日本ワインのオンライン・メイカーズワインテイスティング会(91経済学部のつどい)
日本ワインのオンライン・メイカーズワインテイスティング会(91経済学部のつどい)
by 91経済学部のつどい
フード
この度、日本ワインの栽培家・醸造家の本多孝様をゲストにお招きし、同氏の造るワインをオンラインミーティングの形でワインテイスティングをしながら色々なお話を直接お伺いするイベントを開催したいと思っています。
本多様はご出身は他大学(筑波大)ですが、我々と同じ1991年卒で銀行員として社会人になった後に「M&Aバンカー」から脱サラされ、アントレプレナーとして新潟でワイナリーを起業され、ぶどう栽培・ワイン造りに取り組んでおられるという、非常に興味深い人生を歩まれています。
「91経済学部新年会日本ワインを楽しむ夕べ」イベントについて
日時:2021年1月23日(土)19:30~21:30
第一部 『91経済学部新年会 日本ワインを楽しむ夕べ』 19:30~20:40
・はじめに(経済学部代表 福島)
・本多様のご紹介(T組 深海ゼミ 松崎)
・本多様より
ーフェルミエワイナリー・新潟ワインコーストについて(起業にまつわるお話も交えながら)
ーオンラインワインテイスティング(今回お送りするワインを実際にテイスティングしながら、それぞれについてのお話を伺います)
第二部 Zoomブレイクアウトセッションを利用した少人数でのフリートークタイム 20:45~21:30
Zoom情報は後日こちらのページの「活動報告」を通じて、お申し込みをいただいた方々にお知らせします。
申込締切:2021年1月5日(火)23:59
フェルミエについて(ワイナリーのホームページより)

フェルミエは日本一の大河 信濃川が注ぐ日本海にほど近い海岸砂丘に位置しています。「海と砂のテロワールが育む新潟の個性溢れるワインを造りたい」と決意し、脱サラして家族とともに東京からこの地に移り2006年にワイン造りを始めました。私は「ワイン」はその土地の自然を現す農産物であるべきと考えますし、「フェルミエワイン」とは、農家製のワイン(フランス語)を意味します。
越前浜の砂質土壌は、ワイン用ぶどうの栽培に適した水捌けが良く、痩せた土壌です。この地でのワイン造りの経験を重ねることで見えてきた一つの方向性は、砂質土壌らしい「エレガントな香りのアタックと長い余韻、繊細で優しい味付きながらも旨味に溢れ目が詰まっている」ワインのスタイルです。

そして、そのようなワインを生み出すプロセスに関して、畑の土壌・生態系に関わる栽培環境へのアプローチや、酵母・微生物の働き等に関わる醸造手法はよりナチュラルな手法を志向するようになりました。
その土地の特徴を表す良いワインは、必ずしも大きな資本のもとで最新鋭の高価な設備を利用して合理的に大量生産することによって生まれるとは限らず、少量でもヴィニュロン(=栽培や醸造を手掛ける造り手)が「その土地に誇りを持ち、自然の営みを尊重して惜しみなくぶどうに愛情を注ぎ、そうしてできるぶどうを信頼する」ことにより生まれると信じています。
フェルミエ
栽培・醸造家
本多 孝

栽培家・醸造家の本多さん
栽培・醸造家 本多 孝 プロフィール

1967年 新潟市に生まれる
1991年 筑波大卒、旧日本興業銀行入行
2005年 みずほ証券退職、カーブドッチ・ワイナリー(新潟市)主宰のワイナリー経営塾で学ぶ
2006年 フェルミエ創業
新潟ワインコースト(ワイナリー「カーブドッチ」サイトより)
海と砂に囲まれた新潟ワインコースト。ここは個性的な5軒のワイナリーが集まる今もっとも新しいワイン産地です。新潟市街地の南西部、車で30分ほどの日本海に広がる海岸地帯に位置し、この海の砂のような特異な土壌から素晴らしいワインが次々に産み出されています。
この地最初のワイナリーであるカーブドッチが、ぶどうを植えワイナリーを創設したのが1992年。「国産生ぶどう100%、かつ欧州系のワイン専用種100%のワインを造る」という当時では考えられなかった目標を掲げ、更にワイン未開のこの地を世界に誇るワイン産地とするという大きな挑戦を秘めたスタートでした。
転機となったのは2005年。後にこの地の適性品種と断じる「アルバリーニョ」を植えた年です。そしてカーブドッチの目標に賛同し、フェルミエの本多孝氏がカーブドッチに修行に来たのもこの年でした。その後2006年に2軒目のワイナリーであるフェルミエがオープン。2009年にドメーヌ・ショオがオープンし、現在ではこの土地に惹かれて集まったワイナリーは5軒にもなりました。
新潟ワインコーストには海の砂のような特徴ある土壌とワイン造りに適した環境があります。そして小規模な個性あるワイナリーが集い、それぞれがアルバリーニョと同じく可能性を秘めた様々な品種栽培にチャレンジしています。まさに現在の日本ワインの熱い息吹を感じる地であり、確実に産地形成が進みつつあると言えます。

