電子工作好きのためのラズパイPico W拡張基板+マルチエアーセンサ―ボード

2023-10-19 16:42:00 活動報告一覧に戻る

PicoWとGoogleスプレッドシートで遠隔制御

こんにちは、fireflakeのはちまるです。今回はベースボード単体で遊んでみようという事で、ベースボードについている、フォトカプラを使った電圧入出力機能を、Googleスプレッドシートから遠隔制御してみようと思います。 まずこんな配線をしました。
フォトカプラに繋がるターミナル(緑とオレンジ)にLEDを接続したところ
絵図にするとこんな感じになっています。
フォトカプラに繋がるターミナル(緑とオレンジ)にLEDを接続した様子の説明
簡単に言うと、Pico Wにプログラムを実行させて赤丸付きのフォトカプラをON状態にすると、黄色の線と青の線が通電してLEDに3.3Vが流れるようになっています。 さてここで、Pico WからいきなりフォトカプラをONにせずに「Pico WがGoogleスプレッドシートのデータを見に行って、1と書いてあったらフォトカプラをONにする」という仕組みを作ります。 Googleスプレッドシートを用意します。A1セルに0と書きました。
GoogleスプレッドシートのA1セルに0と書いたところ
APIキーというものを設定します。10~15分程度で設定できます。
APIキーの設定画面
これでPico WがGoogleスプレッドシートにアクセスしてA1セルのデータを読み取れるようになったので「A1のセルが1だったらLEDが光る」というプログラムを、Pico Wにざくっと書きます(試作コードなのでしっかりした検証はしていません)。Googleスプレッドシートのデータを読みに行く部分はこうなっています。 url = "{さっき設定したGoogleスプレッドシートにアクセスするURLとAPIキー}" r = urequests.get(url) google_sheet_data = r.content.decode() r.close() cell_val = json.loads(google_sheet_data)['values'][0][0] print(cell_val) if cell_val == '1': led.on() else: led.off() time.sleep(60) そしておもむろにGoogleスプレッドシートのA1セルの値を1にします。少し待つと・・・。
GoogleスプレッドシートのA1セルに1と書いたところ
光ったあああああ。ぱちぱちぱち。
フォトカプラに繋がるターミナル(緑とオレンジ)に接続したLEDが光ったところ
あとはGoogleスプレッドシートの値を1と0で書き換えていると、LEDがチカチカ点滅します。という事で、今回はベースボードとPico Wだけでもこんな風に遠隔制御が出来るよ、という話でした。 ここから発展させて、他のデバイスや機械を制御しても面白いですね。また、サーバーでアプリ開発するのに比べると若干不便ではありますが、でもでもサーバーレスでこんなこともお手軽出来ちゃう、というのがPico WとGoogleスプレッドシートを組み合わせた良さだと思います。 しかしPico WとGoogleスプレッドシートの組み合わせすごいな・・・。以前はこんな風に、空気環境測定したデータをGoogleスプレッドシートにアップロードしてグラフにもしましたが、
Googleスプレッドシートで遠隔モニタリングをしたところ
今回はこれに加えて遠隔制御も出来たので、Pico WとGoogleスプレッドシートとセンサーがあれば、簡易的な「遠隔モニタリング+遠隔制御」のシステムがサクッと出来ちゃいますね。 そして恒例の宣伝になりますが、思わずX/Twitterを始めてみたので良かったらフォローお願いします。

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集まった金額

  • ¥294,741
0 %

目標は ¥150,000 に設定されています。

プロジェクトは 2023/11/15 に達成し、2023/12/15に募集を終了しました。

プロフィール

  • fireflake


  • fireflakeは、普段は農業向けの小さなサービスを行っています。私たちは、自分自身で作る事の可能性を大事にしており、その可能性を、出来るだけ分かりやすく、そして豊かに伝えていきたいと考えています。 また私たちは、抽象的で壮大な物語ではなく、人々が生活し労働している、一つ一つの生きた現場や現実を大事にしています。私たちはそのような現場や現実で生きる人々の一助になる、プロダクトとサービスを作っていきたいと考えています。
  • fireflakeさんへ意見や質問を送る

