※今回の投稿に合い言葉はありません。一文字目は先週分を、二文字目は来週の投稿をお待ちください。
〇厳選した7色
お目当ての色はお決まりですか?
え、決まってない?
分かります!私たちも削ることのできなかった7色ですから。
とはいえ、「これこそは!」って色を手にしたいですよね。
そこで今回から3回に分けて、自慢のカラーをオススメコーディネート例と共にご紹介してまいります。ぜひあなたの「1着」見つけてくださいね。
〇象牙色
今回使用したコーデュロイはシャツコールとも言われ、ベビー服にも使われるほどしなやかな着心地の21ウェール。柔らかい雰囲気や温かみといった生地本来の特徴が表れているのがこのカラー。「生成り」と言うより少しクリーミーな温かさがあるホワイト系です。
中に重ねるアイテム次第で、秋・春・冬、さらには暖色・寒色問わず幅広く使える一枚。膨張色ではあるので、カッコよさよりも、ふんわり柔らかい印象を作りたいシーンにおススメです。
秋のカフェ巡りコーデ
春のお花見コーデ
寒色系の総絞り着物に合わせて“クリームソーダ”
〇ブラック
コーデュロイの特徴といえば縦畝と控えめな光沢感。それが黒色となると、より深みのある表情を持つようになります。羽織るだけでどんなテイストでもマッチする万能カラー、ブラックのご紹介。
無地に合わせればきちんと感のある落ち着いたコーデになり、色柄が大きく派手目なアンティーク着物に合わせると個性を生かしつつ洗練されたコーデが可能です。
また、洋服でも羽織るだけでスタイリッシュに決まる一枚。お持ちの服が知らなかった表情を見せてくれることでしょう。
黒系 秋のお散歩コーデ
落ち着いた印象でまとめてくれる“黒”
アンティーク着物と合わせて洗練された印象に
洋服との親和性も◎
〇ネイビー
深い紺色。暗がりではほぼ黒に近くなるような、秋・冬にオススメのカラー。ところが一たび光を与えられると、その光沢がシックなネイビーを浮き立たせ、何とも言えないカッコよさを演出。まさに「生地を楽しむ」1着。
ネイビー・ブルー系と言うと、メンズ着物ユーザーの皆様からは「もう持っているよ」と言われそうですが…。
いやいや、そんなことおっしゃらずに。むしろ“だからこそ”お持ちいただきたいカラーなのです。
「リサイクルなのでどうしても裄丈が足りない紺系の着物」は、メンズユーザーの多くの方が出会っているはず。そんな時に、このネイビーが大活躍。
着物は泥染めの本場奄美大島紬。帯は正絹博多織の角帯。どれも言わずと知れた高級品ですが、それらのアウターとして見事に溶け込んでいます。また、大島紬とコーデュロイの異なる光沢感がコーディネートに奥行きを作るため、裄丈のシルエットをしっかりカバーしながらレイヤードを楽しむことができます。
高級アイテムにも馴染むコーデュロイの光沢
〇今回のキービジュアルも…
実は、ページトップに貼ってる画像のコーディネートも、今日の3色の羽織を使っています。明るく柔らかい象牙、洋服にもかっちり合うブラック、わずかに煌めくネイビー…。
ますます決められなくなっちゃったらごめんなさい。
そんな方に、今回のチャレンジの特典として「2枚割」「3枚割」も設けさせていただいております。買えば買うほど、1枚当たりのお値段が2,000円以上お安くなっちゃいます!
最後の最後までご覧いただきありがとうございました。
再来週は、7色の中で一番「どうなんだ?!」と言うお声を頂戴しているボルドー、浅黄色をレビューいたします。