーになることを願っています。
よろしくお願いいたします。
プロはどう判断するんだろうか??
個人的には気に入っている「エベレストコーヒー」。
このコーヒーを、プロはどう判断するんだろうか?
今後、このエベレストコーヒーを、本格的に輸入して、
もっと多くの人が味わえる状況にできないだろうか、と考え始めた頃、
近所にあった焙煎工房に電話をし、訪れる約束をし、
エベレストコーヒーの豆を持ち込んでみました。
そこにいたのが、焙煎工房の社長、
珈琲道50年の焙煎士 山本清人さん。
風貌は渋く、やや強面でしたが、話し始めると気さくな方で、
エベレストコーヒーを輸入して販売することも考えていると伝えると、
2時間あまり、いろいろと教えてくれました。
コーヒーのことしか知らない、と謙遜されてはいましたが、
18歳で、まだ設立間もない「上島珈琲株式会社」に入社し、
まだ日本にコーヒーを出すような純喫茶はわずかだった頃から、
北は北海道、南は鹿児島まで、日本中のレストラン・喫茶店・コーヒー店を、コーヒーの指導・開業支援・豆の販売で巡り、
その間には、南米各地のコーヒー園へ出向き、
各国のお偉い方々にも会っていたりしていたとのこと。
山本さん、1970年の大阪万博では、コーヒー事業の総責任者を担当。
「上島珈琲株式会社」退社後は、
あの「ダートコーヒー」を創業。
その後、共同創業者にダートコーヒーを譲り、
「ゴールデンミル」という名前で喫茶店チェーンを開業。
関西一円に17店舗を持たれていたそうで、そのうちの1店舗には、
よく妻と行っていたのを思い出し、ひとしきり盛り上がりました。
今は、豊中にある、ここ1店舗で、
豆の焙煎・販売されているとのこと。
人生、コーヒーひと筋の山本さん。
そんな山本さんの前に、ドキドキしながら、
エベレストコーヒーの生豆を出してみると、、
生豆を手に取り、まず一言、
「これはいい豆だね」と。
これには心底、ホッとしました。(^^)
そして、早速エベレストコーヒーの豆を焙煎していただきました。
すると山本さん、
なんと焙煎した豆を、直接食べました!そして
「うん、おいしいわ。」と。笑
↓ ↓ ↓
「このエベレストコーヒーを、ブルーマウンテンや、モカ、マンデリンと
並ぶようなブランドの1つとして、広げていきたい」と伝えると、
「それぐらいのレベルとして扱える豆だね」と、お墨付きをいただくことができて、一層の自信を持つことができました。
さらに、他のいろいろなコーヒーの試飲もさせていただいたり、
短い時間でしたが、ここに書ききれない程のお話を伺うことができました。
これからもいろいろ教えて下さい、と名刺を交換して店を去りましたが、
その帰り道には、ここで焙煎をお願いしようと心に決めていました。
山本さんは今年で73歳ですが、コーヒーが好きだからあと10年は現役で頑張ると言われていて、昨年、還暦で60歳を迎えた私ですが、大先輩の発言に勇気をもらった時間でもありました。
ちょっと「変わった」カフェレストランで、、
妻の筒井百合子は、NPO団体の関係で「cafeサパナ」という
カフェレストランを共同運営しています。
このお店、ちょっと変わったカフェレストランで、ランチが「日替わり」。
「え、ランチが日替わりなんて、どこでもやってるんじゃない??」
あ、そうです、「日替わりランチ」なんて、どこでもやってますが、
ここの「日替わり」は、「メニュー」の日替わりではなくて、
「国」が「日替わり」。
きのうは、「タイ料理」で、
今日は、「ベトナム料理」で、
あしたは、「ネパール料理」で、
あさっては、「韓国料理」という、
「国」が毎日変わる、日替わりランチ。
なぜそんなに毎日コロコロ変わるのかというと、、
妻が関わっているNPO団体は、国際交流の活動をしている団体なので、
その活動の一貫として「交流の場」としてのレストランを運営していて、
毎日のランチを、各国から日本に来ている外国人の方々が日替わりで担当し、自分の国の郷土料理を出しているから「国」が日替わりのランチが出てくる、ということなんです。
そんな、ちょっと変わったカフェレストラン「cafeサパナ」でも、
この「エベレストコーヒー」を出してみることにしました。
すると、お客さんの反応は上々♪
中には「このコーヒーを、豆で売って欲しい」とのことで、豆を買って帰る方もいたりして、個人的な偏った好みではなく、一般の方にも気に入っていただける持って帰りたくなるようなコーヒーであることが、実感できました。
そこで、我が家と「cafeサパナ」だけで出していたエベレストコーヒーでしたが、
本格的に輸入をして、もっと多くの人に、このエベレストコーヒーを届けたい、と想うようになり、このプロジェクトを進めていこう考えるようになりました。
しかし、、そうは思ったものの、そこから2年間、
資金面や、時間的な都合で、状況はあまり進展していませんでした。。
さあ、いざ「きびだんGO!」
そこで今回、このプロジェクトを本格的に進めていくために、
