もう一度世界最高峰ウルトラトレイルレースUTMBの大舞台で表彰台に!●自己紹介●みなさんこんにちは。
このページをご覧頂きありがとうございます。
私はトレイルランニングの選手として、国内外のレースで戦うSalomon(サロモン)アスリート&finetrack(ファイントラック)パートナーの丹羽薫(にわ かおり)です。
トレイルランニングをされている方には、少しは馴染みがある顔かと思うのですが、そうでない方に簡単に自己紹介をさせていただきます。
現在Salomonのアスリートとして、またfinetrackのパートナーとして、ギアの提供等のサポートを受けながら、国内外のトレイルランニングレースに参戦し、ウルトラトレイルと呼ばれる超長距離レース、特に険しい山岳地帯をコースとした100マイルレース(160km)を得意とします。
昨年は初の100マイル以上の距離にもチャレンジし、240kmや330kmのレースでも表彰台に立つことが出来ました。また色々なレースの報告会や講習会なども開催させていただくことが出来、昨年は多くの方に私の活動を知っていただけた1年となりました。
トレイルランニングを始めた経緯などは過去のインタビュー記事などをご覧ください。
また、昨年は大変多くのメディアに掲載していただきましたので、そちらも読んでいただけると嬉しいです。
このレースが今年のメインレースであるUTMBです。
世界中のトップ選手がこのレースで表彰台に上がるためにすべてをかけて戦います。その模様は昨年NHK BSのグレートレースで放映され、多くの方から反響をいただきました。2016年8位、2017年4位とこ最高の舞台で表彰台に上がることが出来、2018年はトップ3を狙って挑みましたが、撃沈してしまいます。そして昨年2019年は別のレースに挑戦するため、このレースは走りませんでした。
【雑誌掲載記事】トレイルランニングはここ数年で人気になったスポーツで、競技人口もレース数も増えてはいますが、まだまだ日本ではマイナースポーツです。
良くご存じない方も多いかと思います。
簡単に言えば、山の中の登山道や林道などを、必要な水分や食料、レインウェアやヘッドランプなどを持って走る山岳マラソンですが、トレイルランニングにも色々カテゴリーがあります。
特に私が得意とするのは、100マイルレースと呼ばれる160キロ程度を昼夜を問わず、ぶっ続けで走るウルトラトレイルレースです。
中でも、非常に高低差のある険しい山岳地帯をコースとするレースが好きです。
つい最近東京MXテレビの番組で、タレントの照英さんにトレイルランニングをレクチャーするという企画がありましたので、そちらをご覧いただければイメージがわくかなと思います。
Tokyo Nature トライアウト トレラン編 第1回Tokyo Nature トライアウト トレラン編 第2回Tokyo Nature トライアウト トレラン編 第3回●過去2年の挑戦とこれからの思い●2018年はウルトラトレイルワールドツアー(UTWT)という長距離トレイルレースの世界シリーズ戦で年間ランキングをかけて戦いました。
2017年は年間世界ランキング6位となり、日本人初のランクインを果たしました。2018年はさらに上を目指し、トップ5を、と挑みましたが、ランクイン叶わずでした。
しかし2016年から2018年の3年間の総合成績で順位が決まるワールドランキングでは6位になれました。
2019年は果たして自分は100マイル以上の超長距離トレイルレースでも通用するのか?もっと過酷なレースで自分を試してみたいと思い、ピレネー山脈で開催された240kmのレースやイタリアの山岳地帯で開催された330kmのレースに挑戦し、表彰台に立つことが出来ました。
そして、距離は170kmですが、岩登りが必要となる世界一過酷な100マイルレースOman by UTMBで優勝することが出来、最高の1年の締めくくりとなりました。
●クラウドファンディングによって可能になったこと●正直、日本人トップ選手と海外トップ選手の差は大きく、その中で少しでも上の順位を目指して、表彰台を狙っていくためには全ての条件が揃わなければ難しいと思います。
しかしそれを可能にしてくれたのが、2017年、2018年、2019年とクラウドファンディングで多くの皆様から頂いたご支援です。
世界各地のレースに参加するだけでも、交通費・宿泊費・参加費など沢山の資金が必要になりますが、皆様に大変多くのご支援を頂き、そのおかげで早めに現地入りして、試走をしたり、現地で高度順応するのに十分な資金を得られたこと、トレーニングマシーンを購入できたこと、また信頼できるサポートを連れて転戦出来たこと、これらのことが実現できたことで、万全な状態でレースに臨むことができ、結果に結びつけることが出来ました。
