お世話になっております。
先日は
「防水」のレザージャケットを企画させて頂きましたMAJESTIC CLOSET高田です。
今回は「防水バック」の開発。商品と共に、どうしてこの企画することになったかなどのストーリー。
「日本製に日本人が価値をつける」為の企画、第2弾です。
【お洒落が好きだった僕と、いくつもダメにしてしまったバッグ】
19~20歳くらいだった僕は、大人な格好に憧れる年頃でした。
雑誌であればSafariやOCEANSなどでしょうか。ワイルドだけどセレブも好むハイエンド、いわゆる「西海岸テイスト」に憧れました。「いつかこうなりたい」と思いながら雑誌を見ていました。
そのうち興味を持ったものの一つが、革製品。雑誌で紹介されたバッグは学生にはとても高くて買えないので、似た製品を渋谷原宿界隈に探りに行っていました。
スポーツ系の専門学校だった僕は、学校の後よく遊びに行っていました。汗をかいた重い荷物をロッカーに放り込み、家に帰らずそのままクラブなど。
当たり前ですが、革のラグジュアリーなバッグはそのような使用条件は考えられていません。結果革は痛み、伸びて取っ手が切れたこともありました。ずぼらな自分は、自業自得でお気に入りのバックをいくつもダメにしてきました。
また、背景として何時でも何処でもバイクで向かい、多少の雨でもロードバイクでした。基本アクティブに行動していました。
未だに現在、職場までロードで向かってしまっています。今回そんな自分の経験より生まれたプロダクト。
人目を引くハイエンドな革バックながらも、「雨のなどの場面」で使えて「メンテナンスフリー」で「タフ」なものが欲しかったのです。
実際、大人になってから商品を企画する側に回ってから知ったことは意外でした。
素材の進化は進んでおり、多くの強靭な防水革素材や洗える革がありました。実は革新的な素材自体は以前より存在していました。
疑問だったのは商品を企画する側がその素材に興味を持たなかったことでした。それであれば欲しいものは自らで作ってしまおうと思い、動き始めたことが行動の発端です。
それでは早速。これまでの活動の中すでに企画したサンプル三種となります。
【Waterproof leather small shoulder bag(防水スモールレザーショルダーバック) - Black or Brown】
▽着用イメージ
レザーを使用した上品な雰囲気で、アンティークな雰囲気を出す小振りなショルダーレザーバッグ。以前の防水レザージャケットと同じく8時間以上水に濡らしても問題ないゴアテックス並の「完全防水の本革」を使用。バイカースタイルやサイクル、カジュアルスタイルをイメージして製作致しました。
■金額
・通常
39,960円(税込み)
↓
・きびだんご価格 25%OFF
29,970円(税込み)
・カラー:Black or Brown
・原産国:JAPAN
・サイズ:W31 × H15 × D9(cm)
【詳細】
「Waterproof leather small shoulder bag(防水スモールレザーショルダーバック)」製品紹介
【Waterproof leather shoulder bag(防水レザーショルダーバック) - Black or Brown】
▽着用イメージ
バイクやサイクルカルチャーをフューチャーし生まれた商品。「常に持ち歩く」事を意識して製作しています。15inのPCも入るデイリーユースにちょうど良い大きさを想定。同様、革の持つ雰囲気はそのままに特殊な製法の革で8時間以上も防水を維持するバックです。
■金額
・通常
49,680円(税込み)
↓
・きびだんご価格 25%OFF
37,260円(税込み)
・カラー:Black or Brown
・原産国:JAPAN
・サイズ:W48 × H30 × D18(cm)
【詳細】
Waterproof leather shoulder bag(防水レザーショルダーバック) 製品紹介
【Waterproof leather boston bag(防水レザーボストンバック) Black or Brown】
▽手持ちver.着用イメージ
▽肩掛けver.着用イメージ
雰囲気も上品な「完全防水の生地」を使用したレザーで、アンティーク調金具のボストンバック。少し大きめに製作してみました。旅行にも問題ない容量もさることながら、過去の経験より強靭な金具と裏地の補強で数十キロの耐荷重を実現しているタフさも備えています。
■金額
・通常
75,600円(税込み)
↓
・きびだんご価格 25%OFF
56,700円(税込み)
・カラー:Black or Brown
・原産国:JAPAN
