世界の過酷な超長距離トレイルレースで日本人女性初の表彰台に挑戦!●自己紹介●みなさんこんにちは。
このページをご覧頂きありがとうございます。
私はトレイルランニングの選手として、国内外のレースで戦うSalomon(サロモン)アスリート&finetrack(ファイントラック)パートナーの丹羽薫(にわ かおり)です。
トレイルランニングをされている方には、少しは馴染みがある顔かと思うのですが、そうでない方に簡単に自己紹介をさせていただきます。
現在Salomonのアスリートとして、またfinetrackのパートナーとして、ギアの提供等のサポートを受けながら、国内外のトレイルランニングレースに参戦し、ウルトラトレイルと呼ばれる超長距離レース、特に険しい山岳地帯をコースとした100マイルレース(160km)を得意とします。
2017年、2018年と大変良い結果に恵まれ、周囲の皆様に色々な機会を頂き、多岐にわたる活動をさせていただきました。詳細は以下の雑誌掲載記事や、finetrackでの投稿などをご覧ください。
【主な大会成績】
2015年 比叡山 International Trail Run 50km 【優勝】 日本
2015年 スリーピークス八ヶ岳トレイル One Pack Line 38k 【準優勝】 日本
2015年 美ヶ原Run&Walk in ながわ 80km【準優勝】 日本
2015年 蔵王スカイトレイル2015 35km【優勝】 日本
2015年FAIRY TRAIL びわ湖高島トレイルランニングinくつき 40k 【優勝】 日本
2016年 志賀高原エクストリーム(Skyrunningウルトラ日本選手権)【優勝】 日本
2016年 熊野オールドトレイル 50km【準優勝】 日本
2016年~2018年OMM Japan Straight A 男女混合カテゴリー優勝 日本
2017 TsaiGu TangSi Trail(UTGK) 100km 【優勝】 中国
2017 Andorra Ultra Trail 170km 【準優勝】 アンドラ
2017 UTMB 164km 【4位】 フランス
2018 Gaoligong by UTMB 160km 【準優勝】 中国
2018 Ultra-Trail Mt. Fuji 2018 168km 【準優勝】 日本
2018 Hardrock 100 160km【4位】 アメリカ
2018 Formosa Trail 104km 【準優勝】 台湾
2015年・2017年 日本トレイルランニングオブザイヤー受賞
トレイルランニングを始めた経緯などは過去のインタビュー記事をご覧ください。
また、昨年は大変多くのメディアに掲載していただきましたので、そちらも読んでいただけると嬉しいです。
このモンブランの周りの山々をぐるっと1周するUTMBという100マイルレースの奮闘は、2019年1月2日にNHK BSのTV番組「グレートレース」でとりあげていただきました。
2017年に雑誌に掲載された各選手の「極限の世界」シリーズが単行本になりました。
動画トレイルランニングはここ数年で人気になったスポーツで、競技人口もレース数も増えてはいますが、まだまだ日本ではマイナースポーツです。
良くご存じない方も多いかと思います。
簡単に言えば、山の中の登山道や林道などを、必要な水分や食料、レインウェアやヘッドランプなどを持って走る山岳マラソンですが、トレイルランニングにも色々カテゴリーがあります。
特に私が得意とするのは、100マイルレースと呼ばれる160キロ程度を昼夜を問わず、ぶっ続けで走るウルトラトレイルレースです。
中でも、非常に高低差のある険しい山岳地帯をコースとするレースが好きです。
●過去2年の挑戦とこれからの思い●2017年、2018年とウルトラトレイルワールドツアー(UTWT)という長距離トレイルレースの世界シリーズ戦で年間ランキングをかけて戦ってきました。
2017年は年間世界ランキング6位となり、日本人初のランクインを果たしました。2018年はさらに上を目指し、トップ5を、と挑みましたが、ランクイン叶わずでした。
しかし2016年から2018年の3年間の総合成績で順位が決まるワールドランキングでは6位になれました。
そして2019年、再度UTWTの世界シリーズ戦を戦うか私は悩みました。
私は年齢的にももう世界で戦えるタイムリミットが近づいています。その中で、同じ事をやり続けるよりも、新たな扉を開くべきでは無いのか?
