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企画中の「種」プロジェクトを紹介しています。
ただ移動のツールではなく、他人と競うためのツールでもない、自らのライフスタイルを自由に表現するための「スタイルバイク」を、一般自転車(ママチャリ)やスポーツバイクと差別化すべく私たちは「クルーザー」と呼んでいます。 そして新たなコンセプトとしてクルーザーに、モーターによるアシストユニット(E-ユニット)を搭載した「E-クルーザー」の開発をスタートしました。 「E-クルーザー」常設の試乗場所をつくり、みなさまに楽しんでいただきたいと思っています。 是非フォローして最新情報をお待ちください!
SCARABIKE
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new account(ニューアカウント)とは、デザイナーとサポーターがひとつになってデザインやアートを共創する共同作業場=アカウントをコンセプトに、クラウドファンディングをプラットフォームとする今までにない全く新しい形のモノづくりの手法です。 クリエイトする楽しみと感動を与え、これからの社会に新たなる創造価値を提供していきます。
SCARABIKEとTOYOframeSCARABIKEで代表をしている小池です。
株式会社スカラバイクと東洋フレーム株式会社
もう10年の長いお付き合いをしています。
スカラバイクの自転車は東洋フレームの技術無しでは考えることはできませんでした。
そして何より、大切な友人です。
その東洋フレームが、新しいコンセプトのE-BIKEを作り上げるということで、
今回のプロジェクトとして協力して推進することになりました。
まずは作り手(東洋フレーム)の尾崎さんから、以下、解説してもらいたいと思います。
E-BIKEの普及と可能性東洋フレームの尾崎です。
長らく日本国内では一般自転車(ママチャリ)のE-BIKE市場が成長を続けていましたが、ここ数年海外の大手スポーツ自転車メーカーを中心にスポーツタイプE-BIKEの展開が増えてきており、ますます活況を帯びています。
また自転車の機能面では、バッテリーの大容量化によって一回の充電での走行可能距離は劇的に伸び、また電源を利用してスマートフォンとの連携システムを作動させることで専用アプリを利用できるようになったため、これまでの自転車の機能を大きく拡張することとなりました。
現在すでにその機能を活かしてシェアバイクやレジャー産業にも活用されていますが、これからも自転車の役割を大きく変化させる可能性を持っています。
現状のE-BIKEに感じる疑問ただE-BIKEが普及していく中で、どうしても既存カテゴリの自転車にモーターを取り付けた だけ なモノづくりに疑問を感じるようになっていました。
そもそも重量とパワーのあるモーターユニットを受け止めるのに従来の自転車のフレーム構造が適当なのか?
出回っているほとんどのE-BIKEがフレームのBB部分にモーターを下から取り付ける(吊るす)構造を取っている中で、よりスマートにモーターを納めるフレームは作れないだろうか?
そう思案していく中で、かつてのモーターサイクルにヒントを求めました。
駆動部をフレームの内部に納める クレイドル構造 により、駆動部が発生するパワーをフレーム全体で受け止めることができ、より効率的に推進力に変えることが出来るのではないか。そう考えてプロトタイプの制作に着手しました。
プロトタイプフレーム制作フレームを設計する上でまず基準となるのはモーターユニット。
使用するのはSHIMANO製のSTEPSというユニットです。ヨーロッパや北米での販売を経て2018年より日本での販売が開始されました。
東洋フレームはSTEPSの国内販売以前からそれを使った試作車を作った経験があり、設計をする上ですでに多くのノウハウを持っていました。
E-BIKEのフレーム設計には、取付に必要な寸法公差はもちろん、電気系ケーブルの取り回しや、モーターユニットを美しく納めるため必要となるスペース確保など、通常のフレーム設計より多くの課題をクリアする必要があります。
そんな針の穴に糸を通すかの如くタイトに設計されたフレームを実現するのが東洋フレームの設計者と職人です。
従来の自転車の構造とは異なったフレームを作るためには、作る方法も慣れたルーティンから外へ踏み出す必要があります。
未開の地に踏み込んだとき、自分たちを支えるのは経験から培った知恵と想像力。
応力を知る、構造を知る、素材を知る。自転車に限らず様々な素材の構造体を製作してきた技術とアイデアによってプロトタイプのフレームが生まれました。
上下ともに細いパイプ2本で構成されたフレームは路面からの縦の衝撃を柔らかく受け止めるとともに、ネジれ方向には高い剛性を発揮し、コーナリング時に狙ったラインをトレースしてくれます。
パーツアッセンブル自転車はフレームとパーツの集合体。フレームを活かすのはパーツであり、逆もまた然り。
想像力を働かせながら、フレームに組み付ける全てのパーツをセレクトしていきます。
そして実際に組み付けた車体をテストすることで想像と現実とのギャップを埋めていきます。
特に自転車の挙動に大きく影響するハンドル、ステム、フロントフォークのセレクトは試行錯誤を繰り返しました。
ハンドルの高さ・幅・形状、ステムの長さ・高さ、フロントフォークの剛性と、複雑に絡み合う条件の中から最適解を導き出すために求められたのは、高次元でバランスされた作り手の理論と感覚。
ジャンル問わず数多の自転車を設計し、作り、テストしてきた東洋フレームゆえに可能なバランスがこのプロトタイプを完成させました。
ホットロッドに代表される北米のモーターカルチャーを想起させるフレーム形状は、パワフルなモーターユニットをスマートに納めるだけでなく、そのパワーを受け止め、ロスなく推進力に変える設計となっています。
そして考え抜かれた操作性は乗り手に最大限の自由を与えてくれるでしょう。
そんなまさしくフリーダムマシーンをより多くの人に感じてほしいと思っています。
E-クルーザーの常設試乗場所の設置TOYOframeとSCARABIKEが協力し、いつでも好きな時に体感して頂くための「場所」を作りたいのです。
例えるならばスキーを楽しむためのスキー場を作りたいといったところでしょうか。
東京、大阪、長野、この3か所に候補地があります。
それぞれの候補地に特性があり、多様な楽しみ方を提供できると思っています。
それを運営するための設備を整えたいと考えています。
私たちの、新しい体験を創造する「場所」作りに興味を持ってくださった方は、是非フォローして最新情報をお待ちください。
■特定商取引法に基づく表記
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