特典としての商品・サービス

【U1】ベースボード生基板 [送料・税込み]

¥ 500

受付終了

電子工作の腕に自信がある方に向けた、ベースボードの生基板単体の商品です。ご自分で各種部品を用意してハンダ付けをすると、ベースボードが出来上がります。 ※写真は開発中のもののため、後で差し替えを予定しています。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 7  | 数量限定あと 3

【K3】ベースボードキット(Pico Wなし、センサー類なし) [送料・税込み]

¥ 3,500

受付終了

ベースボードの持つ機能だけを使って何かを作りたい、あるいは、ドーターボードを自作して、それをベースボードに搭載してオリジナルシステムを作りたい、という方に向けたキットです。 ※写真は開発中のもののため、後で差し替えを予定しています。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 3 

【K2】空気環境測定システム製作キット(Pico Wなし、センサー類なし) [送料・税込み]

¥ 4,600

受付終了

空気環境測定システムを製作するための、センサー類を含まないキットです。「空気環境測定システムを作りたいけれど、センサー類は自分で用意したい」という方に向けたものです。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 6 

【K1】空気環境測定システム製作キット(Pico Wなし、センサー類あり) [送料・税込み]

¥ 8,800

受付終了

空気環境測定システムを製作するための、センサー類を含むキットです。キットを製作してPico Wを搭載する事で、空気環境測定システムが完成します。 ※写真は開発中のもののため、後で差し替えを予定しています。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 4 

【S2】[ハンダ済]空気環境測定システム製作キット(Pico Wなし、センサー類あり) [送料・税込み]

¥ 9,400

受付終了

こちらは【K1】空気環境測定システム製作キットに対して、ハンダ付けを終えた商品です。Pico Wを搭載する事で、空気環境測定システムが完成します。 ※写真は開発中のもののため、後で差し替えを予定しています。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 2 

【S1】[ハンダ済]空気環境測定システム製作キット(Pico Wあり、センサー類あり) [送料・税込み]

¥ 11,600

受付終了

こちらは【K1】空気環境測定システム製作キットに対して、ハンダ付けを終えた商品です。この商品だけあれば、他の部品購入や、Pico Wへのプログラム書き込みをする事なく、すぐに空気環境測定システムを動作させられます。 ※写真は開発中のもののため、後で差し替えを予定しています。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 10 

<追加>【U2】マルチエアーセンサーボード生基板 [送料・税込み]

¥ 500

受付終了

支援いただいた方からご要望をいただき追加しました。 マルチエアーセンサーボードの生基板単体の商品です。 ご自分で各種部品を用意してハンダ付けをすると、マルチエアーセンサーボードが出来上がります。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 2  | 数量限定あと 8

<早割>【K1】空気環境測定システム製作キット(Pico Wなし、センサー類あり) [送料・税込み]

¥ 7,040

受付終了

空気環境測定システムを製作するための、センサー類を含むキットです。キットを製作してPico Wを搭載する事で、空気環境測定システムが完成します。早割限定価格で5セットをお届けします。 ※写真は開発中のもののため、後で差し替えを予定しています。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 5  | 数量限定あと 0

<早割>【S1】[ハンダ済]空気環境測定システム製作キット(Pico Wあり、センサー類あり) [送料・税込み]

¥ 9,280

受付終了

こちらは【K1】空気環境測定システム製作キットに対して、ハンダ付けを終えた商品です。この商品だけあれば、他の部品購入や、Pico Wへのプログラム書き込みをする事なく、すぐに空気環境測定システムを動作させられます。早割限定価格で5セットをお届けします。 ※写真は開発中のもののため、後で差し替えを予定しています。

お届け・提供予定時期

2023年12月下旬頃

サポーター数 5  | 数量限定あと 0

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