近松門左衛門原作「平家女護島」モチーフの注染ゆかた「南の島の瞬間」を作ろう!
近松門左衛門原作「平家女護島」モチーフの注染ゆかた「南の島の瞬間」を作ろう!
今しばらくお待ちください。

「南の島の瞬間」の色見本など
お久し振りです。
染めた生地を天日で乾かしているため、この長雨の影響をモロに受けています。
予定より染め上がりが遅れておりますことを、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
ひとまず、一足先に「丸久げんやだな」が染め上がっていますので、「南の島の瞬間」ももうそろそろです。
この後、「整理(生地を整える作業)」をしてから反物が納品されます。
お仕立て上がりご希望の方は、「整理」の後に「水通し」をしてからお仕立てに移ります。
今しばらくお待ちくださいませ。
アップした画像は、色見本です。
左の画像が、データを紙に印刷したもの。
右の画像が、紙に印刷したものと、作家さんからお預かりした色見本の紙と、丸久商店さんでサンプルとして見せていただいた実際に染め上がった手ぬぐいを重ねてみたものです。
当たり前ですが、同じ「黒」でも、紙に印刷した黒と色見本として用意された紙の黒と生地に染め上がった黒は、それぞれが異なり、全く同じ色にはなりません。
画像だと、色見本の紙と染め上がりは、ほぼ同じ色に見えるかも知れませんが、実物を見ればその違いは一目瞭然です。
注染の職人さんは、できるだけ色見本に近しい色の染め上がるように努めてくださいます。
染め上がりの乾いた状態の色を、色見本にできるだけ近くする。
言葉にすると簡単そうですが、単純に考えて、染料は液体、生地に染め抜いても未だ生地は濡れているわけで、乾いた後の色は判らないのですから、それを近づけるためには、あぁして、こぅして、って考えるだけで目眩がします…。
詳しくは、「【製品化中】あなたのデザインで「注染ゆかた」を作ろう!竹ノ輪浴衣2019」の活動報告をご覧ください。
それでは、改めまして、染め上がり、仕立て上がりまで、今しばらくお待ちください。