初めまして、クォーレインターナショナルの鎌田崇裕です。
人のご縁が繋がって、2009年にイタリア、パレストリーナ市でKoKoRo社を創業しました。イタリアの各地を出張してビジネスを進める中で、南イタリアの豊なスローフードの食材を日本の食卓にフレッシュなまま届けたいと思うようになりました。
イタリアのローカルビジネスに深く入り活動してきたからこそ出来る、信頼の味、クオリティを形にする第一弾として今年の初搾りのエキストラバージンオリーブオイルをシチリアから、酸化しないボトルにパッケージしてお届けします。

どうか、ご一読いただき、この素晴らしいフレッシュなオリーブオイルのプロジェクトにご協力をお願いします!
そして、どうか皆様の食卓の料理にたっぷり使って下さい。必ず、美味しくなります。
■イタリアのスローフードに注目した理由
私は起業をきっかけにイタリアに通うようになり、イタリアがスローフードの発祥の地だということを知りました。そして、多くのイタリア出張で自身のアレルギー体質が軽減することを経験しました。
これは間違いなく、普段の食、口に入れる食材の違いからでした。「健康は食から」という言葉を痛感し、ようやく私はスローフードに着目するようになります。もっと早く気づくべきだった!それが私の正直な感想です。
■課題は我が家の食卓から
私は昨年よりテストマーケティングとして、シチリア島よりエキストラバージンオリーブオイルを輸入しています。そして、我が家においても毎日の食卓で使っています。
新鮮なオリーブオイルの味や香りを楽しむためには、酸化が大きな問題となるということはよく言われていますので、私もその点には気を使って、小分けボトルにオイルを入れて使っています。
でも、そこには気になることが・・・

この写真は我が家で使っている小分けボトルです。オイルの液だれが無いように工夫された便利なボトルなのですが、どうしてもオイルを使った分だけ空気が入ってきてしまいます。
そしてこのような状態になると、空気が9割、オイルが2割といった状態になり、酸化が気になってしまいます。そして残念ながら味も香りも弱くなります。
更に問題となるのは、小分けの元の大きなボトルや缶にも、取り分けたオイルの分は空気が入ってしまうことです。これを長い期間で使うのですから、一度開封すると、オリーブオイルはずっと空気に触れ続けることになります。
■課題解決は日本の技術
そして、この1年ずっとこのオイルの酸化の課題が頭から離れずに、なんとかいい方法はないだろうか?と考えていました。そうすると、オリーブオイルではなく、「醤油のボトルで空気に触れないで使える」という商品がテレビや雑誌に出ていたのです。
基本的な構造としては、「注ぎ口に逆し弁(エアバックしないように)を取り付け、2重構造の容器で液体の入った袋だけが潰れていくので空気に触れることがない」というものです。
そこで、醤油の鮮度を保持する容器をヒントになんとか、この技術をオリーブオイルに使えないものかと模索が始まりました。しかし、醤油では出来ることも、オイルでは粘度の違いなどの条件が違うこと、そして充填するための大きな設備が必要なことがネックとなり、導入が難しかったのです。
その中で、やっと出会ったのがこのボトルです。
オリーブオイルの粘度にも対応出来、繰り返しテストをしても、空気が入ることなく最後まで使用することが出来ました。
これは日本が世界に誇る技術の一つだと思います!

そして、空気の入らない容器の採用が出来ればオリーブオイルとしては世界初となります。
とは言いましても、一番大切なのは中身のオリーブオイルです。
私がどうしても日本の皆さんに味わってもらいたいエキストラバージンオリーブオイルをご紹介します!
■日本では流通していない「最高級品のオリーブオイル」とは!?
一口に「イタリアのオリーブオイル」と言っても、種類や品質はさまざまなものがあります。
今回みなさまに是非ご紹介したい「モリトゥーラ・アルティジャーナ・サンジュゼッペ社」のオリーブオイルは、イタリアのシチリア島でしか流通していません。そのため、現地の人しか味わえず、シチリアのみで消費されてしまう貴重なオイルなのです。
私は11月に2週間のイタリア縦断の出張をしてきました。まさにオリーブオイルの収穫、搾油の真っ最中で24時間動いています。働かないとよく言われるイタリア人が24時間働いている!これだけでもどれほどオリーブオイルを大切にしているかがわかります。

