こんにちは。
旅するドッグトレーナーの磯崎です。
私は今、中国を旅しています。
先日、プーアール茶の有名な雲南省の「麗江」にあるお茶屋さんで、実家がお茶農家の店員さんから、プーアール茶のことを詳しく聞きました。
実際に試飲して、プーアール茶の素晴らしさを知ったので、ぜひ皆さんにも本場のプーアール茶を味わってもらいたいと、支援してくれた方の特典の1つにすることにしました。
プーアール茶の塾茶は女性、生茶は男性
たくさんのことを教えてくれたお茶屋さん
プーアール茶は、塾茶と生茶に分けられます。
こんな分類があるのはプーアール茶だけだそうです。
塾茶は身体を温める働きがあり、ノンカフェインで発酵させる時に出来る様々な身体に良い成分が含まれる為、独特の香りと味わいを持つ女性むけのお茶です。(日本で一般的に売られているのは熟茶です)
生茶は、袋に詰めて蒸し、押し固めたお茶で、香り高くさっぱりとした味わいのお茶です。
身体を冷やす働きがあるので男性向けのお茶です。
また年月が経てば経つ程おいしくなるのを、戦争の時にたまたま古いお茶を見つけて飲んだ兵士が発見し、中国では大量に購入し、倉に保管している人もいるそうです。
凄く古いお茶は、高額取引きされるのだそうです。
実際に飲んでみると味が全然違いました。
当初はどちらか1つと思っていたのですが、違いにビックリしてぜ味わって欲しいと思ったので、熟茶と生茶両方購入しました。
味の違いを感じてみて下さい。
購入した熟茶と生茶はこちら
熟茶
超高級なお茶です。
麗江で販売されているプーアール茶はピンからキリまでで、安いお茶は本当に安く売られています。
でも今回、私たちはしっかり説明してくれたお兄さんがいる高級なお茶屋さんで購入しました。
通常プーアール茶は357gで販売されています。
それは、昔、馬がお茶を運んでいた時に馬が一度に運べる重量が全部で120kgだったことに関係があります。
平べったいプーアール茶は7枚1組で竹の皮で巻かれ(1筒)、それ12筒で1件とし、馬の前後左右4か所に結んで運んでいたのです。
357g×7枚×12筒×4か所=119,952gになり約120キロとなります。
と、ここまで説明しましたが、私が買ったお茶は100gです。
357gが大半を占める中、100gは珍しいですが、実際に飲んで質のよい少量の熟茶を選びました。
スマホの翻訳機能を利用して丁寧に説明してくれたお兄さん
生茶
この生茶も100gです。
これは、熟茶を買った麗江の次に訪れた昆明という町で買ったお茶です。
このお茶も買う前に実際に飲ませてもらいました。
ここのお店の店員さんはお姉さんでした。
お茶の淹れ方
せっかくのお茶をおいしく飲んで頂きたいので、お兄さんに教えてもらったお茶の淹れ方をご紹介します。
熟茶も生茶も淹れ方は同じです。
中国では、急須の代わりに蓋付きの湯呑を使いますが、急須でも大丈夫です。
1.お茶の葉を削り急須に入れる
プーアール茶はこのように茶葉が固まっています。
茶葉を入れる湯呑を熱湯で温め捨てます。
その容器に、使う分だけ(一つまみで十分です)茶葉をほぐして湯呑にいれます。
2.お茶を目覚めさせる
奥の茶色いのが熟茶。手前の金色が生茶
茶葉にお湯(100度~95度)を注いだらすぐに、そのお湯は捨てます。
捨てる時に、お茶を入れるのに使う容器をそのお湯で温めます。
お湯を注ぐことにより茶葉を目覚めさせる効果があります。
お兄さんいわく、プーアール茶はこの作業が必要ですが、紅茶は必要ないそうです。
ちなみに中国の紅茶もイギリスに輸入されているようで、そのおかげで紅茶の値段が高騰しているのだそうです。
3.お湯を入れ蓋をして蒸らす
再びを注いだら、湯呑に蓋をしてしばらく蒸らします。
その後、茶こしでこし、各自のカップに入れおいしく頂きます。
プーアール茶はこれを何度か繰り返し何度も飲むことができます。
1回目に淹れたお茶、2回目にいれたお茶、3回目、、、と味に変化がありますので、それも楽しんで下さい。
熟茶と生茶の色や味の違いを是非比べてみて下さい
左が生茶。右が熟茶
左の金色をしているのが生茶。
右の茶褐色をしているのが熟茶です。
色も全然違いますが、味も全然違います。
どちらのお茶もとても美しい色をしていますね。
熟茶は凄く特徴のある味、生茶は緑茶のようなさっぱりした味です。
中国に行った気分で優雅にお茶の時間を楽しんで頂ければ幸いです。
この特典は3名限定のお届けになります。
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