実は立ったまま寝てる(笑)Photo by Aya Unemoto
ご支援くださっている皆さん、ご報告が遅くなりましたが、6月1日から7日の6日と12時間10分で、滋賀1周ラウンドトレイル438km 累積標高D+28,300mのFKTチャレンジを達成することが出来ました。
応援してくださった皆さんには心から感謝申し上げます。
今回のチャレンジの困難さは、想像をはるかに上回るものでした。
距離も過去最高ですが、その後の体のダメージも過去最高でした!
道中、非常につらい局面も何度かありましたが、皆さんに支えられてこの挑戦が出来ているんだと思うと、やめるという選択肢は1度も頭に浮かびませんでした。
日暮れの竜ヶ岳山頂 2日目の夜を迎える photo by Junya Kondo
今回のチャレンジには2つの最大注意事項がありました。
1つは安全に1週間の山行を終えること。道迷いによる遭難や、滑落、ケガなどに細心の注意を払う必要がありました。
何かあった時のために、また何も起こらないように、全区間にペーサーを配置しました。
このペーサー陣の交通費などに皆様からの支援金を使わせていただきました。
大瀬選手と飯野選手の豪華なエスコートで伊吹山から奥伊吹エリアへ進む Photo by Junya Kondo
また、携帯の電波の届かないところが多いため、ペーサーは無線機を携帯し、本部サポートカーと連携していました。
この無線機も皆様のご支援で購入できました。
サポート箇所に到着する少し手前で無線連絡し、エイドで準備しておいてして欲しいものや予定外のことを伝えたりするだけでなく、私が山中で眠るときに連絡して心配させないようにしたり、道迷いなどのトラブルがあった時の連絡用にと大活躍しました。
エイドについたら準備しておいてほしいものを無線で事前連絡中 photo by Junya Kondo
またGPS端末を携帯し、常に現在地が把握できるシステムIBUKI LIVEを使用し、応援の皆さんが見て楽しめるだけでなく、常に現在地を把握することによって、サポート陣が動きやすくなり、またもしもの事態に備えることが出来ました。
こちらは企業サポートしてくださっている㈱ONDがGPS端末をご提供くださり、開発されたIBUKI LIVEにて期間中ライブアップデートしてくださりました。
IBUKI LIVEは期間中、多くの皆様にご覧いただけたようでうれしかったです!
また現在FBのIBUKIページにて、写真で振り返るShiga1 FKTと題して、スタートから順に素晴らしい写真とともにFKTを振り返ってくださってますので、是非こちらもご覧ください。
もう1つ注意しなければならなかったのが、コロナウィルス感染です。
これは私たちがまず感染していないことが大前提ですので、私や主人は事前に抗体検査を受けて陰性を確認し、また非接触型の検温器を用意し、常に関係者は検温しておりました。
アルコール消毒を食べ物を触る際は徹底したり、サポートスタッフはマスク着用をしたリという対策もしました。
一番重要だったのは、近隣の宿泊施設や入浴施設をなるべく使用せずに、サポート陣、ペーサー陣が1週間サポートし続けるということです。
このためには就寝できるキャンピングカーやポータブルのシャワーが不可欠でした。
これらも皆様のご支援によりまかなうことが出来ました。
今回のチャレンジに欠かせなかったキャンピングカーは私やペーサー、スタッフ&愛犬マルクの寝床として大活躍
なんと瞬時に温かいお湯が出るポータブルシャワー これで1週間の野営生活も快適でした!
こういった工夫や対策をしながら、無事私の挑戦は達成されたわけですが、その1週間は私にとっても、サポートやペーサー陣にとっても、楽しい時間は勿論、壮絶な経験も多くあり、大冒険となったわけです。
その期間中の詳細なレポートは、ただいまフリーライターの若岡氏が執筆中です。
今回は長いので1日ごとに区切って週1ペースで、1万円以上の支援をくださったみなさまにお届けしますので、もう少々お待ちください。
道中が壮絶すぎて、ゴールした際は雄たけびを上げてしまいました! Photo by Junya Kondo
現在このFKTを海外のFKT登録サイトに登録手続きを進めています。正式に登録されたら皆様にご報告させていただきます。
今回のチャレンジの報告や使用ギア、この挑戦をするにあたっての背景など、私のFBでアップしておりますので、そちらもまだご覧でない方は是非ご覧ください。