映画『奇跡のひとマリーとマルグリット』バリアフリー版を作ってみんなで映画を楽しもう!!

映画『奇跡のひとマリーとマルグリット』バリアフリー版を作ってみんなで映画を楽しもう!!

本プロジェクトを報告する会見を実施しました!

アリアーナさん来日2日目となる昨日、アリアーナさんを迎えて本プロジェクトを発表する記者会見を行いました。開始前から席が足りなくなり、臨時のパイプ椅子に座っていただく状態に。この問題に対するマスコミの方の関心の高さが感じられます。


そしてアリアーナさんが登壇。自身もろうというハンディキャップを抱える彼女のバリアフリーにかける思いを熱く語ってくれました。



フランスでは字幕付き上映などバリアフリー対応がなかなか行き届いておらず、本作の公開時にはジャン=ピエール・アメリス監督が奔走して字幕付き上映を実現してくれたそう。
「これがパイロット・ケースになって、フランスでもどんどんバリアフリー上映が広まってほしい。家族なのに一緒に映画が見られないなんて、おかしいと思う。」「ハンディキャップのあるなしに関係なく、人はみんなバリア(障がい)を何かしらもっているもの。この映画の主人公は彼女のバリアを乗り越えた。私もそうありたいし、世の中のバリアも減らしていきたい。」と強いまなざしで語る姿は若干20歳の少女とは思えない貫禄。会場の大人たちを圧倒する存在感でした。
最後に「日本で視覚障がいの方のための音声ガイダンス付上映を行う準備をしていると聞いてとてもうれしい。」と結んでくれた彼女。
会見後は取材場所への移動中、ゴジラを見つけて手話通訳のおふたりと大盛り上がりしていました。


バリアフリー上映を実現させて、また彼女をこんな風に笑顔にしたいなと改めて心に誓った日本配給チームでした!まだまだ滞在レポートは続きます。お楽しみに!
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