サンジュゼッペ社外観
■なぜ今まで日本に輸出しなかったのか
社長のレイモンドさんは、御歳70歳を超えていらっしゃいますが、自社でただ良いオリーブを摘み絞って、本物のオリーブオイルを長年愛して下さる国内の方々へ供給することだけを考えてきた人でした。
よって、外国の方々に供給するという考えが無かったのです。
そして、いわゆる頑固オヤジですから、自分の信頼した人にしか見積もりさえも出さない方です。

中央がサンジュゼッペ社のオーナー、レイモンドさん
■製法や輸入方法は?
シチリアの温暖な気候のもと100%オーガニックで育てたオリーブの実を、一般的な製法とは異なり、そのまま加熱処理せず、収集後の24時間以内に三段階の冷却抽出システムと遠心分離によるノンフィルター方式でフレッシュなまま絞って製造しています。
市場には出回らない地産地商品で、化学薬品や加熱処理を行わない純粋なエキストラ・バージンはまさしく最高級品。その最高ランクの逸品を空輸し、シチリアの農園で収穫してから新鮮な状態のまま、お客様の食卓にお届けいたします。

今の季節は24時間搾油の真っ最中です

搾油後に遠心分離(ノンフィルター)により抽出されたオイルを動画でご覧ください。
お酒でいう「どぶろく」の状態、ここから自然落下によるおりを除いてエキストラバージンオリーブオイルとなります。
■このオリーブオイルを多くの人に知って欲しい理由
私自身が本場のイタリアのオーガニック食材に関心があったため、イタリアを訪れた際には数多くのオリーブオイルを味わいました。そのような中、私が「これ!」と思うものに出会い、その生産者と製造者を調べ、お会いして交流を持った際、製品や人の素晴らしさに触れ、感動を覚えました。
その時、「現地の人しか味わえない本物のオーガニックエキストラバージンオイルを是非、自分だけではなくこれを知らない多くの日本の方にも味わって知っていただきたい」と思いました。
昨年テスト輸入をして、様々な日本の方々に試していただきました、高い品質のみならず、日本人の口のよく合う料理にも使いやすいオイルとの評価を得たからです。

オリーブ畑
■大手メーカーとの違い
大手メーカーのように安定的に大量の供給をし続けるのとは違い、「モリトゥーラ・アルティジャーナ・サンジュゼッペ社」では毎年の自社所有のオリーブ畑から収穫したものだけで生産していますので、その量も限られています。
つまりこのオリーブオイルは、「シチリアのこの地方に合ったオリーブの品種のみで作られたオイルであること」が、大手のものとの決定的な違いとなります。

搾り立て(自然濾過前)のエキストラバージンオリープオイルで試食
■このオイルを使っていただく方々へ伝えたい一番大事なこと
食の安全を、認証や認定だけではなく、誰がどこで栽培して、どこでどのように製造して、どんなルートで届くのか?ということに関心を持っていただきたいと思います。
「本当に美味しくて、体にいいものは、心を落ち着けて、少し多めに食べてみればわかる」
オリーブオイルのテイスティングで教えていただきました。
■オリーブオイルの現地での使い方
イタリアには、サラダを食べる際、日本と違いドレッシングというものを使う習慣がないのです。現地ではエキストラバージンオイルとバルサミコ酢と塩・胡椒だけで食べます。
また、日本でのオイルの使い方とは異なり、パスタ、ピザ、パン、魚、肉等の身近な食材にそのままかけてフレッシュな香りを楽しみながら食べていただくのが一般的な使い方です。
エキストラバージンオイルにありがちな強い香りやクセ・苦みが無いので、どんな料理にも使いやすく、本物の香りと味を堪能していただけることでしょう。
■イタリアではどのような人たちがこのオリーブオイルを愛用しているか
イタリアでは、このような人たちがこのオリーブオイルを使っています。
・地元で「顔が見える関係」の信頼のネットワークを持つ人たち(誰によって作られているか知っている)
・本当に安全、安心できる品質と味を知っている人たち(食に関する知識と見識が豊富)
・長年この味と品質に納得して使い続けている人たち(いいものを見極め、継続して支持している)
■なぜ南イタリアなのか
スローフードと言えば北イタリアが盛んで、既にブランド化され世界的に認知されています。ところが私が現地法人(KoKoRo社)を置く南イタリア、特にシチリアはスローフード食材の宝庫であるというのに、ビジネスモデルが確立されていませんでした。
イタリアでは人的ネットワークがないとビジネスは成立しません。シチリアがスローフード食材の宝庫であるにも関わらずブランド化されていない理由……。それは意識の高い生産者が多く存在しても、その魅力を外に発信していく人間やネットワークが圧倒的に不足していたためだと思います。
南イタリアの豊かな食材を、このまま埋もれさせていてはもったいない。南イタリアにおける人的ネットワークを築いてきた弊社なら、ビジネスモデルを形成できるはずだ!そう思い、クォーレインターナショナル(株)の食品部門としてスローフード・ブランド「ソロナチュラーレ」を立ち上げました。

