未来へつなげたい。横濱ワイナリーは生産者と消費者をつなげるワイナリーです。
はじめまして
横濱ワイナリー代表の町田佳子です。
金融機関勤務を経て国際環境NGOに転職、その後、2016年にワイナリーを立ち上げるために会社を設立しました。約1年間の免許認可申請期間を経て2017年11月に横浜でワイン醸造をはじめました。
横浜出身で能登でハイディワイナリーを経営する高作正樹氏と出会ったことから、醸造の指導を受け、また東京のワイナリーでも醸造の手伝いをし、経験を積んできました。
日本で一番小さい、一番海に近いワイナリー横浜の観光地、山下公園や港の見える丘公園のすぐそばにワイナリーはあります。少し歩けば、元町や中華街など横浜の観光スポットがたくさん!都市型ワイナリーです。
おそらく、日本で一番小さいワイナリー。そして、おそらく、一番海に近いワイナリーです。
葡萄のチカラを信じる。それが、自然派のハマワイン。横浜の人たちは横浜を愛称を込めて「ハマ」と呼びます。横濱ワイナリーのワインもそれにあやかって「ハマワイン」と命名しました。蛇口のついたワイン樽に海を翔ぶカモメをあしらったシンプルなロゴをつくりました。
今はブドウ園を所有していません。日本全国から買い付けたブドウを使用しています。
ブドウにもこだわります。できるだけ人や大地に負荷をかけない栽培をしているものを選んでいます。農薬や化学肥料はできるだけ抑え、ブドウに愛情を持って育ててくれる生産者から仕入れます。現地に足を運び、ブドウのつくり手と話すことを大切にしています。
従来のヨーロッパのワイン品種ではなく、日本に古くから自生してきたヤマブドウ系や既に日本の土壌に根付いているブドウを中心に使ってワインをつくります。
目指すは真の地産地消ワイン。残念ながら、横浜はおろか神奈川県内でも醸造用のブドウはほとんど作られていません。今は他県から購入するしかない状況です。
アルコールは低め。補糖をしてアルコール度数を高めるのではなく、果実味をしっかりと出し、飲みやすい、優しい味が特徴です。これまでの赤ワインは肉、白ワインは魚にといった既成概念にとらわれず、和食にも自由にあわせられる、食事に寄り添うワインです。
だれもが参加できる都市型ワイナリーです。醸造作業は、SNSで呼びかけてみなさんに参加していただいています。
Facebookグループ「横濱ワイナリー物語」に登録いただくと、醸造・栽培体験、イベント情報等を入手できます。
他県のワイナリーに出かけてもなかなか体験できない醸造作業がご近所感覚で体験できます。
生産者と直接話すことができ、ブドウ栽培について知識を深めることができます。
ワインで環境問題を考えたくて、はじめました。ワインと環境問題・・・なんだかつながりが壮大だなと思われるかもしれませんが、実は私たちの一人ひとりのライフスタイルが地球環境に大きく影響しているんです。私はNGOでの活動を通じて、それを強く実感してきました。
日本の食料自給率(カロリーベース)は38%。この半世紀で約半分に減っています。先進国では日本と同じ島国イギリスでも63%、お隣韓国でも43%。生産者もこの30年間で半減、農地面積も約2割減っています。目立っているのが生産者の高齢化。この30年で、農業従事者の内60歳以上の占める割合は倍増、農地面積に占める耕作放棄地の割合は約5倍に増えています。
将来日本は食料のほとんどを輸入に頼らなければならいない時代がやってくるかもしれません。耕作できる土地はたくさんあるのに。
でも、朗報もあります。就農に関心のある若者層が増えているのです。H28年度新規就農者調査では49歳以下の新規就農者が3年連続で2万人を超えています。この動向が続けば、日本の食料事情もかわるかもしれません。
一方で、世界に目を向けるとこんな悪循環が起こっています。
人口は増加、食料不足。都市部では、自然の生態系を破壊して耕作地になります。すると野生生物との衝突が絶えず、野生生物の生息地も失われます。生態系バランスが壊れることで、自然災害が発生しやすくなり、耕作地の消失につながります。
どうでしょう?日本で起きていることと世界で起きていること、なにか矛盾しませんか?
