〜セルビアンナイト〜 食べてセルビアを知ろう!夏の味覚編

2016-08-01 17:14:02 活動報告一覧に戻る

『つなかん×東欧セルビアフードのランチボックス』in気仙沼

みなさまこんにちは。 旅する女将 橋本典子です。 2週間ほど前のことになりますが、海の日の連休は気仙沼に滞在し、セルビア&クロアチア料理のお弁当の販売や民宿のお手伝いをして過ごしました。 以下、そのときの報告をまとめました。
東北新幹線で東京から一ノ関へ向かい、JR大船渡線で気仙沼へ
大船渡線の線路はここ気仙沼まで。気仙沼~盛間はBRTによる代替交通となります。
ゴールデンウィークにつづき、今回もこちらの民宿唐桑御殿つなかんにお世話になりました。 いまの気仙沼ではカツオが旬。 民宿『唐桑御殿つなかん』料理長がお客様の前でカツオの藁焼きをしています。 涼しい風も吹きはじめる夕暮れ時に、ぱちぱちと藁のはぜる音。 カツオのいーい香りが漂ってきて。 厨房で仕込みを手伝うテンションもあがりました。
夜はあらかじめ調達をお願いしてあった食材を使い、翌日の『しごと場・あそび場ちょいのぞきin気仙沼』の唐桑ツリーハウスピクニックで販売する『つなかん×東欧セルビアフードのランチボックス』の仕込み。 料理教室では丸鶏からとったスープストックを使いましたが、気仙沼ならではの味にするため、「どんこ」のあらと野菜で出汁をとり、「どんこ」の身はマリネに。 大量の野菜のみじん切りは、つなかんスタッフの協力を得て、ともに涙を流しながらの完成。
翌朝、お客様の朝食を終えると『ランチボックス』のピラフとブロデットの調理に入りました。 前日仕込んだ野菜を2升のお米に炊き込み、ふんだんに魚介を使った港町ならではの贅沢な食材にくらくら。
『しごと場・あそび場ちょいのぞきin気仙沼』の唐桑ツリーハウスピクニック
『かんだカレー』、『ツリーハウスバーガー』とともにも販売させていただきました
三陸の海の恵みで出汁たっぷり。 実力以上に美味しくできたかも
セルビアの山をイメージしたピラフと、クロアチアの海をイメージしたブロデットは、どちらも気仙沼の「どんこ」のあらでとったスープがベース。 牡蠣や帆立、ずわい蟹にムール貝も入った唐桑ならではの贅沢なランチになりました。 おかげさまで49食完売! みなさま、ありがとうございました。
鹿の親子もツリーハウスピクニックに参加していました
夜は震災直後に唐桑に通った学生ボランティアの同窓会がありました
翌日は気仙沼内湾の乗船体験に参加
牡蠣の養殖場
養殖場に漁船が横付けされると、透明な波の下に筏につりさげられた牡蠣の姿がゆらゆらと見ることができます。 筏にまたがった漁師さんがロープを吊り上げ、殻に絡みつく海藻をバサっバサっと切り落とす姿に見惚れてしまう。。。  ランチボックスに使った牡蠣のオイル漬けもこちらで獲れたもの。 ふくふくに育った身を、ちゅるんとできる来シーズンが楽しみです。
ちなみに10月の牡蠣はこのくらい
船で沖から陸に近づくにつれ、陸から出迎えに飛んでくるカモメの姿が増してきます。 唐桑沖までの乗船体験で鮪立に戻る漁船からの動画です。 「唐桑御殿」と呼ばれる広壮な入母屋作りの家並が美しく見えます。
女将の菅野一代さん、料理長の今井竜介さんと
今回も唐桑御殿つなかんの女将、菅野一代さん、料理長の今井竜介さんに大変お世話になりました。盛屋水産ならびにスタッフの皆さま、ありがとうございました。 あたたかく迎え入れてくださったツリーハウス部の皆さまにも感謝申し上げます。 そして、『つなかん×東欧セルビアフードのランチボックス』を召し上がってくださったお客様に感謝。 長文にお付き合いいただきありがとうございます。 今後とも精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。