新潟ワインコーストのワイナリーとぶどう畑。フェルミエも一番上に見えます
今回テイスティングに供されるワインについて
白:シャルドネ

日本でただ一人のマスター・オブ・ワイン(MW)ホルダーである山仁代表の大橋MW(慶大商学部卒)の「ワイン・インフォ」でも「椎茸と合うワイン」として紹介されています。
ビデオより「マロラクティック発酵を100%行っており、マロラクティック発酵のニュアンスが、日本のシャルドネとして傑出レベルに上手に出ている。マロラクティック発酵のバクテリアがダイアセチルという成分を作り、一般的にはこれを溶かしバターやバタリーフレーヴァとよぶ。大橋MWは、フランスのシャブリにある、このバタリーなニュアンスをこよなく愛しており、このワインではその要素が非常によく表現されている。シャルドネという品種のベースの上にあって、このバタリーフレーヴァが椎茸をバターソテーしたバターと高い相乗効果がある。味わいの中に奥ゆかしさがあり、椎茸という素材の旨味を受け止められる。」テイスティング後の感想「果実香は熟した梨様でさわやかな印象。新樽は使っていないが、樽由来のヴァニラの香織を追いかける様にバタリー・フレーヴァが影に潜んでいる。」
赤:夕陽 新潟カベルネ・メルロー

越後平野を流れる日本一の大河信濃川流域で育まれた新潟産のカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローから醸すフレンチオーク樽で熟成させた赤ワイン。ベリーのような赤系果実の優しい香りと味わいのミディアムボディ。
エチケット原画「夕陽」貼絵画家 深町めいしゅう
スパークリング:ペットナット(ナチュラルな作りのペティアン)

