〜セルビアンナイト〜 食べてセルビアを知ろう!冬の味覚篇2017

2017-01-19 23:07:12 活動報告一覧に戻る

セルビアのパンあれこれ

みなさまこんにちは。 旅する女将 橋本典子です。 今回の活動報告では 日本では食べられない、愛してやまないセルビアのパンあれこれをご紹介いたします。
Lepinja(レピニャ)
”レピニャ”は粉と牛乳、水にイースト、塩胡椒を加えてつくるシンプルなパン。日本でいえば白米のようなもの。 これが美味しくて、現地ではついつい食べ過ぎてしまうのですがサイズもかなりのもの。ちょっとしたクッションか、飛行機の枕くらい(笑) オリジナルは8個分のレシピで、生地を24分割して焼くと直径10cmほどで日本人には、ちょうどいいサイズになりました。 おおらかなり、バルカンサイズ。 Google検索すると日本語でも英語でもピタパンがヒット。こちらは中東由来でアラビア、レバノン、シリアあたりから来たらしく。インドやパキスタンのナンにも言及もありました。 ナンかー。生地を伸ばしながら、チャパティーのつくり方に似ていると感じていたのは、あながち間違いでもないようで。 バルカンは文化の交差点だと改めて感じた仕込み作業。 これを食べ慣れると、以前は大好きだったバターや卵がたっぷり入ったリッチなパンが重く感じられるようになりました。いまではそちらは、たまに食べるご褒美パン。
Srpska proja(プロヤ)
"プロヤ"という塩味のコーンブレッドは、最初にマスターしたパン。 チーズとうもろこしの粉と強力粉、卵、牛乳と植物油でつくります。 日本で育たない地域でそば粉を育てていたように、セルビアではとうもろこしの粉を小麦で代用し、コーンブレッドは貧しい人の食べものとされていたようですが、いまでは一般的な食べ物のようです。
Kiflice (キフリツェ)
キフリツェというセルビアのひと口サイズのパン。 ミニクロワッサンとよく似た見た目とサイズですが、薄力粉とヨーグルト、サワークリーム、植物油でさっくりとした食感。 ベーコン入りは黒ゴマ、カッテージチーズ入りは白ゴマを目印に巻き込みました。 小さいけれど食べごたえのあるスナックです。
Pogača(ポガチャ)
"ポガチャ"はバルカン、ハンガリー、トルコで食べられているパンで、イタリア語のフォカッチャを通しラテン語を語源とする「暖炉で焼くパン」という意味だそうです(英語版Wikipediaより)。 セルビアでは各街や家庭やごとに守護聖人を持ち、その記念日に焼くさまざまな形のポガチャがあります。 決まった日に焼くものですが、華やかで味もよくお客様に好評のため典子食堂の定番でアイコンとなっています。 ヨーグルトが入り、大きく成形するのでほんのりした甘味とふっくら空気を含んだやさしい味がします。
Česnica(チェスニッツァ)
ユリウス暦では1月14日が元旦。 セルビアではユリウス暦に則り、この日に新年を祝うそうです。 クリスマスはセルビア語でBožić(ボジッチ)といい、1月7日がその日にあたります。 Česnica(チェスニッツア)というパンを焼き、テーブルを囲んだ家族や親族で手を差し伸べてつかみ、一斉に引きちぎって中に焼き込んだコインを誰が引き当てるかで幸運を占います。 キフリツェと同じように薄力粉で焼くさっくりとした食感のパンです。
Burek(ブレック)
ブレックは、セルビアやクロアチアへ行くといちどは食べずに帰れない渦巻きパイ。 左から二つめのカゴに入っている、二つ折りのパイがそのブレックです。 粉と水だけで練った生地を大きくうすーーーーく広げ、くるくると具を巻き込んで、ふたつ折りや、とぐろ状に成型して焼き上げます。フレッシュチーズ入りや、ほうれん草入り、ミートパイなどあり、迷う迷う。。。。 日本では食べられないのが残念です。 と言っているうちに、そのうち我慢ができなくなると上の5種類のように自分で焼きはじめるのでしょうね(笑)
****************************** おかげさまで2年めを迎えた「セルビアンナイト」は食を通じてセルビアを知ろう!がコンセプト。まだ専門店がないセルビア料理を、レストランを貸し切って音楽や映像とともに五感で味わうディナーです。セルビアゆかりのお客様から直に現地の話が聞くことができるかも。 毎回替わるメニューは伝統的料理で統一。現地そのままのレシピで日本人の舌にあう、どこか懐かしい味わいを、ぜひご賞味ください。 ****************************** 日時:2017年2月19日(日)19:00~21:00 場所:ごはん×カフェmadei(までい)    東京都台東区浅草7-3-12 テイトビル聖天1F ****************************** メニュー:  ○セルビア、クロアチア、スロベニアのワイン4~5種テイスティング  ○Zelena salata / セルビア風グリーンサラダ  ○Bakalar na brodet / タラのブロデット(クロアチア)  ○Paprika sa sirom / パプリカのチーズ詰め(セルビア)  ○Pogača / ポガチャ(パン)  ○Potica / クルミ入りスイートロールブレッド(スロベニア)  ○コーヒー  ○旅のお土産ポストカード(招待状として事前に送付いたします) ****************************** 会費:6,500円(参加チケット送料・税込) お申込みは2月12日㈰まで。 みなさまのご参加をお待ちしております。

