革作家 栞 作品の幅を広げるため、工業用ミシンを導入したい!

革作家 栞 作品の幅を広げるため、工業用ミシンを導入したい!

革作家 栞 作品の幅を広げるため、工業用ミシンを導入したい!

買っては捨ててではなく、「ひとつのものを大切に愛おしむようにつかう」文化を暮らしの中に根づかせたい。 それが革作家 栞の想いです。 これまで手縫いで製作を続けてきましたが、もっともっと暮らしの中にある革作品に手を広げていきたい。 毎日持ち歩く鞄や革家具など大きな革作品を作ってみたいと考えるようになりました。 【目標金額60万円】 それで手縫いとミシンを合わせた作品製作に手を広げるための設備導入ができます。 どうか作品製作を続けるため、応援をお願いいたします!

はじめに・ご挨拶

初めまして。 革作家の中村しおりと申します。 私は現在、栞というブランドを立ち上げ、 オーダーメイドを中心に革作品の製作・販売をしています。
栞では、 作品を通じてひとつのものを大切に使い続けるという豊かさを伝えたい。 作り手が、友人のように、顔の見える距離にいるからこそ、 ひとつのものを長く、大切に使い続け、 そのようなものが身の周りに増えていくことで、 大切なものと寄り添う暮らしが当たり前の文化になることを目指しています。
現在、ブランドをスタートさせてから約1年が経ちました。

そして今、ひとつの大きな壁にぶつかっています。

というのも、これまでは小さな革こものを中心に製作をしており、全て手縫いで作品を仕上げていました。 しかし製作する作品一つひとつのサイズが大きくなり、縫製距離が長くなってきたことで、 オーダーが追いつかなくなってきていること。 またゆくゆくは作品を通してのみでなく、空間などの形でも、 栞が提案したい暮らすこと・働くこと・在り方を表現していきたい。 そんなふうに目指す状態像を考えた時、 手縫いのみで製作を続けることに限界を感じています。 そこで今回じっとじっと考えた末、 工業用ミシンを導入し、製作にかける時間、 そして次の夢に向けていく時間をきちんと確保しようと決めました。 またこの時間の中で、 改めて革作家という仕事を継続していこうと決意しました。
革作家という仕事を継続し 生業とすること。 そして次の夢に進むために、