・サイズ:W54 × H35 × D21(cm)
【詳細】
Water proof leather boston bag (防水レザーボストンバック)製品紹介
現在、都内のクリエイターさんはwifiスポットも多くなっている為パソコンなどを入れ、場所に縛られずロードバイクなどで行動される方も多いのでないでしょうか。
スモールショルダーは日常の小物、ショルダーバッグはパソコンや書類、ボストンはそれに+@を入れてちょうど良いサイズで製作致しました。
雰囲気的にも「カジュアルだけどハイエンドなものがいい」と望んでいたお客様にご満足頂ける商品となっているのかな、と思います。高級感と共に、「日常の中で使い倒して頂きたい」と考えています。
さて、こちらの商品はWEBのみの受注で実際に触ることができません。その為こちらのお願いでプロジェクト期間中、都内で展示が可能となりました。
場所は銀座にある「TIME&EFFORT」様。
東京都中央区銀座8-5-4 銀座マジソンビル1・2F
TEL:03-6274-6950
E-mail:info_timeandeffort@jlia.or.jp
数寄屋橋交差点から歩いて南に数分くらいの場所にあります。ご興味ある方は店舗で触って頂くことが可能です。
TIME&EFFORT様は「日本の素晴らしい革」を発信する店舗であり、6月末より革の「レイングッズフェア」も行われる模様です。
こちらの商品も7末まで展示されますので銀座近辺にいらっしゃる際は、是非お立寄下さいませ。一角に商品が展示されていいることと思います。
さて、現在ご覧頂いているクラウドファンディングというサイトのシステムについてです。まだ新しい言葉ですので、まだご存知ない方も多いのではないでしょうか。
こちらはインターネットの力を使い「構想段階」にあるプロジェクトを、共感する「顧客になる皆様」から直接のご支援をいただいて現実にするシステムです。
共感頂ける方々からのご支援があればプロジェクトは達成し、共感事体が無ければプロジェクトは未達成となります。
未達成であれば全額ご返金、達成であればその資金を元手に商品製作を開始します。御礼が「製品そのもの」となり、ご支援いただいた方々の元に届きます。
支援をすることで得られるのはモノやサービス、体験やワクワク感といった「等価交換としての価値」です。「お客様自身がワクワクできるモノやコト」の実現のためにお金を出して協力する場所がこちらのサイト、kibidango(きびだんご)です。
ジッパーの位置や大きさの詳細など、ご意見を元に2ndサンプルや新規サンプル作成させて頂く可能性も往々にあります。
「仕事で使いたいからもっとビジネスライクな防水レザーバッグが欲しい」などのご提案があれば、ご連絡を下さいませ。
下部メッセージ等にお気軽に書き込んで頂けたら幸いです。プロジェクトの期間内に無理でも、貴重なご意見の為、次回以降の企画の原案とさせて頂く事もあると思います。
臨機応変に対応して参りますので何卒よろしくお願い致します。
こちらのプロジェクトは7月30日まで公募をしています。プロジェクト終了後に数を集計、製作開始となります。
お届け時期はプロジェクト終了後、4ヶ月後程度の11月〜12月頃の予定です。ご予定だけ予めご了承頂けたら幸いに思います。
そして此処からは商品の奥に秘めたものとなります。
実は僕はアパレル経験者ではなく元IT系でした。その為まずはECから立ち上げました。反面、商品企画に関しては0から始め、製造の「現場」は知りませんでした。
「職人さん探し」はITとは正反対。HPが無い所も多くあり、情報が中々ありません。タウンページや商工会議所などで、手探りでした。
やっと見つけた職人さん。其処にいたのは頑固だけど、確かな匠の技を持つの皆様。横の繋がりがとても大事になる世界。「職人堅気」という言葉を実感しました。
ところが、知った現状は意外でした。
その活動する中で知ったことが、プロジェクトの「大義」となっています。
以前にも触れましたが、実は国内衣料の流通量において、日本産は5%も満たないのが現状なんですね。
グローバル化や効率化が進み生産は海外に移行して行ったことが挙げられます。
企業は人件費が安い海外に委託したり、更にSPAなど効率化の促進で海外に自社工場を構えました。対する国内工場は工賃の値下げを余儀なくされた背景がありました。
実は近年、中国の人件費が上がり、大分国内に生産拠点が戻って来てはいる模様です。
しかし拠点が戻って来るも現場の高齢化、世代の価値観の違いで居着かない後継者等の問題もかかえています。合わせて技術的にも日本製に切迫している海外の工場も多くあります。