私たちは買い物をする時、棚に並んだ商品に書いてある説明で判断し、商品を購入するのが一般的です。農産物の加工品の場合、その原料がどのようにつくられているかはを私たちは意外と知らないものです。
ワインもそうです。ワインも果実の加工品です。ワインを選ぶ時、どういう状態でブドウが栽培されているかまで知ることは難しいのが現状です。生産者がどのような思いでブドウを栽培しているか、それがどのように醸造されてワインになるかという「食のものづくり」の現場を知ってほしい。それをきっかけに、日本の農業が抱える問題、食の問題、そして輸入に頼る日本のその先にある世界の食の問題に関心をもってほしい。それが私の思いです。
横浜のブドウでワインをつくって、食のものづくりについて語り合う場所をつくりたい。ワイン造りは実現しました。これから、いろいろなテイストのワインをつくり続けていきます。
次のステップは、「語り合う場所」づくりです。
タイミングよく、ワイナリーの隣の物件を借りることができました。別場所に借りていた小さな倉庫を隣に移すと同時に、残りの空間を、その「語り合う場所」にしたいです。
飲む、食べる、語る! 新しい物語を紡ぐ場所ができます。空間の名前は「.blue」(ポイントブルーと読みます)小さな空間ですが、美味しいワインをテイスティングしたり、購入したり、食べ物とあわせたりする場所ができます。
ワイナリー主催のイベントも開催します。
みなさんがセミナーやイベント、習い事のお教室が開催できるよう、キッチン付きレンタル空間の場所になります。
横浜のこの地区には少ない、農産物の直売所にもなります。マルシェも開催します。
ブドウがどうやって育つか、どんな花がつくかを知ってもらいたくて、外にはブドウ棚の付いたウッドデッキをつくりました。ブドウの樹を眺めながら、愛犬も一緒にワインとお食事を楽しめます。
いろいろな人がここで出会って、新しい物語を紡いでいける場所。「食のものづくり」を体験して、語って、楽しんでもらう場所をつくります。
一緒に、新しい物語を紡いでください。空間はまだ未完成です。壁がまだ下地のままだったり、照明がたりなかったり、看板もなかったり、ウッドデッキも素の材木のままだったり、椅子もテーブルもなし、と。最低でもあと60万円あると、なんとか利用できるようにこれらを完成することができます。最後のワンアクションに、皆さまのご支援が必要です。
皆さまからクラウドファンディングを通してご支援頂いた資金は、50%をそれぞれ皆さまに「ハマワイン」「ワイナリーで使える商品券」などの商品でお返しいたします。(商品の内容については、ご支援のお礼の欄をご参照下さい。)
そしてその商品の収益分と、送料・クラウドファンドサイト手数料を引いた残額は、オープンする「空間」でお客さまが実際にお使いになるもの、目に触れるものの購入に当てさせていただきたいと思います。
その先にはまだ続きがあります。2017ヴィンテージは、醸造免許が下りたのが11月。ブドウのシーズンは既に終わっていましたが、生産者の方に保管をしてもらっていました。2,3か月ねかしておいても問題なくワインができる、そんな良いブドウと出会えたことは幸運でした。最初の醸造年を思い返すと、慌ただしい過密スケジュールとの戦いで、本当の意味でのワイン造りと向き合う余裕がありませんでした。次の2018ヴィンテージは、いよいよ8月から始まります。前年よりも時間に余裕を持って、さらに美味しいワインをつくります。そして、スパークリングや他の果実を使ったワイン造りも計画しています。
さらに、原料も地元産のワインを造るのが、その先の夢です。数年後には、神奈川県産、横浜市産のブドウを使ったワインを造りができる目処がたってきました。
神奈川県内でも、後継者不足による耕作放棄地の問題は深刻です。農地の住宅地への転換が増えているため、山や森に棲む野生生物との接触も増加傾向にあります。人の手が放棄された農地は野生生物の絶好の餌場。耕作放棄地をきちんと手入れすることで人と野生生物との衝突を軽減することができます。耕作放棄地でワイン用ブドウの栽培が増えていけばと、今、関係者に働きかけています。
ご支援のお礼(特典)まずは、ワインを飲んでほしいです。
そして、語り合う場所である「.blue」を利用してほしいです。
最後に、「一緒にワイナリーを盛り上げたい!」という気持ちをこの空間に残してほしいです。
さらに、ワイナリーを一緒に完成させるためのDIYイベントや、完成した際の記念イベントを開催します!
ですので、特典はこの4つに対応するものにしました。組み合わせてご支援いただければ、夢の実現へ大きな力となります!
