■背景コンピュータのソフトウェア開発は、要件定義、設計、製造、テスト、運用支援という段階(工程)を踏みます。これらに加え、プロジェクト管理も必要となります。各段階においても作業項目は多岐に渡り、一つの失敗が後工程に大きな影響を及ぼすこともあります。そのため、例えば製造業におけるロボットのように、機械に任せられる作業は任せてしまうことも品質・生産性確保には重要です。私は会社を辞めてフリーとしてもシステムの受託開発を行ってきましたが、一向に進化しない自分達の開発環境に失望していました。開発者は、顧客のシステム導入には熱心ですが自分達の開発用システムやツール導入には相対的に関心が薄かったように思います。そこで、自分で使いやすく生産性・品質を向上できるツールを作ろうと思い立ちました。会社員のままでは、この発想に至りませんでした。 プロジェクトで生産性・品質が出せず悩んでいるリーダ(イメージ) ■プロジェクト内容私は、ソフトウェア開発者として長年活動してきました。その経験や知見を活かし、ソフトウェア開発業務に役立つツールのプロトタイプを開発しました。本プロジェクトでは、これを見直して機能追加修正を行い、ツール「Dev-1」として完成させます。当該プロトタイプは現在、テスト段階における故障管理支援機能を実現しています。この支援できる範囲を拡げ、人間には人間にしかできない業務に集中させることで品質・生産性向上を狙います。 顧客に謝りの電話を入れる技術営業(イメージ) ■対象利用者コンピュータソフトウェアを開発する事業者を対象とします。複数人での開発プロジェクトを想定しており、個人や日曜プログラマには不向きです。 協力会社から受け取ったプログラムが動かず困っているアーキテクト(イメージ) ■セールスポイント・新しい点故障管理をワークフローシステム(業務の流れをシステム化したもの)で行えます。自分の対処すべき故障がすぐわかる仕組みとなっています。ソフト開発における故障管理は、今までは紙で印刷して担当者間で回していました。これだと紙を大量消費し、紛失することもありました。Dev-1では電子的な情報のやり取りになり、紙を削減でき、紛失することもなくなります。 インターネット時代であっても、セキュリティを考慮した開発環境は基幹LANから隔離され孤立していることが多いです。ネットワークでつながっていない拠点間で故障情報を共有するには、相手から送ってもらった情報を手でマージする必要があります。Dev-1では、ファイルをインポートするだけでマージOKです。 メニューに情報更新日時が表示されるので、作業の即時性が高まります。故障情報はいつでもCSV形式でファイル出力でき、Excelなどで一覧表にしたり分析できます。 既存のツールは、ソフトウェアのどれかの開発段階に特化したものがほとんどです(今のプロトタイプもテスト段階に特化しています)。それだと、その開発段階が過ぎてしまったら、そのツールはそのプロジェクトでは使われなくなってしまいます。そうではなく、各段階全てを支援するツールにすることで、いつも使われるものにする予定です。 ■チケット駆動型ツール(バグ管理システム)との違いチケット駆動型ツールを使った開発は、簡略化すれば (1)リリース計画策定 (2)タスク分割 (3)タスク実施状況確認 (4)次のイテレーション計画 のように行います。どちらかといえば、アジャイル型開発に向いています。必ずしもバグだけを管理対象とはせず、タスクを実施したかどうかに着目します。実施状況に比べ、チケット内容の精査は相対的に行われづらい傾向にあります。 Dev-1を使った開発は、簡略化すれば (1)テスト計画策定 (2)テスト実施 (3)故障の調査、改修 (4)品質分析と対策の横展開 (5)テスト完了判断 のように行います。ウォーターフォール型開発に向いています。バグだけを管理対象とし、故障処理票内容を精査し対応することでシステムの品質向上を狙います。 ■動作環境a. OS・Windows 8/8.1 ・Windows 7 b. .NET Framework ・v4.0以上 c. PostgreSQL ・Version 9.4.1 d. 未確認の環境 ・Windows Vista またはそれ以前 ・Windows Server シリーズ ・仮想マシン、仮想アプリ類 (Hyper-V, VMWare, XenApp, ...) ■プロジェクトオーナー株式会社ツヴァイハンダー・ジャパンの半田洋丈です。 今回Dev-1プロジェクトを開催でき、喜んでキーボードを奏でている半田(本人) ■時期プロジェクト実施期間:4月頭から50日間機能拡張) 詳細設計:5月中旬 製造、テスト:5月下旬~6月中旬 ※機能数や作業を担当する協力会社の都合により前後します 動作検証:6月下旬 マニュアル修正:6月末 ★リリース:7月上旬を目標とします! ■プロトタイプについてDev-1がどのようなものが実際に試して頂くため、現時点のプロトタイプをダウンロードいただけます。こちらからダウンロードしてください▷株式会社ツヴァイハンダー・ジャパン まずは試使用からどうぞ。マニュアルもPDF形式で入っています。機能概要 ・ユーザを登録するユーザマスタメンテナンス ・各種コードを修正するコードマスタメンテナンス ・機能種類を登録する機能一覧入力 ・プログラム種類を登録するプログラム一覧入力 ・故障内容、処置内容を登録する故障処理票入力 ・起票、調査、処置、検証、完了を回すワークフローシステム ・故障データをファイル出力したりファイルから取り込む機能 -- 故障処理票入力 -- -- 調査時、処置時に資料添付が可能 -- -- 故障データのファイル出力/入力 -- -- ワークフローシステム -- 1. 起票 2. 調査 3. 処置 4. 検証~完了 ■ライセンスについて使用ユーザ数を「u」、使用月数を「m」と表現します。「5u1m」が基本単位となり、基本単位は3,000円です。使用ユーザ数は5人単位となり、使用月数は1か月単位となります。 (使用ユーザ数÷5)×使用月数×3,000 がライセンス費用となります。 例) 5u2mも10u1mも同じ6,000円となります。 ■開発予定ご支援いただいた金額に応じて、以下の機能を実装します。[10万円以上] ・故障処理票入力で、提出した故障処理票を取り戻す機能 ・機能一覧入力、プログラム一覧入力でCSVデータをアップロードして登録する機能 [20万円以上] ・ソースヘッダや日付・時刻など、所定の文言をVisual Studioのソース中に埋め込む機能(Visual Studio拡張) ・タスクスケジューラにタスクを登録するためのスクリプトの生成機能 [30万円以上] ・テスト項目入力および故障処理票入力との連携機能 [40万円以上] 週報作成機能やソースレビュー機能等、実現したい機能がまだたくさんあります。あらためて支援者の皆様に相談させていただきます。 テストが計画通り実行でき驚き喜ぶリーダ(イメージ) 顧客に進捗挽回と品質向上を報告する技術営業(イメージ) ■特定商取引法に基づく表記
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目標は ¥100,000 に設定されています。
プロジェクトは 2015/05/19 に達成し、2015/05/23に募集を終了しました。
頑張れ!半田ステッカー【送料・消費税込み】
お届け・提供予定時期
サポーター数 9
半T【送料・消費税込み】
お届け・提供予定時期
サポーター数 3
サポーター数 2
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サポーター数 1
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