みなさんの元に、エベレストコーヒーが届く流れを生み出すために、
豆の仕入れ、船便の運送費、商品化のためのロゴ・パッケージ制作、ネットショップの開店・運営などなど、初期段階で必要となってくる資金に関して、
みなさまのお力をお借りするべく、この場をお借りする事にしました。
今回、特に、応援をお願いしたい部分。
今回、輸入する際には「船便」を使うので、その運送費用がかかります。
(飛行機便は、ちょっと高い。。)
1回に輸入する量が少ないと、1回の輸送費用を、個数で割った
「1個あたりの運送費」が高くなってしまうので、
みなさんに提供する価格も、どうしても高くなってしまいます。
みなさんに提供する価格を抑えるためには、
「一定量以上のまとまった量」を仕入れる必要があります。
「まとまった量」を仕入れることで、
「1個あたりの運送費」を下げることができ、
「まとまった量」を仕入れることで、
仕入れ価格を抑えることも出来ます。
ただ、「まとまった量」を仕入れるには、
「まとまった資金」が必要になってしまいます。
今回、特にこの「仕入れ」と「輸送費」の部分を、
みなさんのお力をお借りすることで、
「まとまった量」を仕入れ、「1個あたりの運送費」を下げ、仕入れ価格を抑えることで、みなさんにお届けする際の価格を抑えていきたいと考えています。
みんな、続かないんです、と。
「コーヒーの王様」ブルーマウンテンと似た栽培環境で育ち、
珈琲道50年の熟練焙煎士も認めるクオリティと味の「エベレストコーヒー」が、
なぜ、日本にほとんど入ってきていないのか?
不思議ですよね。
それを現地で聞いてみました。
すると、やはり今までに「エベレストコーヒーを輸入したい、販売したい。」という話はあり、取り扱いがあった時期もある、と。
しかし、上記でお伝えしたような「輸送費」や、輸入時の「関税」によって、(ちなみに「インド」と「日本」を通過するので、2回の「関税」がかかります。)
どうしても価格を高くせざるを得ない状況となり、長く継続的に仕入れて販売する、ということが難しくなってしまい、みんな続かない、と。
大手企業での取り扱いがあった時期もあるようですが、どうしてもそのコスト・販売価格・売れ行きのバランスが取れず、コストに見合わないのであれば「取り扱い中止」となっていくとのこと。
単に、エベレストコーヒーを輸入して販売したい、ということであれば、
そのような判断になっていくと思いますが、
私たちが、この「エベレストコーヒーを届けるプロジェクト」を進めたいと考えるのには、もう1つの理由があります。
最後に。もう1つの目的とは?
(プロジェクトの社会背景)
最後に、妻の筒井百合子から、お伝えしたいことがあります。
はじめまして、と言っても、すでに前半でちょこちょこと出てきていますが、、
改めまして、9年前からネパールで、親をなくした子どもたちの就学支援・生活支援の活動をしている筒井百合子と申します。
支援活動で訪れていたネパールで、2年前に出会った「エベレストコーヒー」。
この「エベレストコーヒー」の輸入・販売を進めていきたい、もう1つの理由は、私がこれまでの9年間、ネパールでの支援活動をしていく中で、いつしか感じるようになっていた「もやもや」に関係しています。
支援活動の中で感じていた「もやもや」とは?
ネパールでは、1996年〜2006年まで国内紛争が続いていたため、その影響から、親をなくした子どもたちが多くいます。
その子どもたちへの生活支援・就学支援を中心として、子どもたちの家を建てたり、学校を建てたり、学校にえんぴつやノートなどの物資を送ったり、「寄付」として金銭的な支援をしたりと、
これまでの活動では、直接的に「物資」や「お金」を届ける支援をしてきました。
「物資提供」や「寄付」は、それはそれで1つの支援のカタチとして良い事であり、
必要とされていることでもあるんですが、
9年間の支援活動の中で、次第に、その支援に対する、現地の人々の
「甘え」や「依存」を感じるようにもなっていました。
「自分たちが努力をしなくても、物資や寄付が送られてくる。」
その状況は、もしかすると現地の人々が「自立する力」を、弱めてしまっているのかもしれません。
そんなことを想うようになり「もやもや」を感じていた頃、
出会ったのが、「エベレストコーヒー」でした。
偶然が重なり、ネパール訪問時に、エベレストコーヒー代表のサンタさんをご紹介いただくことができ、コーヒー工場に訪問させていただく機会がありました。
そこで、笑顔で活き活きと働いている女性を見て、
直感的に「これだ。」と感じました。
コーヒーの生産には、栽培・収穫・洗い・乾燥・選別・運搬と、多くの人の手が必要となります。
紛争後のネパール政府は、まだ憲法もつくれていない状況で、雇用の整備・創出なんて所までは対応が及んでいません。
ましてや、このネパールの山奥には、本当に仕事がありません。
昼間から木陰でたむろする男性たち。「仕事は?」と聞くと、「ここには何もないよ。政府もNGOも貧乏人を見捨てている。何とかしてくれ!」と。