◎特典その1 ハマワイン商品には、横浜の地名にちなんだ名前をつけています。「馬車道」「みなとみらい」「山手」「元町」「本牧」「大さん橋」など。でもこの名前は今秋から使えなくなります。原産地呼称制度が開始されるからです。その地名でつくられたブドウをその場所で醸造していないとその場所の名前が使えないのです。
横浜に立ち上げたワイナリーなので、地域の名前を使っていきたいという願いは、このファーストヴィンテージ限りのものとなります。最初の年にして消えていくレアものになりそうな、2017シリーズをお送りします。
◎特典その2 お名前を空間「.blue」のどこかに残す権利ご支援いただいた皆様のお名前を「.blue」空間のどこかに残します。
場所はおまかせいただきます。
ご自身のお名前を眺めに、ワイナリーへ来るのがきっと楽しくなります。
◎特典その3 「.blue」が利用できる商品券ワイナリーのお買い物券としてご利用いただけます。
皆様がイベントを開催する際の利用料としてご利用いただけます。
もちろん、ワイナリー主催のイベント参加費としてもご利用いただけます。
◎特典その4 「ワイナリー完成記念イベント」ご招待券最後の、あと一歩をみんなで完成させたいです。
壁塗りやテーブルや椅子づくりなど、DIYでつくっていきます。
完成した際には、完成記念イベントを開催します。
そちらへご招待します。
最後に、みなさんに伝えたいことワイン造りはゴールではなく、出発点です。
コミュニケーションツールとして、ハマワインが広がっていってほしい。
食について語り合える場として、「.blue(ポイントブルー)にみんなが集まってほしい。
「夢はあきらめなければかなう」と信じて、ここまで突き進んできました。
あと、完成までもう少し。
「みんな」がひとりでも多い「みんな」になってほしいです。
この小さな都会のワイナリーが、さらに変貌していく瞬間に、携わってみませんか?
みなさまのお力添えが、必ずその後押しになります。
新しい物語に、みなさまの足跡を残してください。
一緒に物語を紡いでください。
ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします!!!
<町田佳子 プロフィール>
東京生まれ。横浜に移住して20年。ワインだけではなく、酒匠、日本酒学講師の資格を所持、日本酒にも精通。フランスのワインコンクールの審査員を務めるなどテイスティング経験の豊富さがワイン造りに役立っている。
高校時代1年間のカナダ留学でグローバルな経験が人生最初の岐路に。中高生時代、宇宙と生態学、地理に興味を持つ。大学では国際関係を専攻し金融機関へ就職。その後、WWFジャパンで広報を担当、環境と食料問題についての啓発普及活動に従事。実際に食のものづくりに携わっていないことを広報することに疑問を感じ退職。在職中、日本各地の農林水産業の生産者と話すことが多く、その際はいつもお酒があったことから、酒類がコミュニケーションツールとして重要な役割を担っていると実感。個人で酒類販売免許を取得、日本酒とワインを販売に従事したが、どうしても商品をつくるものづくりに関わりたいと思い、都市型ワイナリーをつくる決心を。
2016年準備のため会社を設立、並行して各地の酒蔵やワイナリー、生産現場を訪問、2017年11月に念願の果実酒製造免許を取得。現在に至る。
<メディア掲載・受賞歴>
2018年かながわビジネスオーディション 県知事賞受賞
2017年12月17日 神奈川新聞:横浜初の果実酒醸造所 ビジネス通して環境保全伝える
2018年1月16日 日本経済新聞 つむぐ: 横浜初の醸造所開業
2018年1月26日 テレビ神奈川 Newsハーバー: 特集
2018年1月28日 東京新聞: 横浜初のワイナリー「地元産ブドウ」実現を目指す
2018年1月31日 はまれぽ.com:横濱ワイナリー
2018年2月19日 ラジオ日本:「おじゃましま〜す!」で紹介
2018年3月1 日〜15日放映 J:COMチャンネル「横濱ツウ!!」で紹介
2018年3月8日 朝日新聞: 港で醸すワイナリー
2018年4月12日 産経新聞 :ハマワインで乾杯!横浜初の小さな醸造所誕生、環境の視点も
2018年 mirea 5月18日号(横浜市内“街を彩る ヒト・モノ・コトをつなぐフリーペーパー):横浜ワイナリー
2018年6月23日 テレビ神奈川 ハマナビ:特集
■特定商取引法に基づく表記
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目標は ¥600,000 に設定されています。
プロジェクトは 2018/07/08 に達成し、2018/07/30に募集を終了しました。
ハマワイン ハーフボトル2種類プラン [送料・税込み]
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ハマワイン フルボトル2種類プラン [送料・税込み]
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ハマワイン ハーフボトル飲み比べ6種類プラン [送料・税込み]
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サポーター数 45
「.blue」が利用できる商品券プラン [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 15
「ワイナリー完成記念イベント」ご招待券プラン [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 16
【追加特典】「.blue」で利用できる商品券プランその2ハーフボトル [送料・税込み]
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サポーター数 4
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