「時代の変化」に追いつけず、日本製の縫製や製造関連は依然追いつめられています。
とある展示会で話した外人さんが、何故日本製というのものは総じてクオリティーが高いのか聞いてきました。「日本には職人魂(master mind)があるからだよ」と答えました。
実は「Made in Japan」はアパレルにおいて世界の名だたるセレブブランドから委託されている工場も多いのです。
ところが世界から認められる程のものなのに、総量で言えば消えていっています。
衣料を3Dプリント?服を出力できる3Dプリンター「Electroloom」がKickstarterで登場。
更に追い討ちをかけるように、すでに3Dプリンターで「生地自体を指定の形でくみ上げること」が省スペース、短時間でできるようになっています。
そしてロボットや3Dプリンターはこれからもっと高度化、低価格化します。つまりはデータさえあれば近い将来、自宅でアパレル製品は製作可能になり縫製工場もいらなくなる。
世界に認められるべき職人は、更に必要なくなってしまう。
それらの現実を知り、いろいろと思うことがあるのです。日本の職人魂(master mind)は何処に行くのでしょうか。
こちらの商品は素材から、副資材、縫製、加工まであえて全て日本製となっています。
今までの活動から思った、「日本人が日本製に付加価値をつける」と言う事がこのプロジェクトの核心です。
僕が過去、インポートに憧れたのも海外はデザイン性が高く、雑誌で訴求されたからという単純な理由です。しかし僕が憧れたブランドでも「実質MADE IN JAPAN」がまぎれている事を知りました。
海外が企画し、日本の工場のスキルを使い製品を生産する。日本人はすぐ近くで生産されたはずのものを、ロイヤリティーがのったハイプライスで買い、また海を越えて日本に戻している。
その流れを知り、「自らの国の製品に付加価値をつけきれていない」ような気がしているんです。日本人は素晴らしい技術をもっているのに、「企画、発信下手」なのでしょうか。
少しでも歯止めをかけ、あわよくば「日本製の逆襲」がしたいのです。
本来アパレルの一般的な流れは、企画をし、サンプル作成をし、展示会をして販売店を獲得し、そこでやっと本生産。一般的には、その後お客様から初めて入金されます。まずは「まとまった資金」があることが大前提です。
「大きな企業」のように資本があり資金的余裕が取れる人たちは絶対的に強いのは、どのような事業でも常識であると思います。
しかし、僕は最小限の資金で独立、地道に資金をやりくりしています。
でもこれから僕みたいな個人にも、可能性がどんどん広がっていくことを知りました。このような新しいシステムで僕は僕なりにそれに立ち向かえる。行動次第で現実に落とす事が可能だと思い実行に移しています。
実はもう一つ「お金がない」以外にも理由がありまして。以外と販売店やメーカー側はユーザーのことを見ているようで以外と「見ていない」んじゃないかと思う事があるんです。
例えばリスクを嫌い、買いたたき、強気な取引をする百貨店がいます。それでも販売力があるから頭を下げざるをえない企業がいます。
上記の対比は生き残る為には仕方の無い事なのですが、問題はメーカー〜顧客までの商品を届ける流れの中で「コネや販売力」で「ある種の権力」を得てしまっている人間達が居るのかなと感じることがありました。
メーカーは「販売店がお客さま」にならざるを得ない。
結果、本来「届けるべき商品」や「与えたい体験」は届ける事ができなくなってしまう事もあるのかなと。届けるべきは「その先のユーザー」であるのに、流れの中で「ねじれ」が生じてしまっている気がしました。
いつの間にかお客さんの気持ちに気づかなくなってしまう。
こちらの商品は僕自身が「あったら良いな」と思ったもの。つまりは僕自身がユーザーそのものです。クラウドファンディングは直に自分の気持ちを伝えお客様の気持ちを受けることができます。
「ねじれ」なく気持ちをそのまま届けられ、期待を直に生める。一番大事な部分だと思っています。
あくまで商品は体験を与える器でしかないと考えています。
商品を通して、本来であれば着用できなかったいろいろな場面やシュチュエーションを「楽しんでほしい」です。僕がお洒落を楽しんだように、お客様にもお洒落を楽しむ「体験」をして頂きたいと考えています。
このプロジェクトを通じ、まずは日本には素晴らしい技術が沢山ある事、それらが現在進行形で無くなっているものも多いということを知っていただけたら幸いです。
日本人である僕らに足らないのは、自らにしっかり誇りを持つことなのではないでしょうか。その延長が方法論となるのではないのでしょうか。