これはマイナースポーツをサポートするメーカーからの契約金だけではとてもまかなえず、皆様のご支援無しでは世界のレースを何戦も転戦するのは不可能だったのです。
●過去の戦績●【主な大会成績】
2015年 比叡山 International Trail Run
50km 【優勝】日本
2015年 スリーピークス八ヶ岳トレイル
One Pack Line 38k【準優勝】日本
2015年 美ヶ原Run&Walk in ながわ
80km【準優勝】日本
2015年 蔵王スカイトレイル2015
35km【優勝】日本
2015年 FAIRY TRAIL びわ湖高島トレイルランニング
40k 【優勝】日本
2016年 志賀高原エクストリーム
(Skyrunningウルトラ日本選手権)
【優勝】日本
2016年 熊野オールドトレイル
50km【準優勝】日本
2016年~2018年 OMM Japan Straight A
男女混合カテゴリー【優勝】日本
2017年 TsaiGu TangSi Trail(UTGK)
100km 【優勝】中国
2017年 Andorra Ultra Trail
170km 【準優勝】アンドラ
2017年 UTMB 164km 【4位】フランス
2018年 Gaoligong by UTMB
160km 【準優勝】中国
2018年 Ultra-Trail Mt. Fuji 2018
168km 【準優勝】日本
2018年 Hardrock 100
160km【4位】アメリカ
2018年 Formosa Trail
104km【準優勝】台湾
2019年 TOGA天空トレイルラン
45km【優勝】日本
2019年 Ultra Trail New Caledonia
130km【3位】ニューカレドニア
2019年 Andorra Euforia
233km【準優勝】アンドラ公国
2019年 Tor Des Geant
330km【5位】イタリア
2019年 Oman by UTMB
168km【優勝】オマーン
2015年・2017年
日本トレイルランニングオブザイヤー受賞
●2020年の5つの挑戦●8月28日-30日開催のフランスのシャモニーをスタート・ゴールとし、モンブランの周囲の山々をつないで、フランス、イタリア、スイスと3か国をまたいで170kmを走破する世界最高峰の100マイルレース。
2016年に8位、2017年に4位となり日本人女子初の表彰台に上がることが出来ました。しかし2018年にトップ3になってやると意気込み過ぎたのか、オーバートレーニングもたたってトップ10にも入れず、過去最悪のタイムで16位に終わりました。
正直、そのレースで結果が出せなかったダメージは大きく、日本に帰国後もしばらく引きこもってうつ状態に陥ってしまいました。
心の傷が癒えるにしたがって、何が悪かったのか、何を改善すればということを繰り返し考え、自分のトレーニングなどを見つめなおすようになりました。
しかし2019年は再度このレースに挑戦することはせず、トルデジアンという倍の距離のレースに挑戦しました。
それは勿論大きなチャレンジで、どちらのレースが過酷かと言われれば、2倍の距離のほうが過酷に決まっています。
しかし、2020年に再度UTMBに挑戦しようと考えたのは、距離やコースの難易度がチャレンジングだからではなく、世界のトップ選手が揃う世界最高峰のレースで表彰台に上がることに挑むことの難しさを2018年に痛感したからです。
そして、既に何度も走ったことのあるレースでは、自分の出せるタイムも大体わかってしまっています。その過去の自分を乗り越える難しさというのは、一つ大きなチャレンジになると考えたからです。
2018年に撃沈しているだけに、再挑戦の覚悟を決めるのは容易なことではありませんでした。
しかし2019年の過酷なレースへの挑戦は間違いなく自分を強くしてくれていると信じて、もう一度あの大舞台で、みんなの夢や期待を乗せて走ろうと覚悟を決めました。
こちらは滋賀県の周りをぐるっと一周する、日本で最長級のコースで5月2日-9日の開催。
昨年はステージレースでプレ大会が行われましたが、今年はステージ制(1日ごとに宿泊地で休める)ではなくぶっ通しで、限られた参加者で開催されます。
しかもコースマーキングの無いセルフナビゲーションでかなり過酷なレースになることは間違いありません。
過去最長距離のレースに挑みます。
セルフナビゲーションということもあり、どれだけ試走できるかとサポート陣営の働きも大きく影響してくるレースになるかと思います。
ある意味今年一番面白い挑戦になるかもしれません。
7月3日-5日の開催。スペインのVal d'Aranを舞台に行われる100マイルレース。
初参加ですが、アンドラに近いこともあり、おそらく似たような過酷なコースレイアウトが予想されます。
