〜セルビアンナイト〜 食べてセルビアを知ろう!夏の味覚編

2016-05-30 15:16:03 活動報告一覧に戻る

はちみつ収穫体験をしました

みなさまこんにちは。 旅する女将 橋本典子です。 ミツバチが減っているという話は耳にしますよね。 日常生活を送るうえであまり実感はありませんでしたが、昨年訪れたセルビアでは、市場でも牧場でも一般家庭でも、ありとあらゆる場所にハチが飛び回っており、日本の蜂と蚊と蠅すべて足してもかなわないほどの印象。たしかに日本は少ない、と感じました。 セルビアで1週間蜂をはらいのけつづけ恐怖心が和らいでいたところ、養蜂家の知人ふたりが、多くの方にとれたての蜂蜜の美味しさを知ってほしい!と3月からはじめた講座に参加しました。
まず巣枠を組み立てます
組み立てた枠に針金を渡します
電熱を通して針金とシートを密着させます
どこかで冷凍保存された巣枠から絞るわけではありません、ということで、初回は巣枠づくりから。参加者がトンカチやらドリルやら使って組み上げた枠に名前を刻印。初めて使う道具も多く、冷たいのやら暑いのやら、いろいろな汗をかきました。その枠はこれから湘南や三浦のミツバチさんのもとへ運ばれ、彼女たちの棲家となります。 いままで巣箱を見てもその中に居る蜂の姿ばかり見ていたけど、これからは枠も気になるような気がします。
各自がボトルもデザイン
採集回の採蜜は汚れてもいい服装で、ということで、やる気まんまんでツナギを持参。養蜂家のイメージで淡色を選んだのですが、蜂には赤が見えなのだそうす。赤でもよかったな。室内だけど(笑)
ひとつの巣枠に最大で2kgほどの蜜が溜まります。満杯になった六角形の枠には蜂が蓋をするので、その部分を専用の道具で開けて遠心分離機にかけ、採蜜をします。
蜜をいっぱいに溜めた巣枠
採蜜のために蜂が閉めた蓋をとっているところ
ベタベタになりながら、熊って本当に蜂蜜を舐めにくるんですか?って聞いてみたり。関東には熊がいませんが、いちど味を覚えたら来るらしい。鎌倉では台湾リスが蜂の子を狙うとか。 ほかにも、養蜂の経済貢献は蜜よりも受粉のほうが高いこと。開花時期と農薬散布の関係でリンゴの花の蜜を集めるのを難しいこと、ミカンの花は受粉すると種ができてしまうので蜂を嫌う農家さんも居ることなどなど。蜂蜜について考えるということも、自然環境全体を考える入り口のひとつになるのだなぁ。
これは、農家さんや漁師さん、養鶏家さん、酪農家さんの話を伺ったときにも感じたことで、農家さんは土だけを見ているのではないし、漁師さんは森のことも考えている。養鶏家さんは田畑のことも考えている。酪農家さんも自然エネルギーのことも考えている。
左が三浦産、右が大磯産
大磯の湘南ゴールド主体の蜜と、三浦のハゼが主体の蜜は濃度も風味も異なり、ワインでいうテロワールの違い。私がいいな、という生産者さんは土地によって生み出される味の違いを大切にされている方が多く、その特徴を生かした料理をつくらねばな、と自分の役割を考えることにつながります。
シリアルと蜂蜜、蜂の巣のパフェ
私は食べる人と生産者さんの真ん中にいる者として、つないだり、伝えたり橋渡しをしていこう。 次は、いざ、蜜源(^^

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集まった金額

  • ¥90,000
0 %

目標は ¥60,000 に設定されています。

プロジェクトは 2016/06/27 に達成し、2016/07/05に募集を終了しました。

プロフィール

  • Serbian Night・橋本典子


  • 株式会社DOMACA 代表取締役 神奈川県生まれ。英語英文科卒業後、食品会社に入社。総務部経理課で税務会計、管理会計に携わる。内部監査、会計システムおよびレストランの立ち上げに従事。 2006年に日本ソムリエ協会認定「ワインエキスパート」の資格を取得。 2011年よりイェレナ・イェレミッチをはじめとした日本在住のセルビア人に郷土料理を学ぶ。 東日本大震災を機に災害ボランティアとして東北に通い瓦礫撤去、農業支援、漁業支援、漁師民宿手伝いなど行う。主な支援先は岩手県陸前高田市、大槌町、宮城県気仙沼市、石巻市。訪問回数は50回以上。 2012年より東北の食材で世界の家庭料理を食べる会を主催。 2015年に退社後、pop-upレストランプロジェクト「セルビアンナイト」をクラウドファンディングにより8度達成。 セルビア共和国大使館でのレセプション等、バルカン半島の伝統料理専門の出張料理業を開始。 2018年11月出版の日本初セルビア料理レシピ本『イェレナと学ぶセルビア料理』を監修。 2020年1月「セルビアンナイト」運営とバルカン半島の食文化を紹介する株式会社DOMACA(ドマチャ)設立。
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特典としての商品・サービス

旅のお土産(送料・税込)

¥ 500

受付終了

セルビアで撮影した写真を旅のお土産としてポストカードにいたしました。 街並みや風景、美術品など集めた5枚セット。毎回内容が異なりますのでコレクションにいかがでしょう。 残念ながらディナーには参加できないけれど、という方にお勧めです。 ディナー会終了後のお届けとなります(写真は前回のもの)。

お届け・提供予定時期

サポーター数 0  | 数量限定あと 20

セルビアンナイト参加権(セルビア料理・ワイン・旅のお土産つき)

¥ 6,000

受付終了

日本にセルビア料理店はありませんが現地そのままのレシピで日本人の味覚にあう、どこか懐かしい味が特徴です。今回の「セルビアンナイト・夏の味覚篇」は料理研究家、イラストレーターのメイコイワモトさんに店舗ガッタイオーラドルチ(Gattiola doclci)をお借りしての企画です。壁画家であるご主人の福井洋一さんのフレスコ画に囲まれた店内はヨーロッパを切り取ってきたような空気に包まれています。大使館や料理教室以外で出会えるこの機会に、ぜひご賞味ください。   ****************************** 日時:2016年7月12日(火)     19:30~21:30 場所:ガッタイオーラドルチ(Gattiola doclci)    豊島区目白5-15-12    西武池袋線【椎名町駅】より徒歩5分    JR山手線【目白駅】より徒歩13分 メニュー: ・Kozma ’s spread (胡麻のスプレッド) ・Salata od pečene parike i patlidžana(パプリカと茄子のマリネ) ・Sladak kupus sa mesom(キャベツと豚肉の煮込み) ・Gibanica(チーズとフィロペストリーのパイ) ・Sljivopita(ボスニアのプラムデザート) ・Pogaca(守護聖人の祭日に焼く伝統的なパン) ・旅のお土産:   ****************************** 会費:6000円(送料・税込み) (オーナのお勧めワイン3杯、旅のお土産つき) ※募集期間終了後のキャンセルは禁止事項とさせていただきます。 返金には応じられませんが、当日おいでいただけない場合参加の権利を他の人に譲渡することが可能です。3日前までにその旨と代理出席される方のお名前をお知らせください。 定員:10~15名

お届け・提供予定時期

サポーター数 11  | 数量限定あと 4

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