「 工業用ミシンを購入したい 」

 これが私のチャレンジです。

プロジェクトをやろうと思った理由

私の革ものづくりは、とても小さなきっかけから始まりました。 その頃まだ私は会社勤めをしていて、休日に趣味で手芸はするものの、 それが仕事になることはまだほとんど考えていませんでした。 (ほとんど、というのは自分でものをつくることが仕事になったら素敵だなあというほのかな憧れはあったためです。) そんな中、ある人の一言をきっかけにレザークラフトに興味を持ちました。 しかし当初は全く思い通りの形にはならず、 私が想像していたお店に並んでいる美しい革こものには遠く及びませんでした。 それでも小さな小さな変化が自分の作品に表れるのを見ると、 どうしてもまた作りたくなって、 休日の度に熱中して気づいたら日が暮れており、 段々と平日仕事から帰ってきても黙々と作業をするようになりました。
そんな日々の中で、少しずつ友人などから 「あれ作れる?」 「こんなのは出来る?」 と声をかけてもらうようになりました。 それは、こわがりの自分にとっては楽しいだけではなく、 期待された程度の物が作れるだろうか、せっかくなら満足してもらいたい、 という強い緊張感になることもありました。 今になって思うと自分自身のこだわりも強く、人に渡す時は書籍など既存のデザインでは作りたくない、 とはいえこのクオリティでは渡せない…作り直そう、と繰り返すことも多かったです。 けれどそんな友人とのやりとりが、現在のオーダーメイドの原型となっています。 オーダーメイド、というと少し敷居も値段も高いようなイメージがありますが、 私はもっと日常的な、暮らしの中にあるサービスで在りたいと考えています。 例えば、靴のかかとがすり減ってしまった時、 駅の修理屋さんに行ってかかとだけ直してもらってまた靴を履き続けたこと、多くの方はあると思います。 そんなふうに手を入れながら使い続けること、 そして使い続けるために、自分に寄り添ってくれるものを手に入れること、 身近に作り手がいてその人に寄り添ったものをつくること。 顔が見える距離に使い手がいるから、なるべく良いものを届けようとする。 顔が見える距離に作り手がいるから、使い続けるための相談ができる。 規模は小さくても、そんなオーダーメイドの在り方ができたらなあと考えています。
約1年前に会社勤めを辞め「革でものづくりをすることを仕事にする」と目標を決めました。 とても楽しくて面白くもあり、一方では何もかもが必死で五里霧中の期間でした。 お声かけいただいたオーダーに一つひとつ対応しきちんと管理すること、 相手が思い描いているものを想像しながらそれを形に起こすこと、 作品の価格設定やお金をきちんと管理すること、初めての確定申告。 その後Online shopをオープンし、TwitterやInstagramなどSNSの発信も少しずつ増やしていきました。 ハンドメイドイベントに出展してみたり、ギャラリーでの展示、 そして初めてのリピーターのお客様、 本当にこれでもかというくらいに濃い濃い1年間でした。
※ 真ん中の写真は栞が出展をさせていただいているギャラリー But not for me
今となると笑ってしまうくらいに苦戦だらけで、 製作してみたものの失敗して作り直すことは何度も。 価格設定を間違えてしまい、売れているのにマイナスになったこと、 確定申告の書類の辻褄が合わず、税務署の無料相談や友人に助けられたり、 Web shopやSNSの写真がなかなか自分の思うようにならなかったり、 またディスプレイが形にならず、小売経験のある知人に助けてもらったり、 イベント出展では一つも売れず、そもそも立ち止まってもらえず、上手く話すことも出来ず… もう本当に挙げだしたらキリがありません。笑 毎日こんなにも出来ない事だらけで、上手くいかずに失敗して力不足で人に頼らざるを得ない状態は初めてでした。 本当に周囲の人たちに助けられ、そして自分の弱さを知りました。 けれどそんな中で友人や知人から始まって、 これまで150以上のオーダー依頼をいただき、製作を続けられていること、 さらにその糧を以ってより作品の幅を広げていきたい、 そう思える状態にいるというのは、本当に幸せだなあと感じています。 次のステップに進むために工業用ミシンを導入したい、ぜひ応援いただけたら嬉しいです。

資金の使い道

【 目標金額 600,000円 】

⌘ 工業用ミシン( JUKI DSC-246U):514,800円 ⌘ リターン発送・実施費用など:40,000円 ⌘ クラウドファンディング手数料:60,000円 合計:614,800円

リターンについて

応援くださった方にはお礼の想いを革こものに乗せて、栞からお届けさせていただきます。

⌘ 栞からお礼のお手紙 ⌘ ミシン購入後にお作りするペンケース・コインケース・カードケース・小さな鞄 ⌘ オーダーメイドの優先受注 ⌘ 革ものづくりワークショップご招待 など
※ 写真はイメージです

実施スケジュール

⌘ 2019年11月13日 〜 2019年12月24日

・クラウドファンディング挑戦

⌘ 2020年1月

・工業用ミシン、革漉き機(自費)等機器の購入 ・リターン製作・発送 開始

⌘ 2020年2月〜

・リターン製作・発送 ・オーダー受注や作品製作に思う存分取り組める…涙

最後に

ひとつのものを大切に「愛おしむように、つかう心地よさ」を感じてもらいたい。 栞(しおり)はそんな気持ちから生まれた小さなブランドです。 まだまだ小さな栞ですが、思い描いている夢は大きいです。 私は元々福祉のお仕事をしていました。 働くことにしんどさを抱えた方々とともに、 どんな働き方・仕事であれば継続できるのか、一緒に模索しながら、 次の「働く」を見つけるお仕事でした。 けれどこの時同時に感じたのは、 人それぞれの「休む」も同じくらいに大切なのではないか、ということでした。 これは栞の作品を届ける方々を始め、いつか栞で一緒に働いてくれる仲間ができた時にも ずっとずっと大切にしていきたいことです。 冒頭で少しお話した、 栞が提案したい在り方を空間などの形でも表現したい、ということ。 栞ではゆくゆく「働く」と「休む」が一緒になった空間を、何らかの形でつくりたいと考えています。 それは仕事場という形になるかもしれないし、作品をお届けする店舗のような形になるかもしれません。 今はまだ私ひとりで製作をすることで精一杯ですが、 日々積み重ねているオーダーのやりとり、 イベントやギャラリーという空間づくりや人との関わり、 ワークショップなど人と一緒にものづくりをする経験などを通して 今後自身がつくりたい空間の構想を日々練っています。 今回クラウドファンディングでは「工業用ミシンを購入すること」を挑戦していますが、 私の中では、改めて革作家を継続すると決めたこと、 そして自分の中にあった未来への想いを他者に伝えるということ、 同時に3つの挑戦をしている気持ちです。 そんな自分の中にある想いとお願いを、今日は全部そのまま、正直にお話させていただきました。 とても長文になってしまった文章を、最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。 ぜひあなたにご無理のない形で、応援いただければ嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。