主張しなくても良いので、皆が日本を好きになって誇り持ってほしいなと思っています。それのきっかけがこの商品であったら良いなと思います。
背景として、僕のおじいちゃんが職人でした。
戦後に町工場を自分で起業し、長きにわたり多くの製品をこの世に残し、僕にとっても多くのものを残しました。
写真は幼き日のじいちゃんとの散歩風景。おじいちゃんは半年前、亡くなりました。
プロジェクトに踏み切ったのはその影響も大きいです。
同様に皆、職人さん達はいなくなる中、僕らは何を残せるんでしょうか。
時代は刻々と変わってゆきます。
現在、厳しい日本製の背景の中でも工場を受け継ぎ日本製を残そうとする2代目や3代目がいます。展示会にて羽ばたこうとしている、同世代のクリエイター仲間も沢山いるいるんだと知りました。
僕ら若い世代はもっと「既存のもの」に介入、古い状況を変えて行く必要があると感じています。
写真はGWに行った「鬼子母神」内にある駄菓子屋のおばあちゃん。
アパレルは一切関係ないんですけど、お願いしてつい撮ってしまいました。
今ではほとんど見ることができない風情の中に「古き良き日本」を感じれたので。
「日本人は貧しい。しかし高貴である。」
これは日本が戦後の経済成長を成した原因として、とあるイギリスの駐日大使が過去に発言した言葉だそうです。僕の好きな言葉です。
これから更に厳しい時代に直面するのでしょうけれども、日本人が培った様々な技術、精神面含め消しちゃいけないと思っています。
まだ不器用ですけど、とにかく動いて段々上手く伝えて行けるようになって行けばいいなと思っています。ご興味ある方、何卒よろしくお願い致します。
こちらのクラウドファンディングで掲載している商品は、随時お取り扱い店を募集しております。
もし気になった販売店の方は下記までお気軽にご連絡を下さいませ。
サンプルを送付、もしくはサンプルと共に直にお伺いさせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。
- 事業者
- 株式会社MAJESTIC CREATIVE
- 運営責任者
- 高田 竜次
- 住所
- 173-0037 東京都板橋区小茂根1-25-10-302
- 連絡先
- TEL:03-6312-5126
- E mail
- info@majesticcloset.com
- ホームページ
- http://majesticcloset.com
- 特典(商品・サービス)の価格
- 送料・税を含みます。詳細は特典ごとの記載の通り。
- 申し込み期限
- プロジェクトページ上部に目標金額と併記記載の通り。
- 支払方法・支払時期
- ①クレジットカード決済(Visa/Master)・楽天ID決済・コンビニ/銀行ATMでの支払い(Paidy決済)
・当プロジェクトにて提供する特典(商品・サービス)にお申し込みいただいた時点で与信が行われますが、プロジェクトの募集期限までに目標金額に満 たない場合にはプロジェクトは不成立となり、お客様へのご請求は発生致しません。募集期限までに目標金額に達し、取引成立となった場合にのみ、募集期限の 到来をもって決済が行われます。
・クレジットカード決済及び楽天ID決済の場合、各クレジットカード会社等の定める日に引き落としが行われます。
・コンビニ/銀行ATMでの支払い(Paidy決済)の場合、プロジェクトの募集期限到来月の翌月10日までに、コンビニまたは銀行でお支払いください。
・デビットカードやプリペイド式クレジットカードのご利用はお勧めしておりません。デビットカードを利用された場合は、特典(商品・サービス)にお 申し込みいただいた時点で引き落としが行われますので、ご注意ください。プロジェクトが不成立となった場合には後日、提携金融機関を通じて返金が行われま す。また、プリペイド式クレジットカードについては、与信と支払の実行について、通常のクレジットカードとは異なるタイミングで行われることがありますの で、各カード会社のガイドラインにてご確認ください。
②PayPal決済
募集期限よりも前に当プロジェクトの目標金額が達成された場合(すなわち、当プロジェクトが成立することが明らかとなった場合)は、その時点以降 お申し込みいただく方に限り、上記①のお支払方法に加えて②PayPal決済によるお支払いを選択することができます。②Paypal決済をご利用いただ いた場合は、お申込みの時点で決済が行われます。引落日は、Paypalを運営するPayPal Pte. Ltd.の定めるところによります。 - 引渡時期
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