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集まった金額

  • ¥90,000
0 %

目標は ¥60,000 に設定されています。

プロジェクトは 2016/06/27 に達成し、2016/07/05に募集を終了しました。

プロフィール

  • Serbian Night・橋本典子


  • 株式会社DOMACA 代表取締役 神奈川県生まれ。英語英文科卒業後、食品会社に入社。総務部経理課で税務会計、管理会計に携わる。内部監査、会計システムおよびレストランの立ち上げに従事。 2006年に日本ソムリエ協会認定「ワインエキスパート」の資格を取得。 2011年よりイェレナ・イェレミッチをはじめとした日本在住のセルビア人に郷土料理を学ぶ。 東日本大震災を機に災害ボランティアとして東北に通い瓦礫撤去、農業支援、漁業支援、漁師民宿手伝いなど行う。主な支援先は岩手県陸前高田市、大槌町、宮城県気仙沼市、石巻市。訪問回数は50回以上。 2012年より東北の食材で世界の家庭料理を食べる会を主催。 2015年に退社後、pop-upレストランプロジェクト「セルビアンナイト」をクラウドファンディングにより8度達成。 セルビア共和国大使館でのレセプション等、バルカン半島の伝統料理専門の出張料理業を開始。 2018年11月出版の日本初セルビア料理レシピ本『イェレナと学ぶセルビア料理』を監修。 2020年1月「セルビアンナイト」運営とバルカン半島の食文化を紹介する株式会社DOMACA(ドマチャ)設立。
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特典としての商品・サービス

旅のお土産(送料・税込)

¥ 500

受付終了

セルビアで撮影した写真を旅のお土産としてポストカードにいたしました。 街並みや風景、美術品など集めた5枚セット。毎回内容が異なりますのでコレクションにいかがでしょう。 残念ながらディナーには参加できないけれど、という方にお勧めです。 ディナー会終了後のお届けとなります(写真は前回のもの)。

お届け・提供予定時期

サポーター数 0  | 数量限定あと 20

セルビアンナイト参加権(セルビア料理・ワイン・旅のお土産つき)

¥ 6,000

受付終了

日本にセルビア料理店はありませんが現地そのままのレシピで日本人の味覚にあう、どこか懐かしい味が特徴です。今回の「セルビアンナイト・夏の味覚篇」は料理研究家、イラストレーターのメイコイワモトさんに店舗ガッタイオーラドルチ(Gattiola doclci)をお借りしての企画です。壁画家であるご主人の福井洋一さんのフレスコ画に囲まれた店内はヨーロッパを切り取ってきたような空気に包まれています。大使館や料理教室以外で出会えるこの機会に、ぜひご賞味ください。   ****************************** 日時:2016年7月12日(火)     19:30~21:30 場所:ガッタイオーラドルチ(Gattiola doclci)    豊島区目白5-15-12    西武池袋線【椎名町駅】より徒歩5分    JR山手線【目白駅】より徒歩13分 メニュー: ・Kozma ’s spread (胡麻のスプレッド) ・Salata od pečene parike i patlidžana(パプリカと茄子のマリネ) ・Sladak kupus sa mesom(キャベツと豚肉の煮込み) ・Gibanica(チーズとフィロペストリーのパイ) ・Sljivopita(ボスニアのプラムデザート) ・Pogaca(守護聖人の祭日に焼く伝統的なパン) ・旅のお土産:   ****************************** 会費:6000円(送料・税込み) (オーナのお勧めワイン3杯、旅のお土産つき) ※募集期間終了後のキャンセルは禁止事項とさせていただきます。 返金には応じられませんが、当日おいでいただけない場合参加の権利を他の人に譲渡することが可能です。3日前までにその旨と代理出席される方のお名前をお知らせください。 定員:10~15名

お届け・提供予定時期

サポーター数 11  | 数量限定あと 4

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