■特定商取引法に基づく表記

事業者
中村しおり
運営責任者
中村しおり
住所
ご請求いただけましたら速やかにメールにてお知らせいたします
連絡先(電話番号)
08046463040
メールアドレス
store.shiori@gmail.com
ホームページ
https://storeshiori.theshop.jp/
特典(商品・サービス)の価格
送料・税を含みます。詳細は特典ごとの記載の通り。
申し込み期限
プロジェクトページ上部に目標金額と併記記載の通り。
支払方法・支払時期
・クレジットカード決済(Visa/Master)・クレジットカード決済(JCB)・楽天ペイ・コンビニ/銀行ATMでの支払い(Paidy決済)
・当プロジェクトにて提供する特典(商品・サービス)にお申し込みいただいた時点で与信が行われますが、プロジェクトの募集期限までに目標金額に満たない場合にはプロジェクトは不成立となり、お客様へのご請求は発生致しません。募集期限までに目標金額に達し、取引成立となった場合にのみ、募集期限の 到来をもって決済が行われます。
・クレジットカード決済、楽天ペイの場合、お申し込みの時点で与信枠を確保し、お申し込み月の末日またはその翌営業日に決済が行われます。
・デビットカードやプリペイド式クレジットカードのご利用はお勧めしておりません。デビットカードを利用された場合は、特典(商品・サービス)にお申し込みいただいた時点で引き落としが行われますので、ご注意ください。プロジェクトが不成立となった場合には後日、提携金融機関を通じて返金が行われます。また、プリペイド式クレジットカードについては、与信と支払の実行について、通常のクレジットカードとは異なるタイミングで行われることがありますので、各カード会社のガイドラインにてご確認ください。
・コンビニ/銀行ATMでの支払い(Paidy決済)の場合、プロジェクトの募集期限到来月の翌月27日までに、コンビニまたは銀行でお支払いください。口座振替の場合は27日に引き落しとなります。コンビニ払いの場合最大390円(税込)、銀行振込の場合は振込手数料をお客様にご負担いただきます。口座振替の場合、支払手数料は発生いたしません。

※ただし、開催期間を延長した場合は以下の通りです。
開催の延長はプロジェクトが目標金額に達し取引成立が確定されている場合のみ行われますため、延長前に支援した方は当初予定していた終了日の翌月のお支払いとなります。延長後に支援した方は、延長後の終了日の翌月となります。
引渡時期
募集期限までに目標金額が集まった場合に当プロジェクトは成立し、プロジェクトオーナーは集まった資金を元手に特典(商品・サービス)を支援者に提供する義務を負います。特典(商品・サービス)の引渡時期は、特典(商品・サービス)欄の記載の通りです。
返品・キャンセルについて
お申込みをキャンセルする場合には、申込期限の2営業日前の日の午後6時までに、その旨をきびだんご事務局( cs@kibidango.com )までメールでご連絡ください。
※ただし、キャンセルのお申し出があった時点において、当該商品またはサービスにつき目標数量以上のお申込みの意思表示がされており、かつ、当該キャンセルを認めると目標数量を下回ることとなる場合はキャンセルすることはできません。
(詳細はユーザー規約をご覧ください)
※ただし、開催期間を延長した場合は以下の通りです。 延長前の終了日までに支援した方は、当初設定されていた終了日の2営業日前の日の午後6時までに、その旨をきびだんご事務局( cs@kibidango.com )までメールでご連絡ください。また当初終了日~2営業日前までの間の支援分はキャンセルができませんのでご了承ください。