GEAR MISSION｜タフで無骨な【小型アウトドアファン】を開発します。

こんにちは。 皆さん今回は前回に引き続き、開発承認時の内容をご紹介しようと思います。

今回のPart.2は提案した製品自体の紹介になります。

イメージボードとは、製品を提案する際にその製品などが持つ空気感やデザインなどをするにあたって想起した元のイメージなどを集めたものになります。こういったものを紹介する事で、見る側の人たちへ少しでもどんな思いやイメージで製品を作っているのかを伝えるものになります。

今回はコンセプトにおいて デザインと機能面において２つの軸のコンセプトを置くことにしました。 デザイン面に関しては、元々GEAR MISSIONが「タフで無骨な」イメージというものがあるので、あくまでそれを踏襲しつつ、サイズ感として少し小型家電のような要素も入るので「ガジェット感」を感じれるようなものに出来ればと思いました。 また機能面に関しては、“扇風機”というイメージより“アウトドアアイテム”の方をより意識して、機能面と収納性を考えたいと思いました。

そういったイメージやコンセプトを元に、今回はボックス型の小型扇風機を提案しました。 デザインは上の画像になります。 ボックス型の本体の中央部が送風部になっており、その部分が首振りをします。 また本体の周囲には金属製のガードが回っており、下の部分は脚として機能し、上半分はスイッチなどを守るガードとなっています。そのスイッチ自体も１つだけにしてあり、簡単な操作になるように心がけました。

スイッチは１つだけで、ツマミを回転させることで、on/offの切り替えができます。 また、風量調整なども弱・中・強という決められた風量ではなく、あたかもスピーカーの音量を調整するかのようにシームレスに風量が変化するようなスイッチを設けるようにしました。 また、スイッチは押し込むと首振りのon/offスイッチにもなっております。

使い勝手としては、様々なシーンで使ってもらえるように考えました。 地面や机に置いて使うのはもちろん、ランプスタンドなどに引っかけての使用や、三脚に取り付けて使用してもらうなどいろんなシーンで使ってもらえるように考えてます。

とざっくりと説明しましたが、こんな感じの提案をして 開発承認を取ることが出来ました。 この後に様々な問題なども見つかり変更点などがありました。 最新のものは実は先日の「FIELD STYLE」にお越しいただいたお客様にはご覧になっていただきました。 とても良い反応が多く嬉しい限りでした。 引き続き、どのようになっていっていくのか？ 活動報告にてお知らせしていきたいと思います。