写真は同じフェルミエのペティアン「ピエ・ド・キューブ ペティアン2019」ですが、今回供されるのはリリース前の限定商品となります
ペティアンというのはシャンパーニュに代表される一般的なスパークリングワインのような二次発酵を行わず、最初のアルコール発酵を、途中から瓶内で行う製法。発酵途中の残糖のあるワインをボトリングし、瓶内で完全発酵させます。出来上がったスパークリングワインの酵母の澱(おり)は取り除かず、味わいを調整するドサージュと呼ばれる糖分を補うプロセスも行わないため、最もナチュラルなスパークリングワインだと言われています。
今回の「ペットナット」はリリース前に先行してお届けする、限定商品となっているとのこと。詳しいお話は、イベントの時に本多さんから直接お伺いできるかと思います!
特典と申込方法について
1) 泡+赤セット:8,700円(税・送料込)
2) 泡+白セット:9,700円(同上)
3) 白+赤セット:11,000円(同上)
4) 三本セット:13,500円(同上)
お届け予定:2021年1月20日頃
ページ右側の「特典としての商品・サービス」からご希望の商品を選んでいただき、氏名・送付先名等の入力後、決済方法を選択(クレジットカード等お好みの決済方法をお選びください)
なお、今回の企画の最少催行人員は10名とさせていただきます。申込締切段階で10名に達した場合は取引成立となりますが、万一10名に満たない場合は、購入申し込みは自動的にキャンセルとなります。
フェルミエさんに特別にご協力いただいたプライベートなイベントですので、取引成立後のキャンセルはお受けできません。ご了承ください。また、申し訳ございませんが、海外発送は今回承ることができません。ご了承ください。
イベント開催にあたって(Kibidangoとフェルミエ・本多さま)
今回このイベント開催に際して、勝手ながら私(91経済学部T組、深海ゼミ 松崎)の運営するサービス「Kibidango」の仕組みを使ってクラウドファンディングの形で皆様に参加をしていただく形を取っています。
オンラインイベントに際して、最低でも10人の参加者が集まれば開催したいと考えています。クラウドファンディングは「ある期間内に、一定の目標額が集まれば初めて実現する」という性質があるので今回のイベントにぴったりだと考えました。
本多さんとは、たまたま前述の松崎が最初に就職した日本興業銀行(現・みずほフィナンシャルグループ)の同期入行としてのご縁をいただきました。その後、お互いに違う道を歩むことになりましたが、そのご縁がまた交わったのが2013年のことでした。
当時、まだワイナリーをオープンして7年目だった本多さんが新たに挑戦したピノ・ノワールのぶどうを使ったワイン造りを支援するプロジェクトをKibidangoにて開催させていただきました。
2013年に行われたピノ・ノワールの苗植えイベントの時の写真
実はこのプロジェクトがKibidangoの第1号プロジェクトでした。当時まだ影も形もなかったKibidango自体もこの第1号プロジェクトから文字通り生まれました。
今回、このようなイベントを皆様と一緒に開催できることを心から嬉しく思っています。
ぜひ、皆様と一緒に美味しいワインを片手に、本多さんのお話を楽しむことができればと思います。
よろしくお願いします!
■特定商取引法に基づく表記
- 事業者
- 91経済学部のつどい事務局
- 運営責任者
- 松崎良太(ワインの販売・発送はフェルミエワイナリーが行います)
- 住所
- ご請求いただけましたら速やかにメールにてお知らせいたします
- 連絡先(電話番号)
- メールにてお知らせいたします
- メールアドレス
- matsuzaki@kibidango.com
- 特典(商品・サービス)の価格
- 送料・税を含みます。詳細は特典ごとの記載の通り。
- 申し込み期限
- プロジェクトページ上部に目標金額と併記記載の通り。
- 支払方法・支払時期
-
・クレジットカード決済(Visa/Master)・クレジットカード決済(JCB)・楽天ペイ・コンビニ/銀行ATMでの支払い(Paidy決済)
・当プロジェクトにて提供する特典(商品・サービス)にお申し込みいただいた時点で与信が行われますが、プロジェクトの募集期限までに目標金額に満たない場合にはプロジェクトは不成立となり、お客様へのご請求は発生致しません。募集期限までに目標金額に達し、取引成立となった場合にのみ、募集期限の 到来をもって決済が行われます。
・クレジットカード決済、楽天ペイの場合、お申し込みの時点で与信枠を確保し、お申し込み月の末日またはその翌営業日に決済が行われます。
・デビットカードやプリペイド式クレジットカードのご利用はお勧めしておりません。デビットカードを利用された場合は、特典(商品・サービス)にお申し込みいただいた時点で引き落としが行われますので、ご注意ください。プロジェクトが不成立となった場合には後日、提携金融機関を通じて返金が行われます。また、プリペイド式クレジットカードについては、与信と支払の実行について、通常のクレジットカードとは異なるタイミングで行われることがありますので、各カード会社のガイドラインにてご確認ください。
・コンビニ/銀行ATMでの支払い(Paidy決済)の場合、プロジェクトの募集期限到来月の翌月27日までに、コンビニまたは銀行でお支払いください。口座振替の場合は27日に引き落しとなります。コンビニ払いの場合最大390円(税込)、銀行振込の場合は振込手数料をお客様にご負担いただきます。口座振替の場合、支払手数料は発生いたしません。
※ただし、開催期間を延長した場合は以下の通りです。
開催の延長はプロジェクトが目標金額に達し取引成立が確定されている場合のみ行われますため、延長前に支援した方は当初予定していた終了日の翌月のお支払いとなります。延長後に支援した方は、延長後の終了日の翌月となります。 - 引渡時期
- 募集期限までに目標金額が集まった場合に当プロジェクトは成立し、プロジェクトオーナーは集まった資金を元手に特典(商品・サービス)を支援者に提供する義務を負います。特典(商品・サービス)の引渡時期は、特典(商品・サービス)欄の記載の通りです。
- 特典変更について
- 特典の変更受付は申込期限の2営業日前の午後6時までとなり、特典内容の金額をアップグレードする場合のみ変更を承ることが可能です。
変更希望の特典をご支援のうえ、キャンセル希望の特典内容をきびだんご事務局( cs@kibidango.com )までメールでご連絡ください。
※ただし開催期間が延長された場合は、支援された当時に設定されていた終了日の2営業日前の午後6時までとなります。 - キャンセルについて
- ご支援お申込み後のお客様都合によるキャンセルはお受けしておりません。特典に関するお問い合わせはプロジェクトオーナーまでお願いいたします。
※プロジェクトが目標に達成しない場合、プロジェクト終了後に自動的にご支援はキャンセルとなります。