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集まった金額

  • ¥91,000
0 %

目標は ¥65,000 に設定されています。

プロジェクトは 2017/02/11 に達成し、2017/02/13に募集を終了しました。

プロフィール

  • Serbian Night・橋本典子


  • 株式会社DOMACA 代表取締役 神奈川県生まれ。英語英文科卒業後、食品会社に入社。総務部経理課で税務会計、管理会計に携わる。内部監査、会計システムおよびレストランの立ち上げに従事。 2006年に日本ソムリエ協会認定「ワインエキスパート」の資格を取得。 2011年よりイェレナ・イェレミッチをはじめとした日本在住のセルビア人に郷土料理を学ぶ。 東日本大震災を機に災害ボランティアとして東北に通い瓦礫撤去、農業支援、漁業支援、漁師民宿手伝いなど行う。主な支援先は岩手県陸前高田市、大槌町、宮城県気仙沼市、石巻市。訪問回数は50回以上。 2012年より東北の食材で世界の家庭料理を食べる会を主催。 2015年に退社後、pop-upレストランプロジェクト「セルビアンナイト」をクラウドファンディングにより8度達成。 セルビア共和国大使館でのレセプション等、バルカン半島の伝統料理専門の出張料理業を開始。 2018年11月出版の日本初セルビア料理レシピ本『イェレナと学ぶセルビア料理』を監修。 2020年1月「セルビアンナイト」運営とバルカン半島の食文化を紹介する株式会社DOMACA(ドマチャ)設立。
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特典としての商品・サービス

セルビアンナイト参加権(セルビア料理&ワインテイスティング) [送料・税込み]

¥ 6,500

受付終了

おかげさまで2年めを迎えた「セルビアンナイト」は食を通じてセルビアを知ろう!がコンセプト。日本に専門料理店がないセルビア料理を、レストランを貸し切り音楽や映像とともに五感で味わうディナーです。初参加者もリピーターも和気あいあい。セルビアゆかりのお客様から直に現地の話が聞くことができるかも?そんな空気もお楽しみください。 毎回替わるメニューは伝統的料理で統一。アレンジなく現地そのままのレシピで日本人の舌にあう、どこか懐かしい味わいを、この機会にぜひご賞味ください。 ****************************** 日時:2017年2月19日(日)    19:00~21:00 場所:ごはん×カフェmadei(までい)    東京都台東区浅草7-3-12    テイトビル聖天1F ****************************** メニュー: ○セルビア、クロアチア、スロベニアのワイン4~5種テイスティング ○Zelena salata / セルビア風グリーンサラダ ○Bakalar na brodet / タラのブロデット(クロアチア) ○Paprika sa sirom / パプリカのチーズ詰め(セルビア) ○Pogača / ポガチャ(パン) ○Potica / クルミ入りスイートロールブレッド(スロベニア) ○コーヒー ○旅のお土産ポストカード (招待状として事前に送付いたします) ****************************** 会費:6,500円 (参加チケット送料・税込) ※募集期間終了後のキャンセルは禁止事項とさせていただきます。 返金には応じられませんが、当日おいでいただけない場合参加の権利を他の人に譲渡することが可能です。3日前までにその旨と代理出席される方のお名前をお知らせください。

お届け・提供予定時期

サポーター数 10  | 数量限定あと 4

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