みなさまこんにちは。
旅する女将 橋本典子です。
先週はふたつのイベントに参加し、歴史や精進料理、最新情報などを学んできました。
上の写真は土曜日の「歴史文化と食の国 セルビアの旅」イベントでのチェバブチチ(挽き肉料理)とアイバル(パプリカペースト)、パラチンケ(パンケーキ)の軽食。
水野神父と、セルビアの偉人ステファン・ネマニャとその子、ステファン・ネマニッチ
水野 Gregory 神父様の2度のセルビア紀行をお聞きして、正教会の歴史、礼拝堂内部の様子、修道院での食事なども知ることができました。
時系列は逆となりますが、月曜日は”旅行エッセイスト森優子さんによるトークショー「【行ってみたシリーズ】三連夜!”、第一夜『行ってみた、あれからのヨーロッパ』へ。
森さんは過去7回セルビアへと足を運んでおられますが、その最初のきっかけは2007年のユーロビジョン・ソング・コンテスト優勝者Marija SerifovicのCDを買うためでした。
(ユーロビジョン・ソング・コンテストは、1956年から開催されているヨーロッパの、いわば「レコード大賞」や「紅白歌合戦」的な人気長寿番組で、ABBAやセリーヌ・ディオンはこの大会で名をあげ、成功のきっかけとなった大会だそうです)
言葉はわからずともとても惹きつけられるすごい歌い手。
私もAmazonでダウンロードしてしまった。
そして、↓2010年セルビア代表のMilan Stanković。
また別の方がセルビアに興味を持つきっかけとなった歌い手で、↑2007年のMarijaがThe西洋という曲調であるのに対し、東洋風の旋律。
音楽の面でも、まさに西洋と東洋の交わる位置にあるのだと感じさせてくれます。
というのはトークショーの余談の部分。本題は、(以下引用↓)
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テロ、難民、英国のEU離脱……気になることだらけの欧州へ、かつて訪れた土地や気になるあの人の「いま」をたずね歩いた、ふたたびの旅・約一か月。欧州で何が起こっているのか、湯気がホヤホヤたっているうちにお届けします。
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同じ土地を旅していても、それぞれの視点や知識を通すと違う側面が見えてくる。
私のなかのセルビアは、平面のスナップから少しモザイク模様が増え、厚みを持ってきた?
前回はほとんど基礎知識ゼロで、連れられるがままで行ったけれど、少し知識の増えた今では景色も違って見える気がします。
シーズンオフだとセルビアまで往復70,000円くらいのチケットがあり、ベオグラード市内のホテルは一泊1、200円程で泊まれるそう。
また行かなければ。
パンチの効いた森優子さんの著書もお勧め
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おかげさまで2年めを迎えた「セルビアンナイト」は食を通じてセルビアを知ろう!がコンセプト。まだ専門店がないセルビア料理を、レストランを貸し切って音楽や映像とともに五感で味わうディナーです。セルビアゆかりのお客様から直に現地の話が聞くことができるかも。
毎回替わるメニューは伝統的料理で統一。現地そのままのレシピで日本人の舌にあう、どこか懐かしい味わいを、ぜひご賞味ください。
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日時:2017年2月19日(日)19:00~21:00
場所:ごはん×カフェmadei(までい)
東京都台東区浅草7-3-12 テイトビル聖天1F
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メニュー:
○セルビア、クロアチア、スロベニアのワイン4~5種テイスティング
○Zelena salata / セルビア風グリーンサラダ
○Bakalar na brodet / タラのブロデット(クロアチア)
○Paprika sa sirom / パプリカのチーズ詰め(セルビア)
○Pogača / ポガチャ(パン)
○Potica / クルミ入りスイートロールブレッド(スロベニア)
○コーヒー
○旅のお土産ポストカード(招待状として事前に送付いたします)
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会費:6,500円(参加チケット送料・税込)
お申込みは2月12日㈰まで。
みなさまのご参加をお待ちしております。