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あなたのデザインで「注染ゆかた」を作ろう!【デザイン募集締切:11月30日迄】

2018-11-08 19:42:00 活動報告一覧に戻る

【サンプル注染ゆかた製作記 #3】サンプルを染める(染工所に潜入) その2(文・しまざきみさこ)

染色

おが屑のついた反物
1疋分(2反分)の糊付け=型付けが終わると、生地は畳まれたまま、おが屑を敷き詰めた床に落とされます。 糊の付いた両面をおが屑で保護して、いよいよ染台へ。
注染の現場は分業制。染めは染めの職人が行ないます。 職人は、まず色指定に従って、染料を調合するところからスタート。 硫化染料、反応染料、ナフトール染料、スレン染料などを、染めたい色合いに応じて選び、助剤を使って色をつくります。
染料置き場
染料は温度によって色合いが変わるものもあり、温度管理も必要。 染料の知識、色をつくる勘どころ、温度の具合など、経験を積まなければ身に付かないことばかり。まさに専門職。
社長が指示出ししている配色用の染料レシピ
畳まれた状態で染台に置かれた生地には、防染のための糊付けがされています。 ただし、2色以上の色を使った「差し分け染め」をする場合は、染める際に色が混ざらないようにしなければなりません。 ここで登場するのが、糊でつくる「土手」です。
土手づくり
差し分けるための土手をつくったら、いよいよ注染です。やかんに入った染料を大胆に丁寧に注いでいきます。
染料の注ぎはじめ
顔料のいわゆる「プリント」の技法は、生地の上に染料を「乗せる」のでプリント部分はかたい場合も多く、裏をみるとうっすらその色や形が透けている程度です。 しかし、今回こだわった「注染」は、“染め抜く”技法。 生地の繊維そのものに染料を染みこませるので、裏表がわからないくらいの染め上がり。 生地のしなやかさも損なわれることはありません。
手元
「染め抜く」の「抜く」の部分は、染台が担当します。 職人は染料を注ぎながら足元のペダルを踏んで、真空になっている染台の内部を減圧。 これにより、注いだ染料がジュッと下まで染み通り、文字通り「染め抜く」ことができるのです。
表面を染めたら、束ごと裏返して裏面も同様に染めます。 これで染めが完了しました。
染め上がった状態(続く)

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プロジェクトの種

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プロフィール

  • 竹ノ輪 竹村圭介


  • 竹村圭介(たけむらけいすけ) 2006年より「和に遊ぶ!竹ノ輪」として、歌舞伎観劇会、落語会や日本酒の会などの開催をはじめる。 2007年から2010年までの4年間、クリエイターやアーティストがデザインした柄を伝統的な手染め方法「注染」で浴衣にする 「竹ノ輪浴衣」を企画運営。参加したクリエーターと共に注染の工場を見学。その企画で製作された浴衣を着て8月の歌舞伎座で上演される納涼歌舞伎の観劇会を開催。2011年の東日本大震災をきっかけに同企画を一時中断。 同年より、それまでに得た注染ゆかたの制作ノウハウを生かして江戸型染作家 小倉充子(小倉染色図案工房)のサポートを開始。注染だけではなく、型彫りや型染め、浴衣や着物の仕立てについても知識を得る。 また、2009年より大西新之助商店(滋賀県彦根市・伝統工芸士 大西實)の麻織物ブランド「新之助上布」の展示会設営などのサポートをはじめ、苧麻から繊維を取り出す苧引き(おびき)や織機の取扱い、経糸の準備をする整経(せいけい)も体験している。 現在は、着物の委託販売イベント「キモノ里親さがし」を半蔵門の竹ノ輪ルームや都内各地で開催中。
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