UTWTのレースは比較的走れる100マイルレースが多いのですが、コースの難易度という意味では、もっと過酷で、もっと長いレースが世界には沢山あります。
それに挑戦してみたいという気持ちは以前からあり、それがいっそう強くなってきました。
100マイル以上の距離のレースは走ったことが無いため、自分がどこまで適正があるのか未知の世界ですが、覚悟を決めたからにはしっかりと準備してUTWTとは違う新たな舞台で表彰台を狙いたいと考えています。
過去2年間は海外の100マイルレースなどで、日本人女性初の表彰台を果たしてきましたが、次はもっと長い距離の、もっと過酷なレースでそれをやってやろうと思います。
●クラウドファンディングによって可能になったこと●正直、日本人トップ選手と海外トップ選手の差は大きく、その中で少しでも上の順位を目指して、表彰台を狙っていくためには全ての条件が揃わなければ難しいと思います。
しかしそれを可能にしてくれたのが、2017年、2018年とクラウドファンディングで多くの皆様から頂いたご支援です。
世界各地のレースに参加するだけでも、交通費・宿泊費・参加費など沢山の資金が必要になりますが、皆様に大変多くのご支援を頂き、そのおかげで早めに現地入りして、試走をしたり、現地で高度順応するのに十分な資金を得られたこと、遠征の際でも体のケアをする治療器を購入できたこと、また信頼できるサポートやペーサー(伴走者)を連れて行けたこと、これらのことが実現できたことで、万全な状態でレースに臨むことができ、結果に結びつけることが出来ました。
これはマイナースポーツをサポートするメーカーからの契約金だけではとてもまかなえず、皆様のご支援無しでは世界のレースを何戦も転戦するのは不可能だったのです。
●2019年の5つの挑戦●今年最大のチャレンジはイタリアのTor Des Geantsという330㎞、累積標高24,000mという途方も無い距離と累積標高のレースです。今まで得意としてきた100マイルレースの2倍の距離と累積標高です。しかも噂では累積標高は実際には30,000mにおよぶとか。。。。
この距離を自分がどう攻略するのか、考えるだけでワクワクします。しかし苦しみも非常に大きいと思います。それでもトレランを始めたばかりの2013年から、挑戦したいと言い続けてきたこのレースへ参加できることになったので、今年やらなくていつやる!と思い覚悟を決めました。
このレースは昨年優勝の女子選手でも88時間近くかかっています。3日を超えるレースになるわけです。私が今まで走ったレースでの最長時間は40時間ですから、
その2倍以上を覚悟しなくてはなりません。短い仮眠はとりますが、表彰台を狙うからには長時間眠ることも許されません。
そしてコースの平均標高も高いので、高地順応も重要になってきます。
日本人にも大変人気のレースですが、日本人女子がこのレースのTOP3入したことは無く、これを果たせば日本人女子初となります。
2019年のもう1つの大きなチャレンジが、7月にアンドラ公国という国で開催される233km 累積標高20,000mをペアで走らなければならないEuforia(ユーフォリア)というレースです。このレースはピレネー山脈の険しい山々をつないで走るため、非常に難易度が高いのと、コースマーキングが無いため、自分たちでナビゲーションしなければならないのが特徴です。そしてロングレースにはトラブルは必ずありますが、ペアで走るということは、トラブルの起こる可能性も2倍になるということです。
一筋縄ではいかないのはわかっていますが、だからこそ挑戦したいという気持ちになります。
このレースのパートナーの飯野航選手(RaidLight)は優勝しか考えていないそうです。。。。そのための事前準備やトレーニングを色々考えています。
また、昨年2位になり、日本人女性1位となった富士山の周辺の山々を170km走るレース、UTMFも4月に走ります。
UTMFは日本国内でもっとも注目度の高いレースのため、日本人女子のトップ選手がみんな参加してきますし、海外からの強豪も来ますから気を抜けません。
2019年は昨年以上の結果を目指します!
そして6月には初挑戦となるニューカレドニアの135kmのレースに参加します。こちらも表彰台に立てば、日本人女性初となります。
こちらは全く未知のレースですが、高低図を見ると、一つ一つの登り下りが急で、距離は短いながらもタフな印象を受けます。
最後に今年最後のチャレンジは、OMAN by UTMBという中東オマーンで開催される100マイルレースです。
こちらは得意な距離になりますが、昨年走った選手の話によると、かなり岩場の多いタフなコースで、途中ハーネスやヘルメットを装着しなければいけない区間もあるほど、アドベンチャーなコースだそうで、男子の優勝タイムが29時間ぐらいになるだろうということです。これは日本で開催される100マイルレースに比べると10時間も時間がかかることになり、コースのタフさを物語っています。
昨年までは137kmだったため、166kmになるという情報だけで、まだサイトにも詳細が全くアップされていないため、本当に未知のレースです。
しかし昨年の動画を見る限り、今までに経験したことの無いテクニカルなレースになる予感がし、チャレンジ精神をくすぐられました。
これらの過酷なレースで表彰台を目指すには、交通費はもちろん、レースに向けたトレーニングのための合宿費、現地に早く入って試走をしたりするための長期滞在費、レースでサポートしてもらうためのレンタカー代やサポートの帯同費用など、多くの費用がかかります。
いつも自炊の出来る安い宿に泊まって、自炊しながら節約をしますが、それでも多くの出費です。
そこで、どうか皆さんのお力添えをお願いします。少しずつでも多くの方の応援があれば、海外遠征をして、世界と戦う充分な資金となると信じています。
