GEAR MISSION|タフで無骨な【小型アウトドアファン】を開発します。

2022-07-07 11:00:00 活動報告一覧に戻る

#11 デザイン変更と2次サンプル作成

皆さん こんにちは 夏バテ気味の中村です・・・。 前回は助っ人、野々川さんの登場でした。 さて開発承認をもらってからの動きを報告させていただきます。

デザインの修正

開発承認をもらうプレゼンの段階で1次サンプルは作成しておりました。 それがこちらですね。
そんな中でKibidangoさんへこの「プロジェクトの種」を始める相談などをする為に、 このサンプル品を持ってお邪魔させていただきました。 そこで、Kibidangoの青井さんと長島さんとで打ち合わせをさせてもらったのですが・・・ 【青井さん】:「う~ん、トヨトミさんってストーブが有名じゃないですか?ストーブって金属で構成されててもっと強いイメージあるんですけど、ガードとか金属なのはわかるけど、もっと金属感欲しいよね~。その方がトヨトミさんっぽさとかもっと出るんじゃない?」 【中村】:「確かに・・・そうかも・・・なんだかんだ扇風機とかサーキュレーターとかって樹脂ですからね。うん・・・確かにそれはあるかもしれないですね・・・」 【青井さん】:「全部金属にしちゃえば?(笑)」 【中村】:「いや!それはちょっと厳しいと思います!(笑)しかも値段がめちゃめちゃ高くなります!!」 なんてやり取りをしました。 全部を金属とかそういうのは無理ですけど、この言葉が忘れられず、 この頃から、金属をもっと構成要素に組み込めないか? という事を考えるようになりました。 また、それに加えて試作品の色見が単調に見えていたので 配色と形をもう少し変えていけないか? そんな事を考えるようになりました。 そして、そんな様々な事を抱えながら修正して至ったモデルがコチラ。
よくわからないですよね・・・?
こんな感じです。 変更点として、 ①製品の表と裏に金属部分を追加 ②本体の周囲に凹凸を設ける ③周囲ガードに本体の凹凸に合わせて、穴を設ける ①の部分は金属部品で本体を覆うようにしました。 色見の切り替えと素材の切り替えなどを合わせて上手く組まれるように工夫しました。 ②の部分はタフさの要素を増やす+実際に床面などに底部を置いたときに 引っ掛かりとなる部分が欲しかったからです。 デザイン先行というような考え方ではなく、 機能とデザインの両立を目指してこういった変更にしました。 ③の部分は本体に凹凸が出来たので、それに合わせてスリット穴を設ける事にしました。 デザイン面の統一性ではなく、根本の問題として元々のガード部はツルツルで、 フックに掛けたりすると横滑りなどをしてしまう、 またカナビラやフックの曲がり具合によっては そもそも、ガード部に掛からないなどの問題がありました。 そこでスリット穴を設ける事でどんなフックでも掛かるようにして、 かつ、好きな位置の穴で掛ける事で微妙な傾きなども作れるようになりました。 その上で、本体部の凹凸と穴のデザイン面も揃える事でデザイン性の向上も図りました。 また、羽の形状も5枚→3枚へ 同じ回転数であれば、3枚の方が風量が多くなり、風を切る回数も少なくなるので3枚にしました。 ※え?!羽が少ない方がいいの? なんて疑問を持ったりした方がいたら是非コメントください。 羽についての説明もどこかでしようかと思います。

そして出来た2次試作品がこちら!

▲左が2次試作品、右が1次試作品です。

どうですか皆さん!

かなり印象が変わったと思いませんか? 色見も実際のGEAR MISSIONストーブなどに 使われている色に合わせて作りました。 2次試作品の方がより「GEAR MISSION」っぽさも向上した気がします! そして何よりカッコいい!! 少なくとも私はそう思ってます(笑) これは良いぞ!と自信を持ててきた頃ですね。 しかし、この後に大変な事が起こります。 が!!! 今回はこの辺で・・・。 引き続き、皆さま応援のほどよろしくお願い申し上げます。

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プロジェクトの種

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プロフィール

  • 株式会社トヨトミ


  • 70年の歴史がある老舗ストーブメーカーの「トヨトミ」です。 [“温かさを通じて広く社会に貢献する” を目標に、皆様の「暮らしのパートナー」として、トヨトミは歩み続けております。1952年(昭和27年2月)、初めて世に送り出した石油コンロ。これが株式会社トヨトミの礎なのです。世界各国のご家庭に文化の炎をともして半世紀。私どもは石油燃焼機器、家庭電気機器メーカーとして、常に業界をリードし数々のエポックを創り出してきました。そしてこれからも石油燃焼機器はもとより家庭電気機器についても、さらに喜ばれる製品づくりに力を注いでまいります。]
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