2015-09-01 16:07:44 活動報告一覧に戻る
9月1日(火)、先日28日から一泊二日の日程で、長野市から中嶋さんが島おこし支援ボランティア+島観光のため遠路はるばる来島しました。今回も我々島民3名一致団結して新鮮な魚介類満載の六島料理でおもてなしし、観光案内して、竹林伐採開墾作業や磯遊びを体験学習してもらいました。
中嶋さんは大卒後帰郷して地元のJAに就職した経験を活かし、独学のスペイン語能力が認められて、青年海外協力隊短期派遣隊員として、7ヶ月間南米パラグアイで活動(コミュニティー・デベロプメント)したそうです。
でも海のない長野県出身ということで、漁業や農業やアイランドツーリズムになじめる素養があるのか疑問でした。一緒に一日間過ごしてみてわかりましたが、お婆ちゃんが営む葡萄(巨峰)栽培の手伝い、日本海でのスイミング練習など基礎体験があり、さすがはマルチタレント的な元気な協力隊OGだなと感心しました。これまでの来島者としては元青年海外協力隊員だった女性が断然多く、日本女性のフットワークの強さを感じる反面、日本の男性は草食系が多くなりおとなしくなってしまったのかなと勝手に心配しています。
28日午前7時45分六島着だったので、午前中はゆっくり六島散歩と対話をしながら僕の伐採開墾と作物栽培状況を説明し、更に自然景観や道祖神など観光案内した後、竹林化した旧畑の伐採開墾作業を根切り鉄棒を使って体験学習してもらいました。お婆ちゃんの野良仕事を手伝っていた経験があるためか、基本動作ができており見ていて安心で、一緒に作業して楽しくなってしまいました。
昼食後小休止した後、六島の紅一点で魚釣り・料理大好きな静子さんの案内指導で、アジ釣りにチャレンジしてもらい、僕はそばで釣り針に掛った鯵を外しながら観戦(?)していました。中嶋さんは釣り竿さばきも良くて釣り糸を一度ももつれさすことなく、入れ食い状態をキープして宅急便で長野へ送る分まで釣り上げ、フィッシングのセンスいいなと感心しました。こんな面白いエキサイティングな鯵釣りは人生初めての体験だったそうです。
準備万端な彼女はスイミング用具も持参していると言うので、サザエ獲り体験学習もしてもらいました。歩いてポイントへ案内し、植物の葉を塩もみ・水切りして耳栓として海に入り、潜ってサザエを探し、僅か15分位で5個のサザエをゲットしました。一緒に泳ぎながら僕がサザエを探し出してその場所を指示し、彼女が潜ってサザエをゲットすることを繰り返しました。彼女には深すぎて無理な場合にのみ、僕が潜って大きなサザエを獲ってあげました。もっと楽しく一緒にもっと沢山獲りたい衝動にかられましたが、次のお客様のためにそれ以上獲ることは遠慮しました。あっけなく簡単にサザエが獲れたので、彼女は驚嘆しつつも物足りなさそうにも見えましたね。いずれにしても潜ってサザエをゲットしたのも初めての経験だったようです。
夕食の食卓は当然ながら上記の鯵やサザエをメインにした料理でした。鯵のにぎり寿司、刺身、フライ、煮つけ、サザエの刺身、茹でたサザエ、イサキの刺身など長野県では珍しい新鮮な魚介類の六島料理を堪能していただきました。長野県に帰郷した彼女からのメールによると、六島の魚の美味しさにカルチャーショックを受けたそうで、自分が釣り上げた鯵の宅急便が届くのを首長くして待っているそうです(笑)。
(了)
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これからも色々な来島者とともに、ゆっくりと島づくりを進めていただけたらと思います。
これを読んだみなさんで興味があるかたは、ぜひ、ご来島ください!
三好
六島名誉島民になれる権(島づくり報告会・六島物産展へご招待)
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