昨年、一昨年は皆さんから応援して貰った分、その想いと一緒に走ることが出来、苦しい局面で自分を奮い立たせ、力に変えることが出来ました。オーバートレーニングによりレース序盤から調子が出ずに苦しんだUTMBでも、支援してくれた皆さんのことを考えると、途中で諦めることは出来ず、最後の一歩まで全力で走り、順位を徐々に上げていくことが出来ました。
そしてつかんだ栄光は、みなさんと一緒に感動と興奮を分かち合えたという点で、一人で成し遂げるよりも何倍も素晴らしいものでした。
私がTor Des GeantsやEuforiaなどの表彰台で高々と手を上げることが出来れば、それは応援してくださった皆さんと一緒につかむ栄光だと思いますし、またあの感動と興奮を共有したいからこそ、死ぬ気で頑張れると思っています。
●資金の使い道●下記のレースに参加のための交通費ならびに宿泊費(見込み)
4月 UTMF
距離170 km, 累積標高8,000m+ 静岡・山梨、日本
交通費(サポート分含む) 4万円
宿泊費(サポート分含む) 2泊分3万円
6月 Ultra Trail New Caledonia
距離135km, 累積標高6,200m+ ニューカレドニア
(このレースはニューカレドニア観光局からご招待いただいたため、私の費用は負担無し)
交通費(サポート分) 12万円
宿泊費(サポート分) 5泊6日 4万円
サポート用レンタカー費用 3万円
海外旅行保険(サポート分含む)2万円
7月 Andorra Ultra TrailーEuforia
距離233km, 累積標高20,000m+ アンドラ
(このレースはJAL様からの航空券の提供があり、税や燃料サーチャージ以外の費用は負担無し)
交通費(サポート分含む)10万円
宿泊費(サポート10泊11日分含む)17泊18日 15万円
サポート用レンタカー費用 5万円
海外旅行保険(サポート分含む) 4万円
9月 Tor Des Geants
距離330km, 累積標高 24,000m+ イタリア
交通費(サポート分含む)30万円
宿泊費(サポート分12泊13日含む)17泊18日分 20万円
サポート用レンタカー費用 8万円
海外旅行保険(サポート分含む) 5万円
11月 OMAN by UTMB
距離160km, 累積標高 不明 オマーン
交通費(サポート分含む)30万円
宿泊費(サポート分含む)日程未定 15万円程度
サポート用レンタカー費用 5万円程度
海外旅行保険(サポート分含む)3万円程度
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計1,780,000円
【その他費用】クラウドファンディング手数料10% 目標金額150万円達成した場合(150,000円)
【お礼の品発送費用】250,000円程度
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総合計 2,180,000円程度必要
※もしも必要金額より多くの資金が集まった場合、これらのレースに向けた合宿費用などの年間活動経費にさせて頂きます。
●お礼の品について●応援してくださり、ご支援くださる皆様に、心ばかりのお礼をさせていただきたいと考えております。
お礼の品は私が愛用しているギアやウェアにしていますので、どれも素晴らしいものばかりです。
(お礼の品はスポンサーのSalomonならびにパートナーのfinetrack両社にご協力いただいております。)
サイズやカラー選択のある品物に関しては、以下の商品紹介から商品ページをご確認いただき、お好みの色やサイズをご選択ください。
注)在庫がなくなってしまった場合など、都合により同等の他製品になる場合がございますのでご了承をお願い致します。
お礼の品にサインを入れて欲しいという方は、リクエストいただければ対応させていただきます。
企業様向けに20万円の支援額を設定しております。ご支援いただける場合は、年間を通して広報活動に協力させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。(詳細は別途打ち合わせの上、契約書等必要な場合は締結させていただきます。請求書や領収書の発行も可能です。)
また昨年大変好評を頂きました、各レースのレースレポートを今年も10,000円以上のご支援頂いた方にお送りさせていただきます。レース中の苦難やそれを乗り越えていく様子を写真入りのレポートでお伝えします。こちらは他のメディアには一切出さないようにしておりますので、ご支援くださった皆様だけに共有させていただくものです。
●最後に●昨年も多くの海外遠征をし、全力で戦ってきました。
レースのたびにプレッシャーと戦い、トレーニングを重ねても必ずしも満足いく結果に終わるとは限らず、シーズン終盤に心も体も疲弊しきってしまいました。
これだけの遠征をするためには、心も体も、生活も全てを打ち込んで、そして更に多くの方に助けられながら、次のシーズンも多くのものを犠牲にしていかなければなりません。昨年の経験からその大変さとストレスやプレッシャーは嫌と言うほど身にしみています。でも、その覚悟は出来ていますし、ゴールの先にはその大変さには代えがたい喜びと得がたい感動が待っていることも知っています。それが今シーズンも私を突き動かしているのだと思います。
どうか皆様のお力添えで、今年も世界にはばたかせてください。そしてみなさんの想いを乗せて私を全力で戦わせてください。よろしくお願いします。
■特定商取引法に基づく表記
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目標は ¥1,500,000 に設定されています。
プロジェクトは 2019/03/15 に達成し、2019/04/12に募集を終了しました。
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