GEAR MISSION|タフで無骨な【小型アウトドアファン】を開発します。

2022-04-18 16:30:00 活動報告一覧に戻る

#6 考え直しとボリューム感

みなさま お久しぶりです。 定期的に活動報告をしようと思ったら、また1ヶ月も過ぎてしまっていました・・・。 すいません・・・。 前回は1番最初の案を考えたところをお見せしました。

案出しをもう一度!

▲いくつかのスケッチをまとめたもの
最初の案で、「コレジャナイ感」と思って、 再度、どんな雰囲気のモノがカッコイイと思えるかなんて考えながらスケッチを描いておりました。 既にGEAR MISSIONというブランドの持つイメージというのはあったので、 デザイン的な方向性は掴んではいたのですが、それでもそのイメージを体現する“手段”というのは 無限に存在します・・・。 そんな中で、まずは自分が「カッコイイぞ!コレ!」と思えなければいけません。 それと同時に使い勝手なども良くなければいけない。 このあたりの“境界”を探っていくのが大変です・・・。

ボリューム感

その“使い勝手”というところでいくと、 アウトドア向けというジャンルとしてのターゲットは定めていたので、 大きさ感(以後ボリューム感と記します)というのは非常に重要な要素になってきます。 なのでデザイン案を考えつつ、ボリューム感の検証も同時に進める事にしました。
▲型紙を作って・・・
まずは初期案などの形を模した型紙などを作って・・・
▲型紙をあてて・・・
スタイロフォームという断熱材などに使われるものを手で削り出します。
▲削り出したスタイロフォーム
▲本体に対しての送風部の動きなどの確認や・・・
▲いろんな脚のサンプルを作って・・・
▲脚の取り付けイメージなど・・・
脚?ハンドル?になる部分?など本体を支えたいような部分も同時になんとなく考えていきます。 このような感じでボリューム感を検証しながら、出来上がる製品のイメージのざっくりとした ところから詰めていきます。 このくらいの検証でも持ち運びなどの事を考えると羽の大きさなどは そんなに大きく出来ない事が分かってきます。 このあたりでも羽の大きさは6インチ~7インチくらいかなぁ~なんてなります。 8インチだと大きすぎるし、5インチだと小さすぎるよな~なんて感じです。 現在進めてるものもそれくらいの大きさです。

更に・・・

このような大きさやスケッチイメージを元にして、 ここから3Dを起こしていきます。 今回の件では具体的な細部のデザインなどについては 3Dを起こしながら、詰めていった形になります。 2案目の3Dが出来上がったのは8月末頃です。 初期案を出したのが、6月末だったので2ヶ月間かけてたんですね~ それほどに悩んでたようです・・・。 少々長くなってしまいましたので、今回はこの辺で またなるべく早めに次回の更新をしたいと思います。

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プロフィール

  • 株式会社トヨトミ


  • 70年の歴史がある老舗ストーブメーカーの「トヨトミ」です。 [“温かさを通じて広く社会に貢献する” を目標に、皆様の「暮らしのパートナー」として、トヨトミは歩み続けております。1952年(昭和27年2月)、初めて世に送り出した石油コンロ。これが株式会社トヨトミの礎なのです。世界各国のご家庭に文化の炎をともして半世紀。私どもは石油燃焼機器、家庭電気機器メーカーとして、常に業界をリードし数々のエポックを創り出してきました。そしてこれからも石油燃焼機器はもとより家庭電気機器についても、さらに喜ばれる製品づくりに力を注いでまいります。]
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