KoKoRo社(イタリア現地法人)の製品発表イベントにて
南イタリアと九州の協業で頑張っています。
■最後に
11月のイタリア出張の前にきびだんごさんとの出会いがあり、クラウドファンディングが出来るかもしれないことを知りました。
目下の大きな課題は、この新しい酸化しないボトルを導入するイニシャルコストとオリーブオイル輸入の経費です。
輸入はある程度の量を輸入することで、輸入経費を抑えることが可能になりますので、目標金額を越える量+今年の自社での販売量で輸入が可能になりますし、このオリーブオイルを知っていただくことがファン作りになると思います。そして、目標金額を越えることが出来れば、ボトルと充填技術を導入することが可能になります。
責任を持って皆様の元へ新鮮なままでオリーブオイルをお届けします。
どうぞ、ご協力のほどよろしくお願いします。
長文を読んでいただきありがとうございます。
■Q&A
①賞味期限は?
国際オリーブオイル協会では、ボトリングしてから12ヶ月~18ヶ月くらいと決めているようですが、実際は、収穫時期や収穫方法、搾油方法などによって変化するため生産者が決めているケースが多いようです。サンジュゼッペ社のオリーブオイルの賞味期限は保存状態が良ければボトリング後2年です。
②保存方法は?
酸化については、空気の入らないボトルを使っていますので、ご安心下さい。
冷蔵庫には保管しないで下さい、低温(5度以下)になると内容成分が凝固する場合があります、常温で元に戻りますが、凝固を繰り返すと劣化の原因になります。
高温(28度以上)での保管も劣化の原因となります。
また、直射日光が当たる場所での保管は避けて下さい。
③オリーブの品種を教えて下さい。
Biancolilla(ビアンコリア種)・Nocella del Belice(ノッチェーラ・デル・ベリーチェ種)・Cerasuola(チェラスォーラ種) の3種ですが特に、シチリアのアグリジェント地方に古くから多く存在しているBiancolilla(ビアンコリア種)が主となります。
事業者:クォーレ インターナショナル 株式会社
運営責任者:鎌田崇裕
電話番号:092-571-2585
所在地:〒812-0887
メールアドレス:kamata@cuore-jpn.com
ホームページ:http://solo-naturale.com
支払時期:当プロジェクトにて提供する特典(商品・サービス)にお申し込みいただいた時点で予審が行われますが、プロジェクトの募集期限までに目標金額に満たない場合にはプロジェクトは不成立となり、お客様へのご請求は発生致しません。決済は募集期限までに目標金額に達し、取引成立となる場合にのみ実行されます。
引渡時期:募集期限までに目標金額が集まった場合に当プロジェクトは成立し、プロジェクトオーナーは集まった資金を元手に特典(商品・サービス)を支援者に提供する義務を負います。特典(商品・サービス)の引渡時期は、特典(商品・サービス)欄の記載に準じます。
商品の代金以外の代金:特にありません。
支払方法:VISA, MASTERの提供するオンライン決済サービスを利用した決済。
返品・キャンセルについて:目標金額に達成したプロジェクトに関する特典(商品・サービス)の返品・キャンセルは一切受け付けておりません。