この山奥の地に仕事を生み、雇用を生み出すには、
エベレストコーヒーは、もってこいの解決策です。
現在、エベレストコーヒーは、主にネパール国内の
ホテル・レストランにて、観光客向けに提供されています。
エベレストコーヒーを日本に輸入し、販路を増やすことで、
販売量が増えていく状況がつくりだせます。
販売量が増え、一定量の販売がその後も見込める状況となれば、
生産量の拡大のために「農園の拡大」へと動いていくことができます。
農園が広がり、生産量が高まるということは、
そこに必要な人が増え、雇用が生まれ、
現地の人々が、自分の努力で、自立していく、
継続的なサイクルを生み出すことができます。
そのサスティナブルな循環が広がっていく前提は、
販売量が増えて、農園を広げても大丈夫、という状況になること。
そして、農園を広げる資金と、雇用出来るだけの資金がある状況になること。
日本での販売を広げていくことで、
ネパールの人々の継続的な経済的自立を応援したい。
それが私の想いです。
エベレストコーヒーを届ける理由
今回、ここまで読んでいただけた方には、ご理解いただけているかと思いますが、(長い長いページを読んでいただいてありがとうございます。m(_ _)m)
このエベレストコーヒーを届ける「活動」は、
単純に、エベレストコーヒーを日本で輸入して販売したい、ということではなく、
永く継続的に続いていく「循環するサイクル」を産み出して、
ネパールに対する支援を、「物資・資金援助」だけでなく、
現地の人々による自助努力による「自立」を促進していきたい、という想いから始まっている活動です。
そんなの、どうでもいい。
と、思われているかもしれません。
単純に「エベレストコーヒー」に興味があり、ネパールの支援や自立なんて、どうでもいい、と思われているかもしれません。
それなら、それでいいです。
はじめは、それでいいんです。
私も無理強いするつもりはありません。
はじめは単純な「エベレストコーヒー」への興味で、飲んでみたいと思って、今回のプロジェクトを応援していただければ幸いです。
そして、そこからネパールという遠い地にも、少しだけ想いを馳せていただければ。
「寄付」ではないカタチで。
支援の形の1つとして「寄付」というものがあります。
もちろん「寄付」は支援の形の1つとして有効ではありますが、寄付をする側の金銭的な負担があるので、続いていくものではなく、どうしても一時的な支援となってしまいがちです。
一時的な金銭的支援は、付け焼き刃的な支援になり、現地の人にとっても「労働の対価」ではなく「降って湧いたお金」になり、あまり良くない影響も考えられます。
なので「寄付」ではなく、現地の人々が、自分たちが努力した労働に対して「対価」が得られる流れが生まれ、広がっていくことで、「依存」ではなく「自立」へと向かっていく、その流れを生み出したいと考えています。
今回、みなさまからいただく「ご支援」には、もちろんエベレストコーヒーの「お代」も含まれていますが、寄付ではない形での生活支援・就学支援、そして現地の人々の自立を「後押しする気持ち」が含まれています。
もちろんエベレストコーヒーへの興味だけ、でもいいですが、できればそういった「意味」と「想い」を理解していただけた方に、この活動を応援する気持ちと共にご支援いただければ嬉しい限りです。
幸せに関する「誤解」
最後に1つ、ヘレン・ケラーの言葉を紹介させてください。
この言葉は、Facebook上で偶然に出会った言葉で、
わたしたちの幸せに関する「誤解」を現した言葉です。
わたしたちは、自分が幸せになるには、自分の欲求を満たせばいいと考えてしまいがちですが、そうではない、とヘレン・ケラーは言っています。
多くの人々は、
本当の幸せとはどういうものか、
誤った考えを持っています。
本当の幸せは、
自分の欲望を満たすことによって得られるのではなく、
価値のある目的に、忠実に取り組んでいくことによって、
得られるのです。
ヘレン・ケラー
「ネパールへの支援をしていこう」ということを念頭に活動を進めていますが、ネパールの人々を支援しているつもりが、実はわたしたちが幸せを受け取っているのかもしれません。
エベレストコーヒーを通じて、その「価値ある目的」に向かっていく仲間の輪が広がっていけば、と心から願っています。
三方良し、で。
「 1drip for 3smiles 」
近江商人の言葉で「三方良し」という言葉があります。
「買い手よし、売り手よし、世間よし」
買う人も、売る人も満足していて、
それを取り巻く環境・社会も良くなっていく。
そんな三方良しで、笑顔がつながっていく。
それが、このプロジェクトを進めていきたい、
進めなくてはいけないと思っている私たちの想いです。
一緒にこのプロジェクトを成功させて、
一緒にエベレストコーヒーを飲みながら、
ココロとカラダが満たされる時間を、
共に過ごせる日を楽しみにしています。
応援よろしくお願いいたします。