電子工作好きのためのラズパイPico W拡張基板+マルチエアーセンサ―ボード

2023-10-15 23:06:00 活動報告一覧に戻る

マルチエアーセンサーボードを企画した理由

こんばんは、fireflakeのとりさんです。今回はなぜ私たちがマルチエアーセンサーボードをつくろうと思ったのか?といった部分をご紹介できればとおもいます。 私たちが初めに感じていた課題感としては、 ・農業、畜産等の一次産業でも IoT でセンサーのニーズが高まっているが結構お高い上にカスタマイズができない。センサー提供元のアプリとセットになっていて連携しずらい。 ・センサーの仕様が曖昧だったり、必要な設定(キャリブレーション)などが行えない。 といったところからのスタートでした、実際に本業の仕事の関係で、自分たちでCO2センサーや気圧センサーを実際に使って得られた印象として ・CO2って微量であんまり気にしてなかったけど、意外と人間に影響があることに気が付けて面白い。さらに面白いだけでなくコロナでこもりがちな昨今、換気の目安にもなる。(CO2濃度が高くなるとあくびがでて眠くなるとか) ・偏頭痛持ちの人で、気圧が下がると頭痛がするといった不健康?な人たちが周りに結構いるのですが、そういった人たちが気圧の変化をみれたら頭痛との相関が分析できて面白くないかな? といったノリで今回のマルチエアーセンサーボードを企画しました。私たちの製品では用途によっていろいろなセンサーを使う事が可能です。 ちょっと込み入った話になりますが、例えばCO2センサーの選定を考えてみます。 CO2センサーは長期間使う場合に、キャリブレーションが必要です。 このキャリブレーションは、「外気のCO2濃度が400ppm 前後であるという事を利用して自動で校正する」という簡易的な校正方法があり、これを行う機能がほとんどのCO2センサーデバイスには備わっています。 ですが、この方法には落とし穴があるのです。 一定期間内のCO2濃度の一番低い値を400ppm とみなして校正しようとするのですが、閉鎖された屋内等でCO2濃度が最低500ppm だった場合に、ホントは 500ppm なのに 400ppm として校正されてしまうのです。 つまり、CO2濃度が定常的に高い環境では自動校正が正しく機能しません。 センサーを作っているメーカーもそれは認識しており、センサー部品それ自体を作成しているメーカーのマニュアルには、そういった環境での利用の場合には自動校正をオフにしてくださいとかいてあるのですが、市販の製品だと自動校正の設定のON・OFFなどは出来ないものがほとんどです。しかし、自分たちで作れば自由に設定することもできます。 あと、ちょっとセンサー部品のお値段としては高くなりますが、 Sensirion のSCD30 というセンサーがあります。このセンサーは、内部構造として計測用と比較校正用の2つの回路をセンサー内にもっており、周囲の濃度にかかわらず精度を保つことが可能です。 我々の製品では、CO2の自動校正が上手く効かない環境ではそういったセンサーを使うことで高精度な測定を行いたいといったニーズにも対応が可能です。 色々書きましたが、そうした既存製品では手の届かない所をこの製品で実現できたらとおもっています。 それと、思わずX/Twitterを始めてみたので良かったらフォローお願いします。

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集まった金額

  • ¥294,741
0 %

目標は ¥150,000 に設定されています。

プロジェクトは 2023/11/15 に達成し、2023/12/15に募集を終了しました。

プロジェクトのサポート期間は終了しました。引き続きショッピングをお楽しみください。

ショッピングページ

プロフィール

  • fireflake


  • fireflakeは、普段は農業向けの小さなサービスを行っています。私たちは、自分自身で作る事の可能性を大事にしており、その可能性を、出来るだけ分かりやすく、そして豊かに伝えていきたいと考えています。 また私たちは、抽象的で壮大な物語ではなく、人々が生活し労働している、一つ一つの生きた現場や現実を大事にしています。私たちはそのような現場や現実で生きる人々の一助になる、プロダクトとサービスを作っていきたいと考えています。
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ショッピング