ここで結果を残して弾みをつけることが、8月末のUTMBで善戦するための条件になってくると考えて参加を決めました。
おそらく同じことを考えて多くのヨーロッパのトップランナーが参加するでしょう。
10月2日-4日にモロッコのアトラス山脈にて開催のレース。
距離は100kmと短めだが、アップダウンが激しく、岩場の多いチャレンジングなレースとなる予感。
このあと12月のOman by UTMBと似た地形ではないかと考え、Oman by UTMBで優勝を狙うためにも、ここでこういった地形に慣れておくのが有利と考えてエントリーしました。
モロッコは訪れたことが無いし、アトラス山脈はいつか行ってみたいと思っていました。どんな絶景と過酷なコースが待ち受けているかと思うとワクワクします。
このレースはサポート禁止のレースであるため、単身での遠征となります。
12月3日-5日に中東オマーンの山岳地帯で開催。
昨年優勝したOman by UTMBですが、今年は距離が20km短く、累積標高も2,000m近く減少しています。
コースがあまりにも過酷で、完走者が少なかったためと思われます。
私としてはこの変更は残念ですが、UTWT(ウルトラトレイルワールドツアー)の1戦に加えられたので、世界のトップ選手が参加してくると思われ、レース自体は昨年より競争が激しくなるので、その中で結果を残すということは違った難しさがあります。
そういった意味では昨年より挑戦し甲斐があるでしょう。
これらの過酷なレースで表彰台を目指すには、交通費はもちろん、レースに向けたトレーニングのための合宿費、現地に早く入って試走をしたりするための長期滞在費、レースでサポートしてもらうためのレンタカー代やサポートの帯同費用など、多くの費用がかかります。
いつも自炊の出来る安い宿に泊まって、自炊しながら節約をしますが、それでも多くの出費です。
そこで、どうか皆さんのお力添えをお願いします。少しずつでも多くの方の応援があれば、海外遠征をして、世界と戦う充分な資金となると信じています。
過去3年は皆さんから応援して貰った分、その想いと一緒に走ることが出来、苦しい局面で自分を奮い立たせ、力に変えることが出来ました。過去最長距離となった330kmのトルデジアンでは、99時間かけて睡眠時間はトータルたった4時間で走り続けていました。何度も限界だと思うほど疲れ果て、傷みと苦しみに苛まれましたが、応援してくださっている皆さんのことを考えると途中で諦めることは出来ず、最後まで力を出し切ることが出来ました。
こうしてつかんだトロフィーは、みなさんと一緒に感動と興奮を分かち合えたという点で、一人で成し遂げるよりも何倍も素晴らしく、ずっしりと重いものでした。
私がまたUTMBの表彰台で高々と手を上げることが出来、他のレースでも全て表彰台に乗ることが出来れば、それは応援してくださった皆さんと一緒につかむ栄光だと思いますし、またあの感動と興奮を共有したいからこそ、死ぬ気で頑張れると思っています。
●資金の使い道●5月 滋賀1周ラウンドトレイル
交通費(サポート分含む)5万円
宿泊費(サポート分含む)3万円
7月 Val d’Aran by UTMB
エントリーフィー 3万円
交通費(サポート分含む)30万円
宿泊費(サポート10泊11日分含む)19泊20日 20万円
サポート用レンタカー代 5万円
海外旅行保険(サポート分含む)4万円
8月 UTMB
エントリーフィー 3万円
交通費(サポート分含む)22万円
サポート用レンタカー代 5万円
海外旅行保険(サポート分含む)4万円
10月 UTAT
エントリーフィー 3万円
交通費 15万円
宿泊費 3万円
レンタカー代 3万円
海外旅行保険 1万円
12月 Oman by UTMB
エントリーフィー 3万円
交通費(サポート分含む)30万円
宿泊費(サポート分含む)日程未定 15万円程度
サポート用レンタカー費用 5万円程度
海外旅行保険(サポート分含む)3万円程度
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計1,820,000円
【その他費用】クラウドファンディング手数料10% 目標金額200万円達成した場合(200,000円)
【お礼の品発送費用】300,000円程度
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総合計 2,320,000円程度必要
※もしも必要金額より多くの資金が集まった場合、これらのレースに向けた合宿費用などの年間活動経費にさせて頂きます。
※新型コロナウイルス (COVID-19)の影響でレースの日程が変更になる可能性や、中止になる可能性があります。その場合は出場レースを変更する、もしくは変更になった日程で参加する、翌年の遠征費に繰越すなど臨機応変に対応させていただきます。
●お礼の品について●応援してくださり、ご支援くださる皆様に、心ばかりのお礼をさせていただきたいと考えております。
お礼の品は私が愛用しているギアやウェアにしていますので、どれも素晴らしいものばかりです。
(お礼の品はスポンサーのSalomonならびにパートナーのfinetrack両社にご協力いただいております。)
サイズやカラー選択のある品物に関しては、以下の商品紹介から商品ページをご確認いただき、お好みの色やサイズをご選択ください。
注)在庫がなくなってしまった場合など、都合により同等の他製品になる場合がございますのでご了承をお願い致します。
お礼の品にサインを入れて欲しいという方は、リクエストいただければ対応させていただきます。
企業様向けに20万円の支援額を設定しております。ご支援いただける場合は、年間を通して広報活動に協力させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。(詳細は別途打ち合わせの上、契約書等必要な場合は締結させていただきます。請求書や領収書の発行も可能です。)
また昨年大変好評を頂きました、各レースのレースレポートを今年も10,000円以上のご支援頂いた方にお送りさせていただきます。レース中の苦難やそれを乗り越えていく様子を写真入りのレポートでお伝えします。こちらは他のメディアには一切出さないようにしておりますので、ご支援くださった皆様だけに共有させていただくものです。
●最後に●昨年も多くの方々、企業の皆様にご支援いただき、海外遠征を重ね、世界の強豪と全力で戦ってきました。
レースのたびにプレッシャーと戦い、トレーニングを重ねても必ずしも満足いく結果に終わるとは限らず、辛い思いをすることもありました。
全てのレースで結果を出していくには、心も体も、生活も全てを打ち込んで、多くのものを犠牲にしていかなければなりません。
その大変さを身をもって知っていますし、それは一人の力では難しく、いつも周囲の支えがあってこそ可能になっていると肝に銘じて、感謝しながら日々トレーニングを乗り越え、1戦ずつを大切に戦っています。
特にUTMBのような注目度の高い、強豪が集まるレースでは、表彰台を狙ってもう一度挑戦する覚悟は、簡単にできるものではありませんでした。限界ギリギリのところで戦うということは、もしかしたらまた撃沈するかもしれない、みっともない姿をさらすかもしれないという恐怖心があります。
昨年のUTMBでチームメイトのサポートをしながら現地でレースを観戦していました。日本人ランナーの小原選手が男子TOP10入りを果たし、表彰台に上がった姿を見て感動し、女子の表彰台に日本人がいないのを見て、私がやらなきゃ!やってやりたい!という熱いものがこみ上げてきました。
そしてこの大舞台の表彰台を狙う覚悟がやっと出来ました。
ゴールの先にはその大変さには代えがたい喜びと、得がたい感動が待っていることでしょう。それが今シーズンも私を突き動かしているのだと思います。
どうか皆様のお力添えで、今年も世界にはばたかせてください。そしてみなさんの想いや夢を乗せて走らせてください。
現在、新型コロナウィルスが世界各地で流行しており、特にヨーロッパは非常事態宣言が出ている国もありますし、レースが延期もしくは中止になる可能性もあります。それでもギリギリまで開催されると信じて準備をするしかないのです。5月の滋賀1周ラウンドレースはエイドもないし少人数のレースなので開催は必ずされるでしょう。
それ以降のレースは全て海外ですが、まだ4か月以上も先になるので、現段階では開催の方向で動いているという運営側からの情報なので、私もそのつもりで準備を進めておきます。
もしも、いくつかのレースが中止になったり、入国が制限されてレースに参加できなかったりした場合は、他のレースを走る可能性も視野に入れて臨機応変に動けるように計画を立てていきたいと思います。
もしくはそういったことが不可能なぐらい世界の機能が麻痺してしまったら、いただいたご支援は来年の遠征に繰越させていただこうと思います。
こんな暗いニュースの多い時だからこそ、希望を捨てずに、みなさんに勇気や元気をあげられるようなレースが出来るよう頑張りたいと思いますので、ご支援のほどよろしくお願いします!
■特定商取引法に基づく表記
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目標は ¥2,000,000 に設定されています。
プロジェクトは 2020/04/09 に達成し、2020/04/20に募集を終了しました。
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