プロジェクトは終了しましたが、このプロジェクトに関連する商品をお買い上げいただくことができます。

空気環境測定システム製作キット(Pico Wなし、センサー類あり)

空気環境測定システム製作キット(Pico Wなし、センサー類あり)

¥ 11,800

きびだんごにログインすると、お買い物カゴボタンが表示されます。

特典としての商品・サービス

【U1】ベースボード生基板 [送料・税込み]

¥ 500

受付終了

電子工作の腕に自信がある方に向けた、ベースボードの生基板単体の商品です。ご自分で各種部品を用意してハンダ付けをすると、ベースボードが出来上がります。 ※写真は開発中のもののため、後で差し替えを予定しています。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 7  | 数量限定あと 3

【K3】ベースボードキット(Pico Wなし、センサー類なし) [送料・税込み]

¥ 3,500

受付終了

ベースボードの持つ機能だけを使って何かを作りたい、あるいは、ドーターボードを自作して、それをベースボードに搭載してオリジナルシステムを作りたい、という方に向けたキットです。 ※写真は開発中のもののため、後で差し替えを予定しています。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 3 

【K2】空気環境測定システム製作キット(Pico Wなし、センサー類なし) [送料・税込み]

¥ 4,600

受付終了

空気環境測定システムを製作するための、センサー類を含まないキットです。「空気環境測定システムを作りたいけれど、センサー類は自分で用意したい」という方に向けたものです。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 6 

【K1】空気環境測定システム製作キット(Pico Wなし、センサー類あり) [送料・税込み]

¥ 8,800

受付終了

空気環境測定システムを製作するための、センサー類を含むキットです。キットを製作してPico Wを搭載する事で、空気環境測定システムが完成します。 ※写真は開発中のもののため、後で差し替えを予定しています。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 4 

【S2】[ハンダ済]空気環境測定システム製作キット(Pico Wなし、センサー類あり) [送料・税込み]

¥ 9,400

受付終了

こちらは【K1】空気環境測定システム製作キットに対して、ハンダ付けを終えた商品です。Pico Wを搭載する事で、空気環境測定システムが完成します。 ※写真は開発中のもののため、後で差し替えを予定しています。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 2 

【S1】[ハンダ済]空気環境測定システム製作キット(Pico Wあり、センサー類あり) [送料・税込み]

¥ 11,600

受付終了

こちらは【K1】空気環境測定システム製作キットに対して、ハンダ付けを終えた商品です。この商品だけあれば、他の部品購入や、Pico Wへのプログラム書き込みをする事なく、すぐに空気環境測定システムを動作させられます。 ※写真は開発中のもののため、後で差し替えを予定しています。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 10 

<追加>【U2】マルチエアーセンサーボード生基板 [送料・税込み]

¥ 500

受付終了

支援いただいた方からご要望をいただき追加しました。 マルチエアーセンサーボードの生基板単体の商品です。 ご自分で各種部品を用意してハンダ付けをすると、マルチエアーセンサーボードが出来上がります。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 2  | 数量限定あと 8

<早割>【K1】空気環境測定システム製作キット(Pico Wなし、センサー類あり) [送料・税込み]

¥ 7,040

受付終了

空気環境測定システムを製作するための、センサー類を含むキットです。キットを製作してPico Wを搭載する事で、空気環境測定システムが完成します。早割限定価格で5セットをお届けします。 ※写真は開発中のもののため、後で差し替えを予定しています。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 5  | 数量限定あと 0

<早割>【S1】[ハンダ済]空気環境測定システム製作キット(Pico Wあり、センサー類あり) [送料・税込み]

¥ 9,280

受付終了

こちらは【K1】空気環境測定システム製作キットに対して、ハンダ付けを終えた商品です。この商品だけあれば、他の部品購入や、Pico Wへのプログラム書き込みをする事なく、すぐに空気環境測定システムを動作させられます。早割限定価格で5セットをお届けします。 ※写真は開発中のもののため、後で差し替えを予定しています。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 